
2025年11月26日(水)~11月28日(金)に、東京ビッグサイト東展示棟5ホールで開催されたWellness Tokyo2025内「ウェルネスフードジャパン2025」に、東洋大学健康スポーツ科学部の加藤 和則 教授が出展しました。
本イベントは、健康食品・機能性食品・サステナブルフード・サプリメントなど健康食品・素材を持つ企業が世界中より出展する日本最大級の展示会で、3日間で2万名を超える来場者が訪れました。
加藤教授が出展した「ハッサクプロジェクト」(ハッサク由来成分を用いた熱中症対策の産官学金連携事業)は、ハッサクの果皮に豊富に含まれる成分「オーラプテン」やその血管保護作用によって熱ストレスへの耐性強化や熱中症予防への効果が期待できるもので、熱中症リスクの低減や未利用資源(果皮)の有効活用に役立つことを目指しています。来場者からは「昨今の酷暑において熱中症は喫緊の課題であり、導入を検討したい」「どこで購入できるのか」といった販売・実用化に関する具体的な問い合わせや、「廃棄される皮を活用する点はSDGsの観点からも素晴らしい」「ブースで配布したハッサク果皮が含まれた飴がとても美味しい」といった感想がありました。
11月26日(水)11:00~11:30には、加藤教授による研究発表セミナーが行われ、血管を熱から守り暑熱に強い身体を作る仕組みや、基礎研究から臨床研究までの展開、熱中症対策につながる産官学連携研究開発の事例ついて講演されました。食品系や製薬系の企業の他、熱中症のリスク管理が求められる建築系の企業の担当者など、多くの来場者に聴講いただきました。
ウェルネスフードジャパン2025
ウェルネスフードジャパン2025 https://wfjapan.com/
◆会期:2025年11月26日(水)~11月28日(金) 3日間
◆場所:東京ビッグサイト 東展示棟東5ホール(東京都江東区有明3丁目11−1)
◆出展概要
小間番号:E5-2-49
出展研究者:健康スポーツ科学部栄養科学科 加藤 和則 教授
セミナータイトル:熱中症対策機能性成分の探索から産官学連携の社会実装への展開
研究者:東洋大学 健康スポーツ科学部 栄養科学科 加藤 和則 教授
https://www.toyo.ac.jp/staff/11098.html
関連リンク
産官学連携推進センター https://www.toyo.ac.jp/research/industry-government/ciit/