本学は、株式会社ツムラが取り組む「#OneMoreChoice」プロジェクトにおいて大学生が生理やPMS(月経前症候群)などの心身の不調を隠れ我慢しない環境づくりを目指して2023年4月からスタートする「Carellege Action」への取り組みに賛同することにしました。
「Carellege」は、CareとCollegeを合わせた造語です。関連サイト:株式会社ツムラ「carellege Action」(https://www.tsumura.co.jp/onemorechoice/carellege/)
この取り組みにおいては、国際学部中村香子教授や所属ゼミ学生等と事務局関係部署が連携し、学生を対象とした研修や、無料で専門的なアドバイスを受けられる健康相談窓口の開設など企画・実施していくことにしています。
- 学生を対象とした研修
心身の不調による「隠れ我慢」をなくすための選択肢を専門家による正しい知識を教わりながらワークショップ形式で考えていくことを想定しています。
- 専門的なアドバイスを受けられる健康相談窓口
保健管理室(医務室)と連携しながら、心身の不調を専門家に気軽に相談できる場所を開設することを想定しています。
本学では、超スマート社会(Society5.0)の到来に向けて、地球レベルの課題解決に貢献するとともに、本学のブランドとなり得る独創的かつ先端的な研究プロジェクトを支援することを目的に「東洋大学重点研究推進プログラム」を創設し、学内公募によって採択された7つのプロジェクトが、それぞれ助成を受けて3年計画で研究活動を推進しています。
そのうち国際共生社会研究センターが研究主体となる『レジリエントな社会に向けたSDGsの包摂的実現に関する研究』(研究期間:2022年4月~2025年3月)には、国際学部中村香子教授が加わり、アフリカ女性の地位の変化に関する人類学のフィールドワークを継続するとともに、日本における月経をめぐる諸課題の解明とその解決についての研究に取り組んでいます。
関連サイト:「東洋大学重点研究推進プログラム」特設サイト
本件に関する問合せ先:総務部広報課