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第1回「現代学生百人一首」入選作品

入選おめでとうございます!!

応募総数2,470首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

希望する学部学校模試のたび書き込みながら手に力こむ

青森県 県立八戸北高等学校 3年
鈴木 庸子

教室の窓から見える木のてっぺん登りつめたら飛んでもいいな

秋田県 県立秋田北高等学校 2年
佐藤 綾子

もんしろ蝶我のまわりを飛び回り春の光景ひとりじめする

秋田県 県立秋田北高等学校 2年
原田 睦子

先生のエッチな心利用して丸もらっちゃおう自動車学校

宮城県 県立松島高等学校 3年
伊藤 知子

夕方に自転車に乗る奥さんにライトをつけてと婦人警官

宮城県 県立松島高等学校 3年
岩永 由紀

裏通り犬を飼えない子が独り風船玉を散歩させてく

宮城県 県立松島高等学校 3年
遠藤 由美

雲の上昼の先生夜会うと酒のにおいし普通の人ね

宮城県 県立松島高等学校 3年
大友 広子

演劇部コンクールへと頑張るぞあいうえおあおかきくけこかこ

宮城県 県立松島高等学校 3年
小幡 ゆきえ

たまに会う君の笑顔が新鮮で不思議なくらいに無色透明

宮城県 県立松島高等学校 3年
福山 亜矢子

大学をやめる決心してみても職も得られぬ東北の町

福島県 いわき明星大学 1年
深谷 典子

大学のランキング表眺めつつ心はすでにキャンパスを行く

栃木県 県立小山西高等学校 1年
新田 その子

ひと目ひと目思い込め編むセーターを手渡す勇気のない片想い

群馬県 県立太田東高等学校 1年
石井 敦子

きれいねと言われるための花よりも自分と似てる雑草が好き

群馬県 県立太田東高等学校 1年
加藤 弥生

夕暮れに庭の柿の実ながめれば懐しきこと今よみがえる

群馬県 県立太田東高等学校 1年
坂田 浩一

あと十分起きていようかあの桑の向こうの家の灯が消えるまで

群馬県 県立太田東高等学校 1年
松崎 純恵

冬の日の冷たく澄んだ風に乗り氷の割れる音も聞こえる

群馬県 県立桐生高等学校 3年
神岡 達也

武蔵野の小高き丘にしたしみつつ夢はぐくめり学び舎の日々

埼玉県 県立和光高等学校 3年
森下 直弘

「別に俺関係ないよ」時として許せなくなる君の口癖

千葉県 県立君津高等学校 1年
大木 敦子

気がつくと君の姿をさがしてる笑顔が似合う君がまぶしい

千葉県 県立成田北高等学校 3年
糸賀 光代

あの頃の思い出だけがあったかいたった一人のクリスマスイブ

千葉県 県立成田北高等学校 3年
清宮 敦子

いつからか増え始めてた幾つもの君の知らない時間の私

千葉県 県立成田北高等学校 3年
芝山 由貴子

電車内仲良さそうなカップルを横目で見ている「共学いいね」

千葉県 和洋国府台女子高等学校 3年
水谷 知世

道徳も情も知らず若者は機械化されるごとく思わる

東京都 都立小山台高等学校〔定時制〕 2年
佐野 ふき

青春のひと日仮装の文化祭駒場に響くロックの調べ

東京都 筑波大学附属駒場高等学校 1年
大坪 孝彰

友達と仲良くやるには軽くなれ決して悩みを打ち明けぬこと

東京都 青山学院大学 3年
島崎 新二郎

失恋はしても友達に戻れたよサークルというやさしい空気

東京都 駒沢大学 3年
小久保 伸一

学びたきに学べざりにしわが父母を心につれて講義受けいる

東京都 東京女子大学 1年
飯田 有子

木枯らしに犬の遠吠え聞こえおり寒さが沁みる冬の真夜中

東京都 日本大学 4年
前原 可実

マイク持ち話す教授を目の端に大教室のアツアツカップル

東京都 法政大学 3年
相生 麻美

夢だけに向かって歩くひたむきな君の心の支えになりたい

東京都 武蔵野音楽大学 3年
市川 由佳

次に逢う約束をするきっかけを言い出せぬまま改札を過ぐ

東京都 早稲田大学 3年
平林 享子

君たちはエリートだと言う校長の言葉空しく予備校入学式

東京都 代々木ゼミナール 
福田 裕子

保育園幼稚園塾エリートの道ととのえど父母の愛なき

東京都 飯田橋牛込職業訓練校 
鈴木 レイ

テスト前できぬ問題聞きまわり職員室の常連となる

神奈川県 県立麻生高等学校 2年
手塚 実菜

マニキュアを乾かす間に万葉集欠けてる何か埋めようとして

神奈川県 県立神奈川外語短期大学 1年
田畑 美保

夏の夜の小船に点る灯りあり流れのままに何処に行くや

山梨県 日本航空学園 3年
西上 幸宏

帰省せる我に尾を振る犬二匹庭には大豆収穫されおり

山梨県 日本航空学園 3年
和久田 清幸

「これからは親孝行をするよ」って何度言ったか分からぬセリフ

新潟県 県立新潟江南高等学校 2年
猪井 貴美子

向きあいて無言のままでいるだけでそれだけでいい逢える嬉しさ

長野県 軽井沢高等学校 3年
重田 ちずる

霧雨にかすむいつもの街並みが異国のようで暫し眺める

静岡県 誠心高等学校 2年
青葉 幸子

長電話はずむ心で終えたとき家族の人が白い目で見る

静岡県 誠心高等学校 2年
稲垣 真佐美

湖の水面輝く夕暮れに己れの心波に託せり

静岡県 誠心高等学校 2年
請井 広美

やわらかな冬日を浴びてわが犬は雨戸を開ける我を見上ぐる

静岡県 誠心高等学校 2年
清水 智子

あの子にはかなわないこと知りつつもあなたへの想いふくらむばかり

静岡県 誠心高等学校 2年
中山 美和子

折鶴を折りし幼きあの頃のわれに会いたくて折紙を買う

富山県 県立南砺福光高等学校 3年
水戸 一代

この風にうまく乗せたら届きそう渡しそこねた一つの手紙

岐阜県 県立岩村高等学校 3年
小林 律公

広大な羅針盤のないこの海でなにを目標に目指せばよいか

岐阜県 県立岩村高等学校 2年
富永 幸作

初孫の顔を眺める母の顔少し悔しいでも可愛いらしい

岐阜県 県立岩村高等学校 2年
荻山 妙子

この坂を海へ向かっておりるときいつもの私に少しさよなら

岐阜県 県立大垣西高等学校 3年
川地 里実

ペダル踏む十三キロの往き帰り日々変わりゆく山なみの色

岐阜県 県立大垣南高等学校 1年
平山 貴士

毎日をテストテストに追いやられこれでよいのか俺の青春

岐阜県 県立加納高等学校 1年
木曾 一道

限りなく続く空間その中にさみしそうなロボットがいた

愛知県 瑞穂高等学校 2年
小川 博子

寒い夜飲んだコーヒーのあたたかさ母の心が伝わってくる

大阪府 府立四条畷高等学校 2年
大沢 晶子

合格を知らせて受話器おきかけてかすかにきこえた母の泣く声

大阪府 府立四条畷高等学校 2年
森本 葉子

ゆったりと読書の秋にひたりたい予習復習全部忘れて

大阪府 府立四条畷高等学校 1年
飯田 泰士

本当の先生よりも眠くない実習生の熱心授業

大阪府 府立四条畷高等学校 1年
金田 恵美子

実習生初の授業に緊張し受ける生徒もまた緊張す

大阪府 府立四条畷高等学校 1年
木下 恵二

好きな鞄リボン靴下コート手袋自由にしていいああ高校生

大阪府 府立四条畷高等学校 1年
浜口 みはる

青春のまっただ中の十五歳やりたいことは何でもしよう

大阪府 府立四条畷高等学校 1年
松原 圭美

朝がきて街がせかせか動きだす人は時計のゼンマイ仕掛け

大阪府 樟蔭高等学校 1年
原 久美子

コスモスのやさしく揺れるその上で夕暮れ時に赤とんぼ舞う

兵庫県 県立香寺高等学校 3年
林 千賀子

想い人目で追いながら好きですと心で思う淡い初恋

兵庫県 県立香寺高等学校 3年
頼末 しのぶ

寒い朝背中を丸め歩く道吐く息白く空に消えゆく

兵庫県 県立香寺高等学校 3年
森下 あや子

テレビみて楽しむ我が身さす言葉「今年だけよ」の母のつぶやき

兵庫県 県立神戸甲北高等学校 3年
大藪 栄子

「ほらみなさい勉強しないからです」と落ちた私を傷つける親

兵庫県 県立神戸甲北高等学校 3年
藤原 ちか子

試験すみ空をあおいで思いきり深呼吸する息白き朝

兵庫県 東洋大学附属姫路高等学校 2年
山下 純一

水槽の金魚の動き静かなり一段と冷える今朝の夜明けは

兵庫県 県立北条高等学校 1年
浅田 陽子

日だまりで紅葉と話す我が祖母は枯れ葉のごとく老いてゆくなり

兵庫県 県立北条高等学校 1年
織田 章代

モチの木に赤い実がなり鵯が実を食べにきて食べかす落とす

兵庫県 県立北条高等学校 1年
黒田 奈緒美

肩たたきふえているのに驚きぬ父の頭にまじる白髪に

兵庫県 県立北条高等学校 1年
高井 恵子

君といてシンデレラになりしクリスマス時計の針が少しうらめし

兵庫県 県立社高等学校 1年
臼井 浩子

木もれ日のやさしきひかりお手玉に遠き昔の祖母を偲ばん

兵庫県 県立社高等学校 1年
藤原 美保

信号機のない町にある紅葉がとても綺麗に見えている秋

岡山県 高梁市立宇治高等学校 2年
丹下 好美

秋の風落ち葉を散らす時も過ぎ風の冷たさ一段と増す

岡山県 高梁市立宇治高等学校 1年
江藤 忍

文法にこだわる我の目を見つつ師は説き給う憶良の心

岡山県 県立津山高等学校 2年
生田 祐子

黒板を写すふりして手紙には「つまんないね」と書いて微笑む

岡山県 県立津山東高等学校 1年
細田 しのぶ

学校やめてみたいと思うけどその先真暗学歴社会

岡山県 県立津山東高等学校 1年
八木 知子

風をきり自転車走らす寒い朝おはようと言う声暖かい

広島県 県立可部高等学校 3年
岡田 法恵

衣がえ白いブラウスさわやかに髪なびかせて女学生ゆく

広島県 県立可部高等学校 3年
堂河内 孝子

我がために内職をする母を見て肩を揉もうかと素直に言えず

広島県 県立可部高等学校 3年
前原 一教

あの頃の笑顔は二度とつくれない隣にいるのにあなたが遠い

広島県 県立可部高等学校 3年
三宅 綾子

もう少し気楽に行こうよ人生はでものんきだね君受験生

広島県 県立賀茂高等学校 3年
彦枝 美保

一人降り一人が乗れる無人駅枯れ葉の頃は廃線となる

広島県 西城商業高等学校 3年
寺元 公水江

遠からずダムになりゆく林檎園に実りし「富士」が香を放ちいき

広島県 県立上下高等学校 1年
寺元 マリ

短歌より演歌の方が好きだから俵万智より細川たかし

広島県 県立福山誠之館高等学校 3年
石井 妙子

どうしても最後のゼロが押せなくてすわりこんでる電話ボックス

広島県 県立福山誠之館高等学校 3年
井上 由香

体育祭みんなが見ている目の前をあなたと肩組む二人三脚

広島県 県立福山誠之館高等学校 3年
松浦 浩子

親の脛かじって過ぎし幾年月今日は背広で会社訪問

広島県 広島工業大学 4年
高田 浩司

人生に初心者マークないものか頬杖ついて高校三年

徳島県 県立池田高等学校 3年
村上 優子

写すだけ聞くだけの授業板につく自ら学ぶ術を失くして

徳島県 県立池田高等学校 1年
川人 紀子

虹色の青春夢みて浪人を越えた私の今は何色

徳島県 徳島大学 2年
湯浅 俊美

やわらかな月の光の照るなかを自転車とばす補習の帰り

高知県 県立安芸高等学校 1年
福留 琴代

いつもよりおしゃれしている某先生恋したかなとちょっと心配

長崎県 県立中五島高等学校 3年
浜辺 郁美

人影の見えぬ夕陽の海辺には砂に埋もれた空(から)のサン・オイル

熊本県 県立水俣高等学校 3年
松田 麻紀子

十七で父に腕相撲ついに勝つ嬉しきあとに残るさみしさ

熊本県 県立水俣高等学校 3年
道口 清孝

臨教審頭を絞って出す知恵にいつもとまどう受験生かな

宮崎県 県立日向高等学校 2年
和田 一博

あの人を見る時だけが輝いて少し不安なあなたの視線

鹿児島県 大口明光学園高等学校 2年
東條 まり子

子供だなあなたはいつもばかにするだけどあなたも人参残す

鹿児島県 大口明光学園高等学校 2年
永井 美千代

世界地図広げてみてた授業中船にゆられた春の教室

鹿児島県 大口明光学園高等学校 2年
原口 美幸

大好きさ君の笑顔と優しさがたやすく言えればいいなと思う

鹿児島県 県立錦江湾高等学校 2年
辻 宜秀

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