経営学・マーケティング専攻

GRADUATE SCHOOL OF business ADMINISTRATION 経営学研究科 経営学・
マーケティング
専攻
白山キャンパス

about

論理的思考力と実践的対応力を磨き、
企業や社会の発展に貢献できる人材へ

本専攻の博士前期課程では、経営学・マーケティングに関する理論や研究手法の修得を目指します。各自が選択した研究テーマに基づき、修士論文を完成させる過程で、論理的思考力と実践的課題への対応能力を磨きます。そして、博士後期課程では、培った理論や研究手法をベースに個々の研究プロセスを進め、新たな知見を創造。独立した研究者としての能力はもちろん、ビジネス分野で活躍し、社会に貢献するための素養を身に着けることもできます。

経営学・マーケティング専攻の3つの特徴

01 企業の課題を複眼的に捉え、解決策を講じる

企業の課題を複眼的に捉え、解決策を講じる

学問的な研究だけではなく、現代企業の諸課題を複眼的に捉え、建設的なソリューションを立案・施行できる高度な専門人材の養成を目指します。

02 経営学とマーケティング、両分野からの指導

経営学とマーケティング、両分野からの指導

経営学およびマーケティングの両分野における専門教員から学ぶことで、学問的基礎だけでなく、現場での応用力が身に着きます。

03 研究の方法論を体得し、ビジネス能力も向上

研究の方法論を体得し、ビジネス能力も向上

各自の研究テーマに即した個別指導によって、研究の方法論を体得。独自の成果を生み出すと共に、実社会で生かせるビジネス能力の向上につなげます。

# こんなことも経営学・マーケティング専攻の学び

経営学領域では、戦略論、組織論、国際経営論、意思決定・行動科学、イノベーション、生産管理、財務論、ベンチャー企業経営、中小企業経営、モノづくり等々、マーケティング領域では、流通論、広告論、ブランド戦略論、消費者行動論、ダイレクト・マーケティング、サービス・マーケティング、グローバル・マーケティング等々、諸分野で豊富な研究実績を有している教授陣が揃っています。

# こんなことも経営学・マーケティング専攻の学び

教員一覧

  • M:博士前期課程・修士課程の研究指導担当教員
  • D:博士後期課程の研究指導担当教員
経営学領域
マーケティング領域

主な研究テーマ

博士前期課程(2022年度修士論文テーマ)
  • コロナ禍に伴う日本での消費行動の変化に関する一考察~RCAフレームワークに即した検証~
  • デジタル時代における脱物質性が消費者に与える影響について
  • クチコミのフォーマットが消費者の心的イメージに与える影響について
  • 中国モバイルゲーム会社のマーケティング戦略に関する一考察-『王者栄耀』の事例を中心に-
  • ECプラットフォームへの信頼性や利用経験が知覚リスクに及ぼす影響に関する実証研究
  • 中国企業のブランド戦略に関する一考察~ファーウェイの事例を中心として~
  • ゲーミフィケーションが継続利用意向に与える影響〜フィットネス・アプリに注目し〜
  • 日本における外国人労働者に関する一考察―外国人経営者を中心に―
  • 知覚品質がネガティブなEクチコミの発信意向に与える影響に関する実証研究
  • LGBT広告が企業ブランドイメージに与える影響に関する実証研究
  • 新興国のIT企業における産学連携に影響を与える要因に関する研究
  • 変革型リーダーシップが従業員の創造性に及ぼす影響に関する研究―権力格差志向をモデレート変数として―
博士前期課程(2021年度修士論文テーマ)
  • テレワーク導入が外国人従業員のジョブ・エンベッデッドネスに与える影響
  • 小売国際化に関する研究 ー埋め込み理論を中心にー
  • 日本のテーマパーク産業の発展と現状に関する考察(テーマパーク経営の失敗と成功を参考に今後のテーマパーク経営のあり方を探る)
  • 地域医療構想の推進から中小病院の施策と整合性を帰結する
  • 半導体製造装置産業における共同特許ネットワークの構造と効果
  • プロアクティブ行動とバーンアウトに関する実証研究
  • マーケティング4.0時代のEC戦略と消費者行動-国際比較を中心として-
博士前期課程(2020年度修士論文テーマ)
  • SNSを通じるラグジュアリーブランドのロゴ変更に対する消費者認知―TIKTOKを用いるバーバリーを例に―
  • フリマアプリ市場における出品者の評判が販売実績に及ぼす影響 商品分類および市場構造の違いを考慮して
  • 日本のゲーム会社の海外進出に関する一考察~ゲーム会社の海外進出活動の実証分析を通じて~
  • 技術多角化がイノベーション·パフォーマンスに与える影響
  • 自動車産業における共同出願分析―電気自動車を中心に―
  • 日本越境ECプラットフォームの中国市場への進出課題と改善案
  • ユーザー生成コンテンツが消費者のブランド態度に与える影響
  • 環境経営の変革に関する研究分析―日本製紙と王子製紙の事例を中心に―

博士後期課程
  • コンテンツ産業の構造と競争優位 ~中国と日本の比較研究を中心に~
  • 環境経営の国際比較研究

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

【博士前期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

グローバル化、サービス経済化、イノベーション創出が重視される変革の時代において、「高度な実践経営学」の理念のもとに、経営学及びマーケティングに関する高度な理論と実践について研究し、その研究成果を活かして、社会の発展に貢献できる高度専門職業人を養成する。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

経営学及びマーケティングに関する高度な理論と専門知識に裏打ちされた研究を通して、論理 的思考力を習得させるとともに、高度な実践能力として、理論を応用し、課題分析や戦略立案などの幅広い手法を習得させることを目的とする。

【博士後期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

グローバル化、サービス経済化、イノベーション創出が重視される変革の時代において、「高度な実践経営学」の理念のもとに、経営学及びマーケティングに関して、卓越した専門理論と実 践能力を兼ね備えた自立した研究者として、国際性と独創性に富んだ人材を養成する。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

経営学及びマーケティングに関する自らの専攻分野において、問題を的確に分析・究明できる ことに加え、社会のあらゆる局面において、専門性を発揮して理論的・実践的な知を創造できる、 卓越した研究能力を習得させることを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

【博士前期課程】

以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位等を満たした者に対して、修得単位及び学位論文の内容に応じて、修士(経営学)又は修士(マーケティング)の学位を授与する。

  1. 経営学及びマーケティングについて、ディシプリンに基づく高度な専門性を身につけている。
  2. 先入観や偏見にとらわれず物事の本質に迫り、論理的・体系的に深く考える能力を有している。
  3. グローバル化・サービス経済化する社会に対応し、経営学及びマーケティングについての理論を応用できる実践力を身につけている。
  4. イノベーション創出が重視される変革の時代において、データや資料に基づき、創造的かつ有用な提案ができる能力を有している。

【博士後期課程】

以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限を満たした者に対して、修得単位及び学位論文の内容に応じて、博士(経営学)又は博士(マーケティング)の学位を授与する。

  1. 社会にとって有益な研究を公正に行うことのできる価値観と、研究を通して社会の発展に寄与する使命感を有している。
  2. 自立した研究者として、データや資料に基づき、問題を的確に分析できることに加え、論理的・体系的に物事の本質に迫る探求心を身につけている。
  3. 社会のあらゆる局面において、経営学及びマーケティングについての卓越した研究能力を活かして、知を創造する実践力を有している。
カリキュラム・ポリシー

【博士前期課程】

1. 教育課程の編成/教育内容・方法

ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。授業科目は、経営学及びマーケティングの専門知識や理論を身につける「特論」と、論理的思考力と実践能力を身につける「演習」から構成される。経営学及びマーケティングにおける基礎分野から応用分野まで多様な科目を配置することにより、理論を応用する実践力の修得を可能とする。研究指導は、主指導教員、副指導教員を中心とし、専攻内の全教員が関わりながら、研究方法の基本から学生の研究テーマに沿った論文執筆まで、きめ細かい指導を行う。

2. 成績の評価

成績については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員及び本専攻所属教員により組織的に評価する。
  3. 学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、審査・評価を行う。

【博士後期課程】

1. 教育課程の編成/教育内容・方法

ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。授業科目は、経営学及びマーケティングにおける高度の専門知識や理論を教授するため、多様な分野に関する「特殊研究」を配置する。研究指導では、主指導教員、副指導教員を中心とし、専攻内の全教員が関わりながら、学生の研究テーマに沿った論文執筆まで、きめ細かな指導を行う。授業科目と研究指導を通じて、高度な研究活動を自立して行ううえで不可欠な独創的かつ卓越した研究能力を養う。

2. 成績の評価

成績については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員及び本専攻所属教員により組織的に評価する。
  3. 学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、審査・評価を行う。
アドミッション・ポリシー

【博士前期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 経営学及びマーケティングの基礎知識並びに調査・研究に必要な能力を有する者
  2. 専門知識を駆使して問題解決に取り組む意欲があり、さらに自己研鑽を怠らず他人の意見を吸収する柔軟性を持った者
  3. 物事への探求心が旺盛で、グローバルかつ地域コミュニティにおいても貢献する意思のある者
  4. 将来、国内外の学界や企業等の経営体で活躍する研究者、教育者、高度専門職業人を目指す者

【博士後期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 経営学及びマーケティングの高度な専門知識並びに調査・研究に必要な能力を有する者
  2. 専門知識を駆使してグローバル化、サービス経済化など、社会における問題解決に取り組む意欲があり、さらに自己研鑽を怠らず他人の意見を吸収する柔軟性を持った者
  3. グローバルな視点に立って、経営学及びマーケティングについて、ディシプリンに基づく高度かつ独創的な研究をさらに進めようとする意思を有している者
  4. 将来、国内外の教育研究機関、企業、各種組織などにおいて指導的な研究者を目指す者