About Toyo University つなぐ・ひろがる・支える 東洋大学の社会貢献活動

つなぐ・ひろがる・支える
東洋大学の社会貢献活動

本学の人的・知的資源を必要としている地域社会・国際社会に支援を届ける1つの方法が、学生によるボランティア活動です。活動を通して得られる経験や人とのつながりは、学びを深めるだけでなく、将来への力にもなります。本特集では、ボランティア活動を含むさまざまな社会貢献活動を紹介します。

東洋大学社会貢献活動のイメージ

ボランティア支援室とは?

東洋大学社会貢献センターは、東洋大学が今後も、地域社会・国際社会との交流や支援を強化していくために、学生のボランティア活動を支援するボランティア支援室を2017年に開室しました。学部・学年を問わず、気軽に利用できるスペースです。
東洋大学ボランティア支援室のミッション
  1. 学生の想いにスタッフが寄り添い、伴走しながら、学生の自発的な社会貢献活動を支援する。
  2. 学生がボランティア活動を通じて、多様な背景をもつ他者や、さまざまな社会課題に触れることによって学びを深める機会をつくり、自ら社会に関わっていくことのできる人材を育成する。
  3. 「哲学」を基盤とする大学として、学生がボランティア活動実践を内省化・言語化することで、複雑化する社会を本質的に見つめるための視座の獲得を支援する。
  4. ボランティアの意義や価値を学生・教職員が共有し、広く地域・社会に発信する。
ボランティア活動の概念図

ボランティア支援室でできること

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1. 情報の閲覧

ボランティアの募集情報が、支援室内の掲示板や閲覧用ファイルで閲覧できるほか、学内向けサイトでも配信しています。

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2. ボランティア関連講座の実施

各種のボランティア活動に参加するために必要な知識や技能をレクチャーする講座を随時実施します。

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3. 交流会の実施

ボランティアサークルや個人でボランティア活動に参加する学生同士の交流会(報告会や情報交換会)を定期的に実施します。

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4. 相談できます

どんな活動をしたらいいのか分からない、ボランティア活動をする上での疑問点などについて、専門スタッフ(ボランティアコーディネーター)に相談ができます。

※曜日・時間が指定されていますので、HPに掲載する窓口時間を参照してください。

学生向けサイトへ
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5. 活動を支援します

ミーティングスペースを提供するほか、ボランティア活動に必要な消耗品(ビブスや軍手など)を貸し出します。

活動
ピックアップ

本学では環境保全や地域おこし、被災地支援など、幅広く社会貢献に取り組んでいます。その中から本年度の主な活動をいくつか紹介します。

地域貢献 ヌーヴェル赤羽台団地祭のステージを盛り上げた学生パフォーマー

赤羽台キャンパスに隣接する「ヌーヴェル赤羽台団地」では、毎年夏に団地祭が開催されています。祭りの出店ブースの設営や運営、イベントの企画運営などにボランティアとして参加しているのが本学の学生たちです。2025年7月26日・27日に開催された「第57回団地祭」でも、本学のダブルダッチサークル「跳舞人」と、ダンスサークル「Tomboys」がステージパフォーマンスを行い、大いに祭りを盛り上げました。

団地祭の様子のイメージ
環境保全 ごみが環境に与える影響を考えながら青木ヶ原樹海の清掃活動に参加

2025年5月18日、認定特定非営利活動法人富士山クラブの協力のもと、学生49名、教職員3名が青木ヶ原樹海の清掃活動を行いました。各グループ内で、燃えるごみを集める人、不燃ごみ(空き缶など)を集める人といった形で役割分担を行い、多くのごみを回収しました。今回の活動で回収したごみの総重量は約70kg。昨年5月に回収したごみの量(約130kg)と比べると、減少傾向にあることが分かりました。

清掃活動の様子のイメージ
防災活動 実際に大学に泊まることで災害時の課題が見えてくる? 宿泊サバイバル体験

ボランティア支援室では、首都直下型地震対策の一環として、学生たちが大学に滞留する必要性が生じた際、どのようなことに留意し、どんな行動を起こすべきかを体験のなかから学ぶ「宿泊サバイバル体験」を毎年実施しています。前回は2025年2月15日に実施し、16名の学生が参加しました。参加者たちは実際に大学に宿泊し、就寝スペースづくり、簡易トイレの設置方法、アレルギーなどに配慮した食事の準備などをインストラクターから学びました。

宿泊サバイバル体験の様子のイメージ
被災地支援 能登半島地震で被災した人たちを歌声で元気づけたい!      

2024年に起こった能登半島地震、能登半島豪雨の被災地支援活動にも、震災から現在まで多くの学生や教職員延べ292名が参加しています。2025年度は「夏季能登半島地震ボランティア」(2025年8月6日~9月14日)を実施。草刈りや泥だし、地域の祭りやイベントの手伝い、仮設住宅住民の方との交流会などを行いました。また今回は本学のアカペラサークル「hum」が複数の会場で歌声を披露。音楽を通じて人々に元気を届ける姿は、支援活動に新たな広がりをもたらしました。

被災地支援活動の様子のイメージ
SDGs関連 企業や店舗とコラボしながらSDGsの課題解決に取り組むTUEP

学生団体TUEP(Toyo University Eco Projects)は2025年6月25日~7月7日、白山キャンパス6号館1階に笹を設置し、パッケージ会社で廃棄となった端材で作った短冊に、願いごとを書いてつるしてもらう「七夕イベント」を開催しました。ほかにもSDGs関連のイベントを企画していて、6月20日には白山キャンパス内のSUBWAYで、プラスチックフリーのエコイベント「SUBWAY夏至ランタン企画」を開催。この日の夜は照明を落とした店内にソーラー充電式のランタンがともされ、ドリンク購入時に「ストローとフタは要りません」と告げるとドリンクが割引になる特典も用意されました。

SDGs関連イベントの様子のイメージ
ボランティア支援室からのメッセージ
日比野勲さんの写真
ボランティア支援室 ボランティアコーディネーター
日比野 勲さん(写真最前右)
皆さんは「ボランティア」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

ボランティア活動は「奉仕活動」とは違います。奉仕活動は誰かに「尽くす」という性格のものですが、ボランティア活動は誰かと「ともに」行う活動です。皆が対等な関係でつながるからこそ、笑顔が生まれたり、その後につながる出会いがあったりします。

また、社会問題に対し「自分ごと」として向き合う経験は、人との結びつきの大切さを感じたり、自己理解につながったりもするのでは?と考えます。

あなたもボランティアの世界へ、飛び込んでみませんか?

東洋大学ボランティア
支援室

Toyo Univ. Volunteer Support
Office

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