Toyo University NEWS

AI-House HUB-4、HELSPO HUB-3 を加え
赤羽台キャンパスが完成

2023年1月26日、東洋大学赤羽台キャンパスに建設中だった新校舎、「HELSPO HUB-3(ヘルスポハブスリー)」が完成を迎え、竣工式を挙行しました。

HELSPOという名称は、健康スポーツ科学部= Faculty of Health and Sports Sciencesが由来で、健康・スポーツ科学分野でのアジアにおける教育・研究の拠点を目指すという意味が込められています。設計は2017年完成の「INIAD HUB-1」、2021年完成の 「WELLB HUB-2」に続き、隈研吾建築都市設計事務所が担当。アリーナ・食堂棟(地上4階、地下1階建て)、図書館棟(地上6階建て)からなり、2023年4月から「福祉社会デザイン学部(社会福祉学科、子ども支援学科、人間環境デザイン学科)」と「健康スポーツ科学部 (健康スポーツ科学科、栄養科学科)」の2学部5学科がスタートしました。また、社会学部第1部社会福祉学科と社会福祉学研究科が白山キャンパスから赤羽台キャンパスへ移転しました。

2022年1月に赤羽台キャンパス内に完成した「AI-House HUB-4(アイハウスハブフォー)」は、交流と学びを通じ、学生の成長を促す国際交流宿舎です。ここでさまざまな仲間と出会い、異文化や多様性を感じ学ぶ中で、国際感覚豊かな「共生する力」を養ってほしいという願いが込められており、本学の正規学生や交換留学生が生活を共にしています。地上5階建て、食堂、共用キッチン、音楽スタジオ、多目的スタジオ、共用学習室完備で、現在は日本人学生92人、留学生157人が居住。多彩な教育プログラムやイベントも開催され、留学生と国内生が互いに文化や知識を共有しあう機会が提供されています。AI-House HUB-4はその高いデザイン性が評価され、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2022年度 グッドデザイン賞」を受賞しました。

キャンパス内のあらゆるものがデジタル化され、どこからでもリアルタイムで情報を得られる最先端の環境が整う「INIAD HUB-1」、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士資格や幼稚園教諭一種・保育士資格取得に必要な技術を学ぶための施設や、デザインを学び作るための施設が整う「WELLB HUB-2」、健康スポーツや栄養学の理論と実践を連動させた教育に必要なスポーツ施設と実験実習施設が整う「HELSPO HUB-3」、そして「AI-House HUB-4」の完成により、赤羽台キャンパスに建設を予定していた建物の建設工事は完了しました。全ての建物が揃ったことで、赤羽台キャンパスはますます活気に満ちた学びの場となり、学問の幅も一層広がっていきます。

写真:INIAD HUB-1
INIAD HUB-1
WELLB HUB-2
WELLB HUB-2
写真:HELSPO HUB-3
HELSPO HUB-3
写真:AI-House HUB-4
AI-House HUB-4

TOYOスポーツセンター開設記念イベントを開催

写真:スポーツセンター開設記念イベントの様子

2023年4月、スポーツを通した人材育成に取り組むTOYOスポーツセンター(TSC)を開設しました。4月22日、これを記念し、赤羽台キャンパスに新設した体育館(HELSPO HUB-3アリーナ)で『TOYO ATHLETE FORUM』が開催され、約1300名が来場しました。

第1部のトークショーでは本学出身アスリートの大橋悠依さん、萩野公介さん、村田諒太さん、山口凌河さん、桐生祥秀さん(映像出演)、俳優の高橋光臣さんが登場。本学卒業生でボランティア活動を行う「学生団体おりがみ」元代表の杉本昴煕さんには“スポーツをささえる”視点でお話しいただきました。第2部では、プロ卓球選手の森薗政崇選手と本学卓球部の指導による「卓球教室」、羽田ヴィッキーズと本学バスケットボール部による「バスケットボール教室」、山口凌河さんと健康スポーツ科学部教員・東京都障害者スポーツ協会勤務の本学卒業生による「パラスポーツ体験教室」が開催されました。

TOYO SDGs Weeksを開催

写真:パネルディスカッション
東洋大学SDGs推進センター設立記念シンポジウム:
パネルディスカッションの様子

2021年6月に「学校法人東洋大学SDGs行動憲章」を制定し、SDGs活動を多面的に推進する本学では、学内のSDGsムーブメントを醸成し、地球社会の未来のために主体的に行動する人の育成を目指して「TOYO SDGs Weeks」を開催しています。2年目となる今回は2022年10月10日~11月6日の約1カ月にわたり、シンポジウムやコンテスト、講演会、ワークショップなど、SDGsへの理解を深めるプログラムを集中的に実施しました。

10月13日には映画『桜色の風が咲く』特別先行上映会を、製作総指揮・プロデューサーの結城崇史さん、監督の松本准平さん、俳優の田中偉登さんをお招きして開催。10月22日には「SDGs×カーボンニュートラル─ いま、わたしにできること。─」と題したシンポジウムをオンラインで開催し、教員や有識者による講演に加え、SDGsアンバサダーの在学生や附属高校の生徒が活動を報告しました。

文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択

2022年9月、文部科学省「令和4年度 大学の世界展開力強化事業─インド太平洋地域等との大学間交流形成支援─」に応募した「ビジネス日本語教育を通じた高度日本語人材と多文化共生グローバル人材の育成プログラム」が、難関を乗り越え採択されました。

本事業は国際的に活躍できるグローバル人材の育成と、大学教育のグローバル展開力を強化することを目指し、日本人学生の海外留学と外国人学生の受け入れという国際教育連携の取り組みを5年間支援するものです。本学のプロジェクトは日本語教育を軸に既存の交換留学制度等を活用しながら、海外15の連携大学と双方向の学生交流を行います。

また、自国にいながら世界各国の大学の授業を無料で受講できる「オンライン相互履修プログラム」、本学学生と海外で日本語を学んでいる学生とがオンラインで交流する「国際学生ミーティング」、学生が各国の大使になり国際的な課題を討議する「バーチャル模擬国連」など、多様なプログラムを展開。海外に行くことが難しい学生にも充実した国際教育交流の機会を提供していきます。

DX人材の育成を目指すキャリア支援を開始

東洋大学では、Society5.0に貢献できるDX人材の育成に力を入れています。2023年1月、 ITエンジニア向けの国内最大転職・就職・ 学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社と提携し、学部を問わず、本学の1、2年生がプログラミングを学習できるキャリア支援を開始しました。

対象者は最新の動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全コンテンツを学べ、学習後はスキルを証明することでITエンジニア職専門の就活情報サイト「paiza新卒」で企業からのスカウトが受けられるなど、ワンストップで就職活動まで行うことができます。

また、「東洋大学鉄紺企業」と称し、本学独自の基準で厳選した、学生におすすめできる優良企業を「見える化」しました。今後もさまざまな就職・キャリア支援の拡充に取り組んでいきます。

日本一の快挙!サッカー部女子部門・ボクシング部

2023年1月に「第31回全日本大学女子サッカー選手権大会」の決勝が行われ、サッカー部女子部門が、山梨学院大学に1対0で勝利。初の大学女子サッカー日本一に輝く快挙を成し遂げました。

また、2022年8月に行われた「第76回全日本大学ボクシング王座決定戦」では、関東大学リーグ優勝校の本学ボクシング部が、関西学生リーグ優勝校の大阪商業大学に9対2と圧勝し、3年ぶり2度目の大学日本一の座に就きました。

カップを掲げるサッカー部女子部門メンバー
歓喜に沸き立つサッカー部女子部門
リングの上でボクシング部員集合写真
2度目の大学日本一に輝いたボクシング部