Academics & Global 日本語・日本文化コース(NEST)
概要
東洋大学では学期毎に習熟度別の日本語・日本文化コースを開講しています。
このコースの目的は交換留学生が専門的な関心やキャンパスライフを最大限に楽しくことができる日本語のレベルになるよう支援することです。
日本語能力検定試験(JLPT)でN1もしくはN2を合格していない学生はこのプログラムを受講することを勧められています。
このプログラムに参加することで、学生は以下のような能力の取得が期待できます。
- 日常生活で必要な日本語が使える
- 最近の出来事や社会問題を日本語で収集・伝達・議論できる
- 専門分野に特化した専門的な用語を用いて学術的な内容の収集・伝達・議論が日本語でできる
レベル・基準
学生は日本語のプレイスメントテストを受検し、その結果に応じて4つのレベルのクラスに分類されます。
ビギナー | 日本語未習者 |
---|---|
レベル1 | 日本語初習者(概ねJLPT N5~N4レベル) |
レベル2 | 日本語初中級者(概ねJLPT N4レベル) |
レベル3 | 日本語中級者(概ねJLPT N3レベル) |
時間割
ほとんどの日本語の授業は1限(9:00~10:30)、2限(10:40~12:10)、3限(13:00~14:30)に開講されています。午後は学生の個々の興味・関心に合わせて専門科目を受講できるようにしています。
授業名・内容
学生は各学期の初めに履修登録をする必要があります。開講科目は以下の通りです。授業の教材と進捗度についてはレベルによって異なります。
Japanese for Beginners Theory (2単位)
Japanese for Beginners Practice (2単位)
Japanese for Beginnersは日本語未習者向けの授業で、日本語の発音方法、ひらがな・カタカナ、初級レベルの基本表現や文法を着実に習得することを目指します。Theory(理解)のクラスでは学生の文法や表現、語彙に対する理解を深めることを目的とし、Practice(活動)ではこれらを実際に使用する能力を培います。この授業の目標は、日本語を全く知らない留学生が本学で学び、日本で生活するための最低限の日本語能力を身につけ、段階的に学びを深めていくための基礎を養うことです。
Integrated JapaneseⅠ-Ⅲ Theory (2単位)
Integrated JapaneseⅠ-Ⅲ Practice (2単位)
Integrated Japaneseは日本語の基礎知識を持ち、基礎表現や文法の着実な習得を目指す初級レベルの学習者を対象としています。Theory(理解)のクラスでは学生の持っている日本語の文法や表現、語彙に対する理解を深めることを目的とし、Practice(活動)ではこれらを実際に使用する能力を培います。留学生が本学で学び、日本で生活するための日本語力を養うための基礎を養い、段階的に学びを深めていくことを目的としています。
Japanese ReadingⅠ-Ⅲ (1単位)
集中的に読み書きを学んで、日本語の表現と文の構造を学びます。以前に学んだ表現に基づいた活動に加えて、生徒はより高度なレベルの教材を徐々に進めていきます。
Japanese ListeningⅠ-Ⅲ (1単位)
リスニング力の向上に集中的に取り組みながら、日常の様々な場面で使用される口頭表現を学習します。
Japanese WritingⅠ-Ⅲ (1単位)
単語を使った文章や漢字を使った表現を練習することで、効果的かつ総合的な文章力を養います。
Project WorkⅠ-Ⅲ (1単位)
学生は、図書館での調査やアンケート活動を通して、自分が選んだトピックに関する情報を収集します。次に、情報を分析し、エッセイや口頭での発表をします。学生は、限られた数の新しい表現を学ぶ必要があるかもしれませんが、すでに学習した表現を創造的に使用することに重点を置いています。
Japanese Culture and Society (2単位)
学生は、日本文化を通して日本の生活や社会のさまざまな側面を学びます。ビギナー及びレベルⅠの学生が受講できます。
Introduction to Japanology (2単位)
日本語や日本文化、社会について学び、考えます。レベル2と3の学生が受講できます。