新しいデザインは、先入観や固定観念を捨てる哲学的アプローチからスタートする

TOYO PERSON

子どもの頃からものづくりが好きで、新しいアイデアを考えたりデザインしたりすることに興味を持っているためプロダクトデザインを学べるコースへ進学しました。日常生活で使う身近なものを考えるのが好きなので、デザインを通じて人々の生活を豊かにすることが目標です。

大学生活で一番印象的だったのは、大学の工房で仲間と一緒に夜まで作業していたこと。課題制作が忙しい時期には、毎日朝から晩まで工房にこもってデザインを考え、制作に取り掛かります。皆が全力で頑張っている時に、励まし合い、協力しながら作品を完成させたことは、大変でありながらも楽しく充実感と達成感でいっぱいになったことを覚えています。

新しいモノのデザインは先入観や固定観念をなくすことから始まるため、哲学の考え方にも通じているように感じます。学科の仲間とデザインについて議論する際にも、哲学することでたどり着いたお互いの考えを尊重し合うことで、自分にはない新しい考え方を知り、そして深め合うことが楽しいと感じられるようになりました。

掲載されている内容は2023年9月現在のものです。