東洋大学が申請した「TOYOグローバル産業人材育成プログラム」が、2025年10月14日、文部科学省「留学生就職促進教育プログラム認定制度」において承認を受けました。本制度は、外国人留学生に対する「日本語教育」、「キャリア教育」、「インターンシップ」を一体として提供する質の高い教育プログラムを文部科学省が認定する制度です。就職活動時、当該プログラム修了者が修了証明書(大学発行)を提示することにより、外国人留学生の国内企業等への就職を一層促進することを目的として実施するものです。
■「TOYOグローバル産業人材育成プログラム」について
「TOYOグローバル産業人材育成プログラム」は、「ビジネス日本語教育」「キャリア教育」「インターンシップ」の3つのプログラムから構成されています。入学時から取り組むことで、日本での就職活動に必要な日本語能力のほか、マナーやスキルなどを体系的に身につけることができます。本学の留学生受け入れ数は日本の私立大学で10番目に多く※、今回の認定が、本学で学ぶ多くの留学生のより一層のキャリア形成につながるよう、取り組みを推進します。
※2024年度「度外国人留学生在籍状況調査結果」(日本学生支援機構)より
■東洋大学の留学生就職支援/キャリア形成サポートについて
本学は2017年文部科学省委託事業「留学生就職促進プログラム」の採択を機に「留学生就職支援室」を設置し、留学生のキャリア形成をサポートする環境を整備してきました。支援室では日本語・英語・中国語の3言語で対応していて、ビジネス日本語関連のテキスト等を取りそろえる一方、「やさしい日本語」を用いながら、履歴書の書き方から面接練習まで丁寧にサポートし、日本語がまだ十分でない学生に対しても安心して相談できる体制を整えています。そのほか、留学生向けインターンシップや留学生OB・OGによる相談会、個別面談など、様々な取り組みで留学生のキャリアをサポートしています。