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第19回「現代学生百人一首」入選作品

入選おめでとうございます!!

応募総数57,936首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、学校全体で「現代学生百人一首」に取り組まれ、多数の優れた応募作品がある学校に贈呈します「学校特別賞」は下記の5校に決定いたしました。

  • 埼玉県 県立熊谷農業高等学校
  • 長野県 伊那西高等学校
  • 愛知県 光ヶ丘女子高等学校
  • 大阪府 大阪市立南高等学校
  • 大分県 岩田中学校

「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

シャンプーの泡とマイナス思考とをシャワーで全部洗い流して

北海道 北海道札幌旭丘高等学校 3年
鈴木 摩衣子

枝先で夕陽と対峙赤トンボ地球の果てをツンと見つめる

青森県 県立八戸西高等学校 2年
石原 明恵

窓際の特等席がお気に入りのほほん雲は気ままに動く

青森県 県立八戸西高等学校 2年
横山 瞳

群れなして白鳥飛来八戸へおんでやんせえどうぞごゆるりと

青森県 県立八戸東高等学校 1年
尾崎 祥子

この世から消したい言葉ただ一つオタクという名の傷つく言葉

青森県 県立むつ工業高等学校 3年
磯谷 学

花火より照らされている横顔が目に焼きついて忘れられない

岩手県 県立釜石南高等学校 1年
熊谷 華奈

幸せを待つのに少し飽きたからまずは歩いて探してみます

岩手県 県立水沢高等学校 1年
佐藤 知恵

図書館の窓よりトンボ迷い込み草野心平に留まり、また飛ぶ

岩手県 県立水沢高等学校 3年
佐々木 勇翔

黒板の文字を背伸びで消すけれどまだまだ届かぬ憧れの肩

岩手県 県立山田高等学校 3年
五十嵐 遥子

紙の上シナリオを書くこの腕で上手く描けない私の舞台

岩手県 盛岡女子高等学校 1年
田口 千晶

かあちゃんが空の弁当振るときの喜ぶ顔が明日の元気

山形県 県立酒田工業高等学校 2年
須田 康平

祖母が言う戦地に向かう祖父の背を涙こらえて送った日のこと

山形県 県立真室川高等学校 2年
富樫 拓也

忘れない違う自分を見つけた日みんなではじけたマツケンサンバ

山形県 県立山形東高等学校 1年
瀬川 芽衣

注文はおきまりですかの一言におもわずもらしたスマイルください

福島県 県立郡山商業高等学校 1年
三本木 貴洋

ポケットに手を入れながら君を待つ白い吐息と白い雪見て

福島県 県立郡山商業高等学校 1年
渡邉 礼

だらしない高校生には愛ちゃんの「サァ」と一発気合の喝を

福島県 聖光学院高等学校 2年
安齊 政人

父の肩叩いていると淋しさが小さくなった大きな背中

福島県 聖光学院高等学校 3年
田川 義之

三年間剣を交わしたライバルが友となりにし引退試合

茨城県 東洋大学附属牛久高等学校 3年
田村 朋子

父が植え祖父が育てたひまわりが僕にくれるよ強さ明るさ

埼玉県 川越市立川越第一中学校 1年
田口 亮

甘く煮た卵は母の味だから一番最後にゆっくり食べる

埼玉県 県立川越女子高等学校 2年
橋本 麻里

花型のにんじん入りの弁当が昨夜の喧嘩を反省させる

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 1年
代島 千沙都

さかあがりくるりとまわる秋の風鉄棒越しの夕焼けの記憶

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 2年
関口 真衣

証明は定期でもいいと言われたが私はしがない自転車通学

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 2年
平野 茅

朝焼けに輝く雪を踏み分けて牛達と見たあの初日の出

埼玉県 県立熊谷農業高等学校 3年
内山 香

暴れだす牛の鼻環(はなかん)必死でつかむ感覚頼りの胃汁の採取

埼玉県 県立熊谷農業高等学校 3年
福島 麻衣

宿題中首振り動く扇風機私をずっと監視している

埼玉県 県立白岡高等学校 2年
笠原 香織

むせかえる緑のにおいに包まれて将来私は農業に就く

埼玉県 県立杉戸農業高等学校 1年
池澤 咲

車窓から一瞬で去る桜土手私の青春快速列車

埼玉県 県立常盤高等学校 3年
大森 博美

志望大いっそアミダで決めようか右折に左折行き先不明

埼玉県 県立松山女子高等学校 2年
原田 千晶

目の前の夕暮れ残しておきたくて空に掲げた携帯電話

埼玉県 東京成徳大学深谷高等学校 1年
平賀 成美

ドーナッツ穴の体積分だけの僕の空腹埋めてくれよ

千葉県 芝浦工業大学柏中学校 1年
木村 将裕

あの舟は祖父が帰って行く舟と指差す先に精霊流し

千葉県 麗澤中学校 1年
弥吉 瑛莉奈

駐輪場並ぶバイクのサイドミラーそろって映す夏の青空

千葉県 麗澤中学校 3年
袴田 薫

友達は心の傷のバンソーコー心を強くしてくれるんだ

千葉県 和田町立和田中学校 2年
佐久間 涼二

未来というワケのわからぬ存在を私の形に切り抜いていく

千葉県 県立市川東高等学校 3年
武井 怜

赤ちゃんは必死で伝えようとする小さなその手とかわいい喃語(なんご)で

千葉県 県立市川東高等学校 3年
渡邉 由依

冬の夜心が一番あったまるのはストーブよりも「おかえり」の声

千葉県 県立佐原高等学校 2年
臼井 亜沙美

こんなにも明るく晴れた天気でもみんなケータイうつむきかげん

千葉県 県立津田沼高等学校 1年
山崎 純平

病室で流した涙の理由はね痛みじゃなくて母のぬくもり

千葉県 県立津田沼高等学校 2年
高橋 麻未

あの時に優しくすればよかったと祖母の墓前で何度も想う

千葉県 県立松戸六実高等学校 3年
荒井 今日子

最後まで落ちなかったら…と言いかけて黙ってしまった線香花火

千葉県 芝浦工業大学柏高等学校 1年
大野 備美

人生のブランコたまにはバックする大きく前へこぎ出すために

千葉県 芝浦工業大学柏高等学校 1年
田中 結

千葉ロッテ最後の一球捕った時見しらぬオヤジとハイタッチする

千葉県 東京学館総合技術高等学校 2年
祝 大朗

少年の手に握られた白い夏まなざしの先に去り行くナイン

千葉県 和洋国府台女子高等学校 3年
山田 理奈

一〇〇均で「般若心経」衝動買い意外とこれが愛読書となる

千葉県 木更津工業高等専門学校 3年
大須賀 貴文

堂々と奈良の大仏座ってるなんだか俺も自信が出てきた

東京都 大田区立大森第十中学校 3年
鄭 卓

喜・哀・楽仮面の上に描くたび己の顔をうしなう道化師(ピエロ)

東京都 学習院女子中等科 3年
増田 菜穂子

私って何なのかしらと問う鳥に貴方は貴方と言い放つ空

東京都 吉祥女子中学校 2年
甲斐 菜摘

背の高きビルの間に押しやられ小さくなった我が街の空

東京都 十文字中学校 2年
石田 成美

「大丈夫、君は大きくなったよ」と私の背中を押す夕日かげ

東京都 十文字中学校 2年
小河原 万里花

僕はまだ背伸びしただけの子供だとわかっているけど、やりきれないんだ

東京都 頌栄女子学院中学校 3年
小野 聡子

あれこれと祖母の指示語にまようぼくどう祝うのか敬老の日を

東京都 杉並区立杉森中学校 2年
赤羽 立矢

塾帰り満員電車に乗り込めばこっちもやってる無言の戦い

東京都 東京学芸大学附属小金井中学校 3年
中平 茉莉子

このままで良いのかJAPAN公害だ茶色い富士が日に日に揺らぐ

東京都 東大和市立第五中学校 2年
北久 裕大

クールビズおじさんよりか僕達が似合っているし進んでいるよ

東京都 目黒区立第十一中学校 3年
小林 侑希

手さぐりで桜咲くのか散りゆくか微妙な厚さ合否の封筒

東京都 嘉悦女子高等学校 3年
関口 翔子

秋風に麦藁帽子とんでゆく私の心をぽつんとおいて

東京都 十文字高等学校 1年
六笠 麻緒

影法師呆れるくらい大きくて実と虚の差を実感させる

東京都 専修大学附属高等学校 2年
根橋 彩

これという理由はないが脱力感誰かたすけて私をみつけて

東京都 都立井草高等学校 2年
川口 茉里奈

相撲界土俵占拠は外国勢朝青龍などまるで黒船

東京都 明星高等学校 3年
暮地 圭佑

何回も観てはいるのにその度に「火垂るの墓」に涙する母

神奈川県 神奈川大学附属中学校 3年
関根 啓悟

手を引かれ背中にのせられ宙を飛びたたみにぶつかる一本背負い

神奈川県 慶應義塾普通部 1年
村上 皓哉

かぶらない麦わら帽子とじゃれながら十四回目の夏は過ぎゆく

神奈川県 桐蔭学園中等教育学校 2年
中川 竜之介

割りばしがキレイに割れたそんな日はうまく行くぞと微笑む私

神奈川県 平塚市立浜岳中学校 2年
佐藤 友子

芋掘りを家族とやったこの土地に思い出埋めてスーパーが建つ

新潟県 東京学館新潟高等学校 3年
齋藤 慈

大縄が宙に描いた放物線目で追う瞬間君も見えてた

新潟県 東京学館新潟高等学校 3年
瀬倉 恵美

悪夢から戻って掴んだカーテンの感触はどこか絶望に似て

長野県 伊那西高等学校 2年
蔡 喆

肘をつきこくりこくりとする祖母に妹の手が毛布を掛ける

長野県 伊那西高等学校 3年
下澤 静香

無秩序な机の上に突っ伏して消しかすに似た憂鬱散らす

長野県 伊那西高等学校 3年
下平 悠

株買収IT企業の戦略にテレビはいつまで唖然呆然

長野県 上田西高等学校 1年
宮澤 孝裕

合併で町から市へと変わったが周りは変わらず田んぼばっかり

長野県 松本第一高等学校 3年
伊澤 信

迎え火を焚いている頃祖父の目はその赤い空の遠くを見ていた

静岡県 県立御殿場南高等学校 1年
藤井 由佳

母さんがこんどの試合見にいくと僕の背中におもりをのせた

愛知県 安城市立安城西中学校 2年
岩月 秀臣

母さんが娘にもどる墓参りいったい何を話してきたの

愛知県 光ヶ丘女子高等学校 1年
平川 千尋

新潟のおじより届く新米のつやの光に復興の声

愛知県 光ヶ丘女子高等学校 1年
三浦 藍菜

夕立に乾きがにおうアスファルト刈谷市野田町我が故郷なり

 

メールでのお礼は単純ありがとうわたしの気持ちは伝わるかしら

三重県 セントヨゼフ女子学園中学校 3年
角谷 旺美

灰色の空から針が落ちてくるかさを持たない私に向けて

大阪府 大阪市立南高等学校 1年
菅沼 悠

「最近のあなたの日記痛いよね」私を突き刺す友の一言

大阪府 大阪市立南高等学校 1年
福永 結加

気づいたら車掌さんと二人きり試験が終わって気の抜けたぼく

大阪府 清風高等学校 1年
橋本 彰

どうしたらお前のようになれるのか見返りなしの盲導犬よ

大阪府 清風高等学校 2年
北 雄一郎

雪がふり僕の言葉をぬらしてくにじむインクが心にしみる

大阪府 清風高等学校 3年
後藤 武士

英文法習って初めて気が付いたあたしの話仮定法ばかり

大阪府 府立市岡高等学校 3年
森重 亜紗美

諸事情でこんな所に隠れてる私の想いあなたにとどけ

大阪府 府立西浦高等学校 1年
末武 桃枝

パラパラと頭の辞書をめくっても思いつかない君へのことば

兵庫県 神戸市立岩岡中学校 3年
宮永 恵美

組体操五段タワーの三段目俺の体よもっとがんばれ

兵庫県 県立神戸高等学校 2年
浜野 優希

温もりを感じてたとき思い出す独りぼっちの冬のロウソク

兵庫県 県立西宮甲山高等学校 2年
小牧 未歩

「じいちゃんはあの日ヒロシマにおったんよ」祖父在る奇跡悦ぶ八月

兵庫県 県立姫路南高等学校 2年
堀江 由紀乃

飼い猫の名前を毎日忘れては違う名前で呼ぶひいばあちゃん

広島県 県立上下高等学校 2年
藤岡 愛美

「いらない」と捨てる私に拾う祖母続く言葉は「もったいないじゃろ」

広島県 県立福山明王台高等学校 2年
広康 訓子

面接で聞かれたことに答えても全てのことが違う気がする

山口県 県立下関工業高等学校 3年
越智 健仁

黒板のいたずらがきのあいあいがさ消した右手をあなたが見てる

愛媛県 県立新居浜西高等学校 2年
曽我部 愛美

アイスティーカラリとわれる星の音重い目を開けペンを握った

高知県 県立中村高等学校 2年
浜田 功一郎

あなたからそんなにじっと見られるとミートソースのトマトになりそう

長崎県 鹿町町立鹿町中学校 3年
辻 智絵

溶接の荒い火花飛び散って服にかみつき穴があいてる

長崎県 県立長崎工業高等学校 2年
岩永 拓也

バチバチと火花を派手に飛び散らせ愛する鉄を芸術にする

長崎県 県立長崎工業高等学校 2年
森 桂亮

刈られても刈られた分だけまたのびる芝のあおさに力みなぎる

大分県 岩田中学校 3年
鈴木 奏慧

なずなですあつかいにくい子なのですけれどわたしはあいしてるのです

大分県 岩田中学校 2年
福山 なずな

ざわざわと風に揺られるコシヒカリ来週辺りは弁当の中

宮崎県 県立小林高等学校 3年
祭礼田 和樹

父の手は不恰好だが力がある温かさもある守ってくれる

中国 寧波外事学校 3年
程 曉文

小学生の部

目を閉じてアンモナイトにふれてみる静かに広がる太古の時間

北海道 苫小牧市立北星小学校 5年
蓼沼 阿由子

カブトムシおこったおこった角上げてかごの中でもりっぱに見える

千葉県 成東町立大富小学校 5年
長谷川 拓哉

運動会家族に渡すプログラム私の出番は蛍光ペンで

千葉県 成東町立大富小学校 6年
戸村 円香

汗だくでただ下を見る石畳青い尻尾のトカゲ横切る

東京都 町田市立町田第三小学校 4年
岡崎 佑哉

ときょうそうカーブでぬいたライバルをがんばってはなすおおきなステップ

愛知県 東海市立加木屋小学校 4年
久野 成宏

社会科はとくべつ好きな勉強科目頭の中は歴史だらけだ

愛知県 東海市立加木屋小学校 6年
吉本 圭志

大ばあちゃんきょうで100さいおめでとうきねんにうえたはなみずきの木

大阪府 茨木市立春日小学校 1年
小川 美紀

秋がすきうんどう会や遠足にししまいおみこしまつりだわっしょい

和歌山県 田辺市立田辺第二小学校 2年
硲 ミヒャエル

PKは何回してもドキドキだ決ってほしい神様たのむ

長崎県 雲仙市立小浜小学校 6年
津田 俊樹

この感じタイタン落ちる恐怖感強風吹きあれ今風になる

長崎県 雲仙市立千々石第一小学校 6年
林田 昇起

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※本年度(第24回)の小冊子は2月中の発行予定です。何とぞご了承ください。

(1冊 140円、2~3冊 240円、4~6冊 390円、7~12冊 580円)
〒112-8606
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