Faculty of Letters 文学部 白山キャンパス

時代や国境を越えた、
人と向き合う文学の旅

私たちを待ち受ける未来は全くもって予測困難だといわれています。先行き不透明な現代に求められるのは、物事の価値を正しく見出し理解する力です。また、人工知能の急速な発達は、人間が考えるべきものごとは何かという命題を私たちに突きつけています。

本学部が貫いてきたのは、人と社会の本質を探究すること。社会とは、人とは、私とは。簡単に答えが出ない疑問をじっくりと思念し、豊かな人生を過ごすための基礎となる「読む力・書く力・考える力」を養いましょう。汎用性の高い学びは、どんな時代のどんな場所でも大きな支えになるはずです。

philosophy

文学部で
「哲学すること」を学ぶ

東洋大学では、先入観や偏見に捉われず物事の本質に迫り、自分の問題として考え、他者のために考える姿勢を身に着けることを大切にしています。歩みを止めず、ともに考え続ける本学の学生にクローズアップし、「『哲学すること』とはどういうことなのか」を紐解きます。

About

「読む力」「書く力」「考える力」を礎に
人間と社会の本質を探究する

120年以上の歴史を有する文学部では、時代や国境を越えた人間と社会の本質を探究してきました。そのために必要な「読む力」「書く力」「考える力」を、少人数の演習(ゼミナール)などのきめ細かな教育を通して育成しています。深い専門性、広い教養を活用して、主体的にこれからの時代を切り開く人材を育てます。

教育の目的・ポリシー

教育研究上の目的
1.人材の養成に関する目的
「ものの見方・考え方」についての基礎的な力と応用する力を教授して、自ら自己の思想・精神を練磨し、権威・権力にとらわれず、「独立自活」と「知徳兼全」とを実現した、社会にとって有為の人材を養成することを目的とする。
2.学生に修得させるべき能力等の教育目標
「読む力・書く力・考える力」の養成を教育目標として掲げ、基盤教育(一般教養科目)・文学部基盤科目・専門科目からなるカリキュラムのもとに、広汎な教養と深い専門知識の涵養をはかる。
3.その他の教育研究上の目的
上記人材養成の目的、学生に修得させるべき能力等の目標の具体的目的としては、日本・日本人を知り、外国語能力にもすぐれたグローバル人財の育成・学生のキャリア就職支援(教職も含む)・考える力を持ち社会を支える力となる人財を育成する等を挙げ得る。
ディプロマ・ポリシー

全学および文学部基盤科目を幅広く履修することを通じて、豊かな教養を身に着け、人格形成の基礎となる学力を養うとともに、哲学・思想・語学・文学文化・歴史等多方面にわたり、高度で緻密な専門的教育研究を通して、広く深い思索力・分析力・表現力・実行力と論理性とを備えた人材の育成を目指す。「演習」等専門科目の主体的履修と、4年間の学修の集大成としての卒業論文作成においてこれが図られ、所定の評価を得たものが学士(Bachelor)と認定される。