
FACULTY OF DESIGN FOR WELFARE SOCIETY 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科 赤羽台キャンパス
About
誰もがありのままに暮らせる社会を目指し、
現場で求められる知識と技能を身に付ける
社会福祉学科では、誰もがありのままに共に暮らしていける「共生社会」の実現に向け、支援の現場で求められる知識と技能を学びます。現代社会において、人々が抱える課題は多様で複雑です。さまざまな社会問題をひもときながら、社会福祉が必要とされる場面や背景について理解を深め、解決策を考えていきます。また、政策や制度、福祉ビジネスなども学び、創造力とリーダーシップをもって国内外の幅広い分野に貢献できる人材を育成します。
社会福祉学科の3つの特徴
01 認識科学と設計科学を融合させた社会福祉学

社会福祉学科では、102年の歴史と伝統に支えられ、認識科学と設計科学を融合させた社会福祉学を総合的に学ぶことができます。
02 将来の目標に応じて学びやすいカリキュラム

各学生の将来を見据えた学びのコンパスとして、「福祉制度政策系」「福祉社会開発系」「福祉臨床系」を整えています。
03 各資格取得に向けた科目編成と現場実習

社会福祉系国家資格の受験資格に関連する科目を網羅し、さらに国内外の先駆的、開拓的なフィールドで体験的に学ぶことができる。
# こんなことも社会福祉学科の学び
グローバル社会においては、多かれ少なかれ国際的な出来事が私たち一人ひとりの生活に影響を及ぼします。そのような連続性を意識しながら、生活問題に直面した支援を展開しつつ、支援の仕組みを社会化・普遍化するための方策について考えます。4年間を通じて、社会のための学問である社会福祉学を、身近な地域からグローバルなレベルまで体験的に学びます。

教員一覧
こんな資格がめざせます
- 社会福祉士(国家試験受験資格)※
- 介護福祉士(国家試験受験資格)※
- 精神保健福祉士(国家試験受験資格)※
- 社会調査士
- 社会福祉主事(任用資格)
※入学後に各種国家試験受験資格(社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士)に関する希望を確認します。なお受験資格にかかわる科目の履修定員を超えた希望者があった場合には、入学後の履修・成績状況等による選抜を行います。
※上記資格の一部は、卒業・単位修得以外に条件があるものを含みます。詳細は 取得可能資格一覧(PDF: 1ページ)をご確認ください。
教育の目的・3つのポリシー
- 教育研究上の目的
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1.人材の養成に関する目的
社会福祉学を基礎とし、誰もがその人らしく生活できる共生社会実現に貢献すると共に、国内外の様々な課題に対峙できるグローバルな人材を育成する。そして、加速する少子高齢化、グローバル化など、社会経済の構造変化に対応する政策・制度、支援技術や福祉ビジネス等を研究し、国内外の幅広い分野において活躍し、それぞれの分野において指導的立場を担える人材、および新たな事業やサービスを展開できる知性と行動力を担える人材の養成を目指している。
2.学生に修得させるべき能力等の教育目標
- 個人の尊厳を重視し支援する能力
- 生活問題を発見し、社会化・普遍化する能力
- 社会資源を調整・開発する能力
- 社会福祉の運営に貢献する能力
- 権利を擁護する能力
- グローバル化を推進できる能力
3.その他の教育研究上の目的
福祉社会デザイン学部の他の2学科の教育とも相俟って、自らの専門領域にとどまらず現代社会の諸事象を深く理解し、信念と社会の一員としての自覚をもって行動できる人材を養成する。
- ディプロマ・ポリシー
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社会福祉学科は、地域共生社会実現の観点から、様々な生活問題を解決しコミュニティづくりを主導する福祉系専門職や国内外の多種多様な課題に対峙できる人材を育成するという教育目標のもとに、次の基準を満たす学生に卒業を認定し学位を授与する。
- 知識・理解
相談やケアを必要とする人々の支援、コミュニティづくり、社会資源の調整・開発などの社会福祉学に関する体系的知識を修得している。
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思考・判断
様々な生活問題への鋭敏な感受性と深い洞察力を有し、課題解決に向けた支援の方策を検討することができる。 -
関心・意欲
少子高齢化やグローバル化により複雑化する社会構造の中で、リーダーシップをとる自覚を持ち、課題の解決に積極的に取り組む意欲を有している。 -
態度
ソーシャルワークの根源的思想に基づいて、人権と個人の尊厳を守る倫理観を有し、 自らが立てた課題に向けて努力することができる。 -
技能・表現
多様な社会問題の解決に資する論理的思考力と、グローバル社会で協働していくことのできるコミュニケーション能力を有している。
- 知識・理解
- カリキュラム・ポリシー
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社会福祉学科では、地域共生社会の実現に貢献するという教育目標およびディプロマ・ポリシーに求める学修成果の修得を実現するため、以下の方針でカリキュラム(教育課程)を編成する。
- 社会福祉学、ソーシャルワーク、ケアワークなどの学問領域を主軸に置き、専門性を高めるよう「社会福祉政策系」「福祉社会開発系」「福祉臨床系」といった3つの系(コース)を編成し、基盤教育の履修により、地域共生社会の実現に関連する幅広い知識を修得することができるよう編成する。
- 外国語コミュニケーション能力の習得を目指し、英語については英語習熟度別クラスを編成し英語コミュニケーション能力の養成を目指すだけでなく、アカデミックスキル育成のための英語選択科目を配置し、英語による専門教育を実施する。
- 1年次よりゼミナール科目を配置し、学問分野における基礎的な学習方法を理解させるとともに、2年次には3つの系を設定し、さらには3年次以降では各系において理論的、実践的課題について発展的な学修ができるように科目を配置する。
- 「洞察力」「実践力」といった現場実践能力を高度に修得するよう、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の国家資格の取得や医療福祉へ対応する科目を、学生の興味関心に応じて複数資格の履修も可能となるように配置する。
- 自らの問題意識で物事を解明する力を身につけるために、「卒業論文」の執筆を推奨する。
- アドミッション・ポリシー
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社会福祉学科は、学士課程教育を行うにあたり、次のような学生を受け入れることとする。
- 現代社会が直面する課題の解決に自ら取り組もうとする主体性と学習意欲をもつ学生。
- 人間と社会について深い洞察力を持ち、思考力と表現力に富む学生。
- 人間の成長・発達に深い関心を持ち、すべての人々を包摂する実践を通して地域共生社会の実現に貢献する意欲のある学生。
<入学までに修得すべき学習等への取り組み>
社会福祉の専門性を身につけようと志望する者として、特に次の4点について常に意識的に学習することを求める。
- 社会福祉の専門性は、広範な知識と教養、人間性によって裏打ちされるものであるため、机上の学習だけでなく、社会的活動、文化・芸術活動などにも自主的に取り組むこと。
- 多様な考え方や意見に対して、一定の距離を置くスタンスを身につけるため、論説文などの論理的文章を十分に理解し、自らの考えを論理的に表現できるスキルの習得を目指すこと。
- 現代社会における政治・経済など、地球規模の社会諸事象について、歴史的観点を含めて、関心を持ち、基礎的知識を獲得しておくこと。
- グローバルな支援活動も視野に収めることを踏まえ、外国語や外国文化に興味・関心を持ち、外国語を用いた積極的なコミュニケーション能力の向上に努めること。