いまから約1年半前まで、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催により、訪日外国人4,000万人達成が射程距離にあると予想していました。しかし、今般のコロナ禍により、2020年の来訪者が約412万人に激減し、オリンピック・パラリンピックが延期されるとは、夢にも思いませんでした。観光は、「平和産業」と言われていますが、今日ほどこれを痛感する日々はありません。
一方、コロナ禍は、Uber Eatsなどのオンラインフード配達サービスや、すかいらーくHDによるガスト、バーミヤン、から好しの3ブランドメニューを一堂に提供できるテイクアウト専門店などのwithコロナに対処した新しいサービス業態を生み出しています。
また、2019年までの訪日外国人数の増加は、日本には有望な観光資源が数多く残っていることを示しています。そして、歴史や文化、自然だけでなく、エンターテインメント、医療，製造業などと融合した新しい観光を次々に創出しています。
そのため、私たちは、知恵を絞りwithコロナ時代を乗り切るアイデアを出し合うと同時に、未活用な観光資源を開拓することで新しい観光ニーズを創造できますし、対応しなければなりません。明るい未来の存在を信じて、前進しましょう。