Graduate School of Information Networking for Innovation and Design 情報連携学研究科 赤羽台キャンパス

デジタル技術と社会を「つなぐ」好循環で、
理想を現実に

目覚ましい発展を続ける情報通信技術とDXにより、現代社会は大きく変わりつづけています。変化の対象範囲は、生活の営みに直結するインフラ、産業や経済をはじめとする社会システムなど、世界の根幹に及ぶといっても過言ではありません。

未来社会は現在思い描く形をはるかに超えたものになるでしょう。技術と社会システムを「つなぐ」ことで好循環を生み出すDXには、理想世界を現実のものにする新たな可能性が宿ります。本研究科で最先端の情報通信技術を身に着ければ、DXのプロフェッショナルへの道が広がるはずです。

専攻

About

DXが進む現代社会でICTを駆使し、
あらゆる分野の発展の一翼を担う

情報連携学研究科では、ビジネス、シビルシステム、エンジニアリング、デザイン分野へICT(情報通信技術)を応用するための高度な教育・研究を推進しています。DXが進みつつある現代社会で、ICTを活用してあらゆる分野に貢献し、社会発展の基盤となる専門人材を養成します。

教育の目的

教育研究上の目的
【博士前期課程】
  1. 学部の新卒者のみならず、既にある程度の専門性を取得して実社会で活躍する社会人に対しても門戸を広く開き、社会人の再教育機関としての役割も備える新しい教育機会を整備する。現在の社会において最も革新の速度が速い情報技術の分野に対応するために、8つの情報技術の基礎ディシプリン(①ビジネス・インキュベーション、②データ・サイエンス、③インフラ・サービス、④クオリティ・オブ・ライフ、⑤コンピュータ・アーキテクチャー、⑥コンピュータ・ネットワーク、⑦デジタル・デザイン、⑧ユーザ・エクスペリエンス・デザイン)に関わる最先端の研究開発を行う研究者の養成とともに、それらディシプリンの連携を図る情報連携学の実践を行い、社会にイノベーションをもたらす専門的職業人を養成する。
  2. 連携に必要な能力(コミュニケーション能力、他者の意欲や能力を引き出すための対人関係構築能力、自他双方が利益を得ることができる連携を構想する能力)の一層の養成を図る。前出の8つの情報技術の基礎ディシプリンにおける最先端の知識を習得させるとともに、チームティーチングの手法を用いてこれらディシプリンを連携させる情報連携の方法論を経験、習得させ、実社会でのイノベーション力を強化する。そして、このイノベーション力の強化に必要な論理的な思考のみならず、粘り強く何度でも挑戦し続ける気概を身に付けさせる。
【博士後期課程】
  1. 情報通信技術、あるいはその応用先の分野についての基盤的な知識を持ちながらも、それに留まらず、関連する多くの分野の知を総合することによって現代社会において次々に生じる課題に深く取組み、解決策を学術的な見地から示していく人材を養成する。加えて、情報連携学を新たな融合学術領域として発展させ、学術的に確立することに貢献する人材を養成する。
  2. さまざまな分野への情報通信技術の応用にあたって生じる学術的な課題を自ら見いだし、それに対して、狭い専門領域に留まることなく、さまざまな専門領域の知見や研究手法を連携的に応用し、問題の解析と解決を行う能力を習得させる。とりわけ、独立した研究者として、このような領域横断的な研究を独自に開拓し、学術的な知見を通じて社会へ貢献していく能力が重要である。