2026年10月14日、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)から次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)の令和9年度採択支援プロジェクト実施大学(新規実施大学を含む87大学・86プロジェクト)が公表されました。
その中で、本学が申請した『AI・VUCA 時代に哲学的省察を通じて人間の安全保障に貢献する次世代研究者育成プロジェクト(事業統括:根建 拓 生命科学部教授・学校法人東洋大学理事)』が採択されました。
本学では、同プログラムにおいて2021年度~2023年度に『人間の安全保障分野における研究成果の社会実装支援プロジェクト』、2024年度~2026年度に『健康と人間の安全保障のための哲学を持つ多様な挑戦的研究者育成プロジェクト』が採択されており、今回で3期連続での採択となりました。
哲学を力に変え、人間の安全保障に貢献する博士人材を育成する。
東洋大学から、社会を支える次世代研究者を世界へ。
創立者 井上円了の掲げた「諸学の基礎は哲学にあり」との建学の精神のもと、「物事の本質を問い続ける姿勢」を教育研究の中核に据えるとともに、近年は、この理念を現代の社会情勢や教育研究環境の中で具体化するため、理系研究教育基盤の強化、国際連携の拡充、分野横断型研究体制の整備を進めてまいりました。

これからの10年において、本学はこれらの基盤を生かし、本学の理念に基づく哲学的省察(研究の意義や影響を多角的に捉え、社会の中での位置づけを自覚的に考える思考と実践)を軸として、AI・VUCA 時代の人間の安全保障に貢献する博士人材を継続的に輩出することを目指し、博士後期課程進学者の質的向上と量的拡大を両立させてまいります。
そして、博士人材がアカデミアのみならず、産業界、公共部門、国際機関、スタートアップなど多様な分野で活躍している姿を目指し、その実現に向けて、社会との接点を重視した実践的な学修機会、アントレプレナーシップ教育、AI・データサイエンスを含むトランスファラブルスキル教育を整備し、研究成果を社会に還元できる博士人材を育成いたします。
▍事業統括:根建 拓 生命科学部教授・学校法人東洋大学理事のメッセージ
このたび、東洋大学のSPRINGプロジェクトが継続採択されました。
SPRINGは、博士後期課程で自らの問いを深く探究し、自由な発想で挑戦的・融合的な研究に取り組む選抜学生を、経済的支援、研究費支援、キャリア形成支援の各面から支えるプログラムです。
本プロジェクトでは、「諸学の基礎は哲学にあり」という本学の建学の精神を生かした哲学的省察を軸に、国内外の研究機関との交流、インターンシップ、AI・データサイエンスの活用力を含むトランスファラブルスキルの育成などを通じて、一人ひとりの研究とキャリアの可能性を広げます。
東洋大学の博士後期課程に進学し、自らの可能性に挑みながら、研究の力で明るい未来を切り拓こうとする皆さんをお待ちしています。