Academics & Global 日本での就職を希望する方へ

 

留学生就職促進プログラム

文部科学省平成29年度「留学生就職促進プログラム」に本学の事業計画が採択されました(2017‐2021 文部科学省委託)。全国から多数の大学が申請する中、本学は採択を受けた15機関(コンソーシアム)のうち東日本地区で唯一の私立大学でした。

ビジネス日本語支援プログラム

日本企業が留学生を採用する際に最も重視する技能はビジネス日本語です。
東洋大学では、留学生に対して充実したビジネス日本語教育を提供しています。

日本での就職活動を成功させるために

就職活動について

日本での就職活動は在学中に行われます。海外の企業が卒業後に仕事への知識や経験を積んだ人材を採用する一方、日本の企業は学業や学生生活に取り組んだ姿勢など、学生のポテンシャルを重視して採用します。そのため、以下の(1)を参考に、日本での生活に慣れ、学生生活を充実させましょう。

加えて、多くの企業では、高いレベルでの日本語能力も必要です。具体的には、「日本語能力試験(JLPT)」でN1以上、「BJTビジネス日本語能力テスト」ではJ1~J1+程度を企業から求められています。就職活動がスタートする時期までに日本語能力を向上させ、資格を取得しておきましょう。日本での就職活動の進め方を理解せずに就職活動したことで、思うような結果が出ない学生が多数います。

本学では、「東洋大学留学生就職促進プログラム」に基づき1年次から受講できる「ビジネス日本語講座」や就職・キャリア支援講座などを実施しています。詳細はToyoNet-ACEやToyoNet-Gに掲載しますので、確認してください。

1. 日本での就職活動を成功させるために

  1. 日本文化への理解/日本語(ビジネス日本語)の上達

    日本語を早期に上達させることで学業成績の向上、文化の理解につながります。 【方法】 ゼミやサークル活動などで日本人学生と積極的に交流する。ビジネス日本語講座」や就職支援講座などを受講する。

  2. 「充実した学生生活」を送る

    日本の企業は採用時に「学業への取り組み」はもちろん、サークル活動やアルバイト、ボランティアなどの課外活動も評価しています。目標や目的意識を持って、学生時代に幅広い経験をしてください。

  3. インターンシップ(企業での就業体験)に参加する

    日本の企業に就職する際は「企業文化」を理解することが求められます。
    【方法】「東洋大学留学生就職促進プログラム」などで日本国内の企業のインターンシップ に参加する。

  4. 就職活動の進め方を知る

    日本の就職活動について活動時期や情報収集・採用選考の方法を把握し、具体的な進め方を理解する必要があります (以下(2) 就職活動の流れ参照) 。
    【方法】 学内就職支援講座を受講する。各キャンパスの就職支援窓口を活用する。

  5. 多くの企業の採用試験に応募する

    就職活動がうまくいかない外国人留学生の共通点は「行動量の不足」です。数社受験しただけでやめてしまうのではなく、あきらめずに続けることが大事です。
    【方法】 就職情報サイトを活用する。定期的に各キャンパスの就職支援窓口を活用する。

母国など、日本以外での就職を考えている場合
早い段階でその国ではどのような時期・方法で就職活動を行う必要があるのか調べておきましょう。国によっては日本でのインターンシップ経験が役立つ場合があります。

2.就職活動の流れ

日本での就職活動を成功させるためには事前の準備が大切です。事前の準備には、日本語の資格試験を受けることや、インターンシップへの参加、大学の支援行事への参加などがあります。卒業前年度の3月になると就職活動が本格化します。6月のインターンシップ参加、自己分析などから準備を始めましょう。
日本の就職活動では、3月が企業選びのピークです。企業説明会などに積極的に参加し、なるべく多くの企業にエントリーしましょう。内定がもらえるまで諦めずに就職活動を継続し、分からないことがあれば、すぐに各キャンパスの就職支援担当窓口を活用してください。

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就職活動の流れPDF[386.4KB]

各キャンパスの就職支援担当窓口

留学生向け就職支援体制について

東洋大学では外国人留学生向けの就職支援を積極的に行っています。
外国人留学生の就職についての相談窓口には各キャンパスの就職支援担当がいます。

就職支援団体・就職情報サイト・大学に届いた求人

1. 大学外の就職支援団体

東京外国人雇用サービスセンター

留学生など在日外国人の方に就職の相談や紹介を行っています

TEL:03-5339-8625
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/ 対応言語:英語・中国語

日本学生支援機構(JASSO)

留学生の就職・採用活動に関するさまざまな情報を提供しています。

「外国人留学生のための就活ガイド(日・英・中・韓版)」をダウンロードできます〕
TEL:03-5520-6012
 
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/after_study_j/job/index.html

外国人在留総合インフォメーションセンター(出入国在留管理局)

就労ビザ取得に関しての相談やお知らせをしています

TEL:0570-013904
https://www.moj.go.jp/isa/index.html対応言語:英語・中国語・韓国語等

国際留学生協会〔留学生の就職・採用活動に関するさまざまな情報を提供しています〕

TEL:03-3239-0663 
http://www.ifsa.jp/

2. 就職情報サイト

外国人留学生の採用に関する就職情報を掲載している主なサイトです。企業の採用情報の他にイベント情報、WEB上での模擬試験、自己分析や就職活動の流れといった様々な情報が入手できます。

【就職情報サイト利用登録時に注意すること】

各サイトの利用に際しては、個人情報の登録が必要となります。サイト運営者(第三者)に個人データを提供することになるため、サイト上に掲載されている「個人情報の取扱いに関する注意事項」等を必ず読んだ上で慎重に登録手続きを進めてください。


他にも就職情報サイトは多数あります。複数の就職情報サイトを見比べ、自分の使いやすいサイトを利用しましょう。

3.東洋大学に届いた求人票について

大学に届いた求人票は、学部3年生、大学院博士前期・修士課程1年の3月1日以降にToyoNet-G「学生メニュー」の求人情報照会欄にある「J-NET求人検索」から希望に合った求人を検索・閲覧できます。留学生の採用可否についても調べることができます。 (詳細は、学部3年次・大学院博士前期・修士課程1年次に配布する『就職活動ガイドブック』で確認してください)

日本での就職が内定したら
 (在留資格の変更・進路決定届の提出)

在留資格の変更

企業から採用内定を得たら、在留資格を「留学」から就労関係に変更する手続きをしてください。企業から採用内定を得ても、在留資格を「留学」から「技術・人文知識・国際業務」などの就労可能な資格へ変更できなければ、日本で働くことはできません。在留資格の変更で重視される主なポイントは以下の事項です。企業(内定先)を選ぶ際は、これらのポイントにも注意しましょう。

  • 従事しようとする業務内容が、大学で勉強したことから離れていないこと
  • 日本人が従事する場合の報酬と同額以上の報酬であること
  • 安定性・継続性が認められる企業であること

※ 4月から入社予定の場合、前年の12月から手続きができます。申請の時期は、就職内定を得た企業と相談してください。なお、許可の通知は申請から通常1ヶ月以内に出ますが、実際に出入国在留管理局に行って在留資格を就労関係に書き換えるのは、3月の卒業式終了後(卒業証明書発行後)です。

※ 必要書類等は、現在の在留資格により異なりますので、採用された企業と出入国在留管理局に確認してください。内定先からしか入手できない資料(例:登記事項証明書、直近の決算書の写し等)の提出が求められる場合もありますので、内定先と早めに相談してください。資料が日本語・英語以外の外国語で作成されている場合には、訳文を添付する必要があります。

進路決定届

卒業後の進路(就職・進学・帰国)が決まり次第、各キャンパスの就職担当窓口へ「進路決定届」を必ず提出してください。

在学中から起業活動を行い、卒業後も活動を継続する場合

大学在学中から起業活動を行い、大学卒業後も継続して日本で起業活動を行う留学生に対し、一定の要件を満たすことを前提に最長2年の在留資格が認められます。起業のための準備期間として「特定活動(卒業後起業活動)」の在留資格が付与されますが、変更手続には起業活動における大学からの支援や本学発行の「誓約書」が必要となります。

高度人材ポイント制について

高度人材ポイント制とは

高度人材ポイント制とは、高度外国人材の受入れ促進を図ることを目的とし、出入国在留管理上の優遇措置を与える制度です。高度人材の活動内容を「高度技術活動内容」、「高度専門・技術活動」、「高度経営・管理活動」の3つに分類してポイントを設定し、合計数が一定点数に達した場合、優遇措置が与えられます。詳しくは下記法務省サイトを確認してください。