TGL SILVER認定者(2018年度)インタビュー

TOYO PERSON
東洋大学に入学した当時、どんな目標を持っていましたか? また、現在はそれに近づけていますか?

正直言うと入学当時、これと言った目標はありませんでした。ただ高校生の時、英語は好きで得意科目でしたし自分が4年生になるときには東京オリンピックが開催されるので、英語を身につけたくて漠然と留学してみたいなという気持ちがありました。
しかし受験英語と大学で学ぶ英語は想像以上に違いがあり、留学したいという気持ちは完全に自分の中で消えていました。そんな中1年生の秋学期、学科必修の海外英語実習というものでマレーシアに1カ月間短期留学する機会があったのですが、英語が全く話せずどうしようもない私に現地の先生方・生徒たちは本当に優しくしてくれました。そんな彼らに対して自分の思ったことや感じたことがまったく伝えられず、特に空港でのお別れのときにはただ泣くことしか出来ない自分がとても情けなく感じ語学力を鍛えるために、留学したいという気持ちは強い決意に変わりました。
帰国後はLEAPを履修したりIELTS講座を受講するなど本格的に英語を学習する環境に身を置きました。そしてついにイタリア・ボローニャ大学への交換留学の合格を頂くことができました。交換留学という目標を達成した今、残り半分の大学生活をより充実させ将来へステップアップするためにもう一度目標を見据えることが大事だと思っています。

なぜTGL GOLDの認定を目指していますか?

TGLプログラムは入学してから知り、認定要件の多さにすごく戸惑い「自分には絶対無理だな」と思っていました。
入学時から留学には興味があり、留学フェアやTGLキャンプ、それに付随したイベントに参加し空きコマなどには自分の視野を広げようとシンボジウムを聴講したりしていたので、1年生も終わる頃には自然とBRONZEの要件を満たしていました。この時からTGLプログラムを意識するようになり、2年次の目標としてSILVER認定を目標に掲げていました。
そして今回、努力が実りこのようにTGL SILVERを受賞することができ「よし、大学生活で何か1つ形として残してやろう。どうせなら一番上を目指してやろう」と思いTGL GOLD認定を目標に日々精進しております。よく長期留学が終わった後は燃え尽き症候群になってしまうと聞いていたのでTGL GOLDの認定条件である英語での論文執筆は、帰国後の良いモチベーションになるのではないかなと思っています。

TGL SILVERの認定を目指す上で、一番のハードルは何でしたか? また、そのハードルをどのように乗り越えましたか?

私にとって1番のハードルは英語開講科目の単位取得でした。英語開講科目は海外からの留学生が多く履修しています。彼らは日本人学生と大きく違って、自ら発言するどころか他人の意見までも求めてくるなど、学びに対して非常に積極的です。普段の授業とは比べ物にならないくらい集中力を使わないとついていけません。ひとりで履修していたため助けてくれる友人もおらず、授業中に嫌になってしまってトイレに逃げ込んだりすることもありました(笑)英語で書かなければいけないレポートを語彙不足からまったく書くことができなかったり、テスト問題が全く理解できず単位を落としてしまうこともありましたが、それでも自分が実際に交換留学に行って日本語が全く通じない環境で学ぶことを想像して必死に食らいついてなんとか乗り越えることができました。

TGLプログラムへの積極的な参加は、あなたの大学生活にどのような影響を与えましたか?

一番大きかったことは、「出会い」です。TGLプログラムには異文化交流が好きだったり長期留学を目指しているなど、同じ目標を持った人たちとたくさん出会えます。TGLプログラムに参加している人には初対面の人と話すことが好きな人が多いので、それぞれのバックグラウンドとか夢を語り合ったりして、そういった仲間と話すと毎回自分も負けられないなという気持ちにさせてくれます。挫けそうになった時には励まし合えますし。出会いというと、TGLプログラムに限った話ではなくて、学科にもたくさん面白いやつがいて、ケニアのコーヒー農園に夏休みファームステイしにいったやつ、アフリカにバスケットボール持ってバスケを普及しにいったやつ、ローマで浮かれて財布スられたやつ、ノリで南米縦断しちゃうやつとか…。話聞いただけでワクワクしませんか?そういった人たちと一緒にいると、いい意味でも悪い意味でも本当にいい刺激になります。
そういうわけで出会いというのが僕の大学生活に本当にいい影響を与えてくれてると思います。

TGL SILVERに既に認定された先輩として、在学中の後輩たちや新入生たちに英語でメッセージをお願いします。

All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them.
This is my motto. Whether to make university life profitable for myself or not, It’s up to you.
Thank you for reading my interview.

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掲載されている内容は2019年3月現在のものです。