About Toyo University 第38回東洋大学 現代学生百人一首× 4年間を振り返る
文部科学省後援 第38回 東洋大学
現代学生百人一首
×
2024年度卒業記念企画
4年間を振り返る 2021年~2024年
時代を映し出す短歌とともに大学4年間を振り返る
東洋大学「現代学生百人一首」は、1987年の本学創立100周年より「百」にちなんだ記念行事のひとつとして開始しました。第38回の今回は、国内外から58,839首の作品が寄せられました。ここで、入選作品100首の中から優れた「秀逸作品」15首を紹介します。
そして、この3月に卒業する4年生の皆さんがどのような大学時代を過ごしたか、「世相を映す鏡」として親しまれる現代学生百人一首の印象的な短歌とともに、振り返っていきましょう。
Pick Up 過去入選者/卒業生の活躍
第33回( 2019年度)入選者の栗田岳さん(文学部日本文学文化学科 2024年3月卒業)が、2025年1月22日に皇居で開かれた「歌会始の儀」(お題「夢」)の入選者10人の一人として選ばれました。
[第33回 現代学生百人一首 入選作品]
カタコトの
「イラッシャイマセ」 くりかえす
アジアの風吹く 朝のコンビニ

写真/共同通信
第38回「 現代学生百人一首」概要
テーマ:「 現代学生のものの見方・生活感覚」を詠みこんだ短歌
応募総数: 58,839首(内、小学生238首)
応募期間: 2024年9月13日(金)~10月9日(水)郵送必着
選考方法: 東洋大学「現代学生百人一首」選考委員会にて選考
【選考委員長】高柳 祐子(東洋大学文学部准教授)
【選考委員】高松 亮太(東洋大学文学部教授)、坂井 修一(歌人/歌誌『かりん』編集人、現代歌人協会副理事長)、中川 佐和子(歌人/歌誌『未来』選者、NHK学園短歌講座専任講師)
※第39回の募集要項については、2025年6月頃に発表の予定です。詳しくは、大学公式Webサイトをご確認ください。
お知らせ
2025年編纂第38回冊子完成
入選作品100首と小学生の部入選作品10首、日本語学校・海外協定校で学ぶ学生の優秀作品2首を収録した編纂冊子が完成しました。秀逸作品には、選考委員による選評が付記されています。本冊子は、東洋大学構内ラックに配架予定です。また希望者には送料のみの負担でお送りしています。

【お問い合わせ先】
東洋大学広報課「現代学生百人一首」冊子希望係 mlkoho@toyo. jp
郵送による冊子お申込みは、Webサイトにてご確認ください。 https://www.toyo.ac.jp/social/issyu/
現代学生百人一首の短歌とともに東洋大学での4年間を振り返る
2021年度 2021.4ー2022.3
世の中の出来事
新型コロナウイルスのワクチン接種が国民全体に広がるが、依然として感染状況は改善されず、前年4月と1月に続き、4月と7月にも政府から緊急事態宣言が発出された。国民の中には長引く行動制限によって自粛疲れといった一面も現れた。夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催。夏季五輪として初めてSDGs への貢献を掲げた。2022年2月には北京冬季オリンピック・パラリンピックも開催され、夏季・冬季ともに日本史上最多のメダル数を獲得した。アメリカのメジャーリーグでは投打の二刀流で歴史的な活躍を見せた大谷翔平選手がMVPに輝くなど、スポーツ界の選手たちの活躍が人々に勇気や感動を与えた。その一方で、2022年2月にロシアがウクライナへ侵攻。世界中に大きな衝撃が走った。

東洋大学の出来事
2021年4月
● ライフデザイン学部、ライフデザイン学研究科の修学キャンパスが赤羽台キャンパスに変更
● 社会学部国際社会学科が開設
● 2020年4月の入学式中止を受け「2021年度新2年生のための入学式」を挙行
6月
● 学校法人東洋大学 SDGs 行動憲章制定、記念シンポジウムをオンラインで開催 A

7月
● 卒業生の大橋悠依選手が東京五輪の競泳200m・400m個人メドレーで金メダルを獲得、日本競泳女子で史上初の2冠を達成
8月
● 卒業生の池田向希選手が東京五輪の陸上20km競歩で銀メダルを獲得
9月
●新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種を実施 B

10月
●「TOYO SDGs Weeks」を初開催し、2ヶ月にわたり、多彩な企画を実施
2022年1月
● 国際交流宿舎「AI -House HUB-4」が完成(2022年度グッドデザイン賞受賞) C
● 卒業生の御嶽海関が大相撲令和4年一月場所で幕内優勝・本学初となる大関に昇進
3月
● 東洋大学公式アプリをリリース

2022年度 2022.4ー2023.3
世の中の出来事
4月に成年年齢が18歳に引き下げられ、146年ぶりに成年の規定が変更となった。7月には安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され命を落とし、事件のきっかけとなった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政界の関係に注目が集まった。コロナ禍を取り巻く環境は、感染症対策と経済活動の両立を図る「ウィズコロナ」の考え方が浸透。対面でのイベント再開も進んだ。11月にはFIFAワールドカップカタール大会が開催。強豪相手に熱戦を繰り広げ、決勝トーナメントへ進出し、ベスト16の成績を残した。また、2023年3月には5 回目となるワールド・ベースボール・クラシックが開催。日本代表は逆転につぐ逆転など手に汗握る劇戦を繰り広げながら、決勝戦でアメリカ代表を破り、優勝の栄光に輝いた。

東洋大学の出来事
2022年4月
●ウクライナの3大学と包括的学術交流協定、学生交換協定を締結
5月
● ウクライナ3大学との協定に基づき、第一陣として6名のウクライナ学生が登校
7月
● ゼレンスキー・ウクライナ大統領によるオンライン講演会を開催 A

8月
●「 第19回U20世界陸上競技選手権大会」に栁田大輝選手、舘野峻輝選手、小川大輝選手が出場
9月
●創立135周年を迎え、発祥の地である麟祥院にて特別企画講座を開講
●文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択
●ウズベキスタンのシルクロード国際観光大学と学術交流協定を締結
10月
● 3年ぶりの対面開催となる大学祭を開催
12月
● 全国大学ラグビーフットボール選手権大会に初出場
2023年1月
● 第31回全日本大学女子サッカー選手権大会で初優勝 B
● 赤羽台キャンパス新校舎「HELSPO HUB-3」が完成 C


2023年度 2023.4ー2024.3
世の中の出来事
5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類感染症」へ移行となった。コロナ禍はひとつの区切りを迎え、街ゆく人のマスク姿が減り、興行で声援が解禁されるなどこれまでの暮らしの姿が戻ってきた。夏は観測開始以降最も平均気温が高くなり、熱中症患者が急増するなど記録的な酷暑に。2024年元日には石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震が発生し、北陸地方に甚大な被害をもたらした。経済活動や学問分野では、ChatGPTなどの生成A Iが急速に普及・発展。社会実装や教育機関での使用の整備等が急がれた。またMLBでは大谷翔平選手が日本人初のメジャー本塁打王に輝き、将棋界では藤井聡太棋士が全タイトル制覇の8冠を成し遂げるなど、さまざまな記録が打ち立てられた。

東洋大学の出来事
2023年4月
● 福祉社会デザイン学部、健康スポーツ科学部、健康スポーツ科学研究科が開設
● HELSPO HUB-3内に赤羽台図書館がオープン
● 生成AI について見解を表明、情報連携学部で生成AIを活用した教育システムを開発・導入
● TOYOスポーツセンター発足、HELSPOアリーナこけら落としイベント開催
● 東洋大学スポーツシンボルマーク導入 A

5月
● メタバース空間を活用したインターンシップ/ 仕事体験企業説明会を初開催
11月
● 地元地域住民の皆様に27年の感謝の意をお伝えするイベント「ありがとう板倉キャンパス」を開催 B

● 卒業生の村上頌樹投手( 阪神タイガース)がプロ野球セ・リーグMVPと新人王の同時受賞
2024年1月
● 第100回箱根駅伝にて総合4位になり、19年連続のシード権を獲得 C
● 能登半島地震に対する支援募金活動を各キャンパスにて実施

2024年度 2024.4ー2025.3
世の中の出来事
7月に20年ぶりとなる新紙幣が発行となった。偽造防止のため、肖像が立体的に動いて見える「3Dホログラム」が世界で初めて採用された。夏に行われたパリオリンピック・パラリンピックでは、前回大会に続いて各競技でメダルラッシュとなり、連日日本中が熱狂した。9月、能登半島地震の被災地を中心とした1000年に1度とも呼ばれる記録的な豪雨が起こり、震災からの復興を進める能登地方に再び甚大な被害をもたらした。また、8月の南海トラフ地震臨時情報の発表による買い占めなどから全国的にお米が不足する「令和の米騒動」が発生。10月の衆院選では政治不信をもたらした与党が惨敗し、所得税における103万円の壁の廃止を掲げた国民民主党が大幅に議席数を増やす大躍進をみせた。

東洋大学の出来事
2024年4月
● 朝霞キャンパス新校舎が完成 A
● 生命科学部、食環境科学部、生命科学研究科、食環境科学研究科の修学キャンパスが朝霞キャンパスに変更
● 生命科学部生物資源学科、食環境科学部フードデータサイエンス学科が開設
● 理工学部生体医工学科・理工学研究科生体医工学専攻が、生命科学部・生命科学研究科に改組し、修学キャンパスが朝霞キャンパスに変更
● 京北幼稚園が「東洋大学附属京北幼稚園」に名称変更
7月
● 水泳部 松下知之選手がパリ五輪の競泳男子400m個人メドレーで銀メダルを獲得
8月
● レスリング部 鏡優翔選手がパリ五輪のレスリング女子76kg 級で日本史上初の金メダルを獲得 B
● 夏季能登半島地震ボランティアを石川県輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町周辺で実施し、110名を超える学生と教職員が参加 C


10月
● 東洋大学発ベンチャーとして2企業を認定
11月
● 朝霞キャンパス大学祭「霞祭」が初開催
● 東京都「大学発スタートアップ創出支援事業」に採択
12月
● 第73回全日本大学サッカー選手権大会で初優勝