さまざまな魅力のあるサンスクリット語を学ぶ。インドへの研修を経て、さらに興味が深化した

TOYO PERSON

サンスクリット原典を学部生のうちに読んでみたいと思っていたので、サンスクリット語で般若心経を読むことに挑戦しました。サンスクリットは非常に難解な言語で、インドでもごく一部の人しか使っていないと言われています。しかし、サンスクリット語で書かれた文学や哲学書は、現代人が読んでも魅力的な内容です。難しいですが、学ぶ楽しさに満ちているので、これからも勉強を続けます。

またインド文化概論の授業では、インドの結婚観と風習が印象的でした。たとえばインドでは結婚する際に花嫁が多額の金銭を献上する「ダウリ」という慣例があり、ときには金銭をめぐって悲劇的な事態になるなど、自分の住む世界との違いに驚きました。

高校生の頃から目標にしていたインドへ研修に行ったことは、特に印象的な思い出になりました。街のあちこちに牛や野犬がいて、ガンジス川のほとりでは、大勢の人達が声をあげてヒンドゥー教の儀式を行っている。その光景はカルチャーショックそのものでした。日本との文化の違いにも着目しながら、理解を深めていきたいと思います。

掲載されている内容は2023年9月現在のものです。