法律学科(イブニングコース)

FACULTY OF LAW 法学部 法律学科
(イブニングコース)
白山キャンパス

About

法的知識とリーガルマインドを備え、
論理的な思考から問題解決に導く

法律学科(イブニングコース)が目指すのは、法的知識とリーガルマインド(法的な観点からものごとを論理的に判断し対応できる能力)を備えた人材の養成。社会での経験を活かして法を学ぶ社会人にとっても、これから社会に出るために法を学ぶ学生にとっても、法律学の基本から専門知識まで効率的に学ぶことができるように4年間を通して科目を多数配置しています。そして、幅広い分野の知識を身に着け、思考し、法的問題を解決に導く能力を養います。

法律学科(イブニングコース)の3つの特徴

01 限られた時間で集中的に学べるカリキュラム

 限られた時間で集中的に学べるカリキュラム

社会人をはじめとした多様なライフスタイルの学生のために、週6日、1日2時限の受講で集中的に学べるカリキュラムを用意しています。

02 第一部法律学科の開講科目を履修可能

 第一部法律学科の開講科目を履修可能

第二部法律学科の課程表にない授業科目については、第一部法律学科の開講科目を履修することもでき、科目履修の幅を広げています。

03 希望者には英語をはじめとした語学科目も提供

希望者には英語をはじめとした語学科目も提供

第二部法律学科では、語学の授業は必修ではありませんが、希望する学生は英語のほか、ドイツ語、フランス語、中国語も履修することができます。

# こんなことも法律学科(イブニングコース)の学び

第二部法律学科では、多様な学生のニーズに応えた学びができるよう配慮しています。必修科目を憲法と民法、東洋大学の学祖・井上円了に関する科目の合計3科目10単位に抑えることで、各自の希望する進路に応じた科目履修が可能となっています。また、法律科目に加え、経済・経営系の科目関連科目が開講されているため、社会人学生は仕事上の関心・必要に応じた科目を履修することができます。

こんなことも法律学科(イブニングコース)の学び

教員一覧

法律学科
企業法学科

こんな資格がめざせます

  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
  • 司法書士
  • 弁理士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士
  • 法学検定
  • 知的財産管理技能士(2級・3級)

※上記資格の一部は、卒業・単位修得以外に条件があるものを含みます。詳細は 取得可能資格一覧(PDF: 1ページ)をご確認ください。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

1.人材の養成に関する目的

第2部法律学科(イブニングコース)は、第1部法律学科とともに創設されました。このため、法学部の理念や教育目標のもとで、法治国家を動かすための基本的なツールである法的知識、および、それを実際に使いこなすためのリーガルマインドを習得し、社会で不断に生起する様々な問題について、自らの頭で考え、法でもって解決することのできる能力を有する人材の養成を目的としています。また、グローバル化した社会においては、そうした問題は、国内のみならず国際的にも生じることから、法律問題のグローバル化にも対応できるように、外国語で法律問題に対応できる人材の養成をも目的としています。

その上で、社会人の再教育による法的な知識や思考の高度化をはかるとともに、法曹人や法曹隣接実務家、各種公務員などの他、多様な分野で活躍し得る人材の育成を目的とします。

2.学生に修得させるべき能力等の教育目標

第2部法律学科では、社会人を含む学生の多様なニーズに対応するため、コース制は採用しておらず、必修科目についても法律学を学ぶ上で不可欠な4科目8単位に抑えています。

その上で、学生は、1)グローバル化社会に対応することのできる語学力の習得、2)リーガルマインドを支えるための幅広い教養の涵養、3)法律学の諸領域から各自の問題関心に応じた科目の履修を通じ、法的素養を備えた社会人として、様々な職業につく能力の習得を教育目標と しています。

ディプロマ・ポリシー

本学部で、以下を身に付け、所定の年限・単位数を満たした者には卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. 基本六法を中心とした法律学に関する基礎知識を体系的に修得している。併せて社会人として必須となる基礎的スキルや経済学・経営学分野に関する基礎知識を修得している。
  2. 社会や企業における様々な問題に対して、幅広い教養を基盤とした法的・政治的知識を活用し、その原因や背景について深く考え、問題点を的確に把握した上で、論理的に分析し、表現することができる。
  3. 現代社会が抱える問題に関心を持ち、他者と協働しながら課題解決に向けて主体的に判断・行動し、社会の発展に貢献することができる。
  4. キャリアアップや資格取得を意識して学ぶことで、自らの能力を広い社会的展望の下で省察し、理想とする将来像に向かって自ら取り組んでいくことができる。
  5. あらゆる社会問題に対して、知識や汎用的技能を総合的に活用し、リーガルマインド(法的思考能力)に基づいた公正性と客観性を備えた解決方法を提示できる。
カリキュラム・ポリシー

第2部法律学科のカリキュラムを支える基本方針は以下の通りです。

〔目的〕

  1. 法を学び、リーガルマインドを身につけ、社会において生起する問題を自ら解決できる能力を有するとともに、グローバル化社会に対応すること。
  2. 法を学び、法的知識を身に付けるために、基本六法を始めとした多くの法律を様々な観点から理解すること。

〔科目〕

  1. リーガルマインドの土台基礎を築くための科目を配置すること。〔基盤教育科目〕
  2. リーガルマインドを身に付けるための講義科目を配置すること。〔専門講義系科目〕
  3. 自らと対立する利益・価値観にも謙虚に耳を傾けること、一方に偏らないバランス感覚、公正性と客観性を備えた基準に基づく判断能力を養成するための演習科目を配置すること。〔演習系科目〕
  4. グローバル化社会に対応するため、外国語でコミュニケーションを図ることのできる基礎的な能力を身に付ける科目を配置すること。〔語学科目〕
  5. 実務法律家を目指す社会人にも広く門戸を開放し、学生の学習意欲に応じて自由にカリキュラムを構築することができること。
アドミッション・ポリシー

<学科が求める人物像>

第2部法律学科では、学士課程教育を行うにあたり、次のような学生を受け入れることとします。

  1. 入学後の学習活動に必要な基礎学力としての知識を有していること。(知識、理解、実技)
  2. 高等学校で身につけるべき基本的な知識を持ち、日本語に関する一般的なコミュニケーション力を持っていること。
  3. 物事を論理的に考察する基礎力を有していること。(思考・判断)
  4. 自らの考えを的確に表し、他者に伝えられること。(技能・表現)
  5. 社会科学に関する幅広い知識に関心を持ち、法学・政治学に関する基本的知識を身につけることで、論理的な判断力を修得したいという意欲を持つこと。(関心・意欲)
  6. 積極的に社会と関わり、社会のあり方に深い関心を持っていること。(態度)

<入学までに習得すべき学習等への取り組み>

第2部法律学科に入学する者として、次のように学習等に取り組んでもらうことを求めます。

  1. 高等学校で履修する科目、国語、地理歴史、公民、外国語(英語)などについて、教科書レベルの知識を十分に修得しておくこと。
  2. 目的意識を持って課題等に取り組み、自らの考えを的確に表現できるようになること。
  3. 政治問題、経済問題、社会問題に関する諸問題について知識を深めること。
  4. 社会人として経験した諸問題に対し法的視点から体系的・論理的に整理する意欲を持ち合わせていること。(社会人特別選抜)