About Toyo University NEWS
NEWS 東洋大学の注目情報をピックアップ
NEWS 01
白山・川越キャンパスで大学祭と同日にホームカミングデーを開催
2024年11月2日に川越キャンパス、翌3日に白山キャンパスで2024年度のホームカミングデーを開催しました。川越キャンパスでは、理工学部 山崎宏史教授による講演会をはじめ、各学科の同窓会総会や懐かしい写真展、現役学生によるキャンパスツアーなどの企画があり、卒業生と在学生が親睦を深めました。白山キャンパスでは、今年も白山祭実行委員会とのコラボレーション企画を実施。パリオリンピック・パラリンピックの表彰式と報告会、陸上競技日本男子リレーチームのコーチを務める法学部土江寛裕教授による指導のもと小学生向けのかけっこ教室が行われました。また学食で実施した円了カフェでは、(株)サザコーヒーロースターと共同開発した「井上円了珈琲物語」を同社にご提供いただき、学生スタッフがお配りするなど、温かく美味しいコーヒーを通した在学生との交流が見られました。
『山崎教授講演会「デジタル・グリーン人材を新学部で育成する」―DX・GX時代を切り開いていくために―』
パリオリンピック日本代表の栁田大輝選手と吉津拓歩選手も
参加したかけっこ教室
NEWS 02
ツーリズムEXPOジャパン2024にて国際観光学部が実行委員長賞受賞の快挙を達成
2024年9月26日~29日に東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2024」に国際観光学部が出展し、展示会を盛り上げたブースを来場者投票により選出する「~旅の愛好家が選ぶブースグランプリ~」で実行委員長賞を受賞しました。ツーリズムEXPOジャパンは、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が主催し、今年は世界80ヵ国・地域、1384の企業・団体が出展、総ブース数は1624 に及ぶ世界最大級の観光イベントです。大学の出展ブースによる本賞の受賞は史上初の快挙となります。
国際観光学部は2ブースをフルに使い、11のゼミ・プロジェクトが交代で発表。学生運営スタッフが観光クイズ大会やホスピタリティ溢れる接遇で来場者を楽しませ、「説明が熱心で丁寧」「学生の頑張りが際立っていた」「クイズ大会が面白かった」と評価をいただきました。学生リーダーの江崎颯汰さんは「授業だけでは学べないことをたくさん学ばせていただきました。賞を受賞し、頑張りが形になり、最高の思い出になりました」と語りました。
NEWS 03
多様な価値観を育むプログラムを展開。2024年度TOYO SDGs Weeksを開催
本学ではSDGs 活動を多面的に推進しており、学内のSDGs ムーブメントの醸成と、地域社会の未来のために主体的に行動する人の育成を目指し、毎年10月から11月の約1ヶ月間にSDGs関連イベントを集中的に実施する「TOYO SDGs Weeks」を開催しています。科学、福祉、スポーツ、フェアトレード、自然や地域社会など多様なテーマのプログラムで展開し、2024年10月19日にはスポーツとSDGsをテーマにしたシンポジウムを白山キャンパスで開催。オリンピック・パラリンピックパリ大会レスリング女子76kg 級金メダリストの鏡優翔選手やパラ水泳男子日本代表の田中映伍選手など、本学在籍の選手たちが登壇し講演をしていただきました。その後、荒巻俊也副学長をファシリテーターに、健康スポーツ科学部 齊藤恭平学部長、SDGsアンバサダーの社会学部4 年 竹田遥さんなども交えたパネルディスカッションが行われました。期間中には合計26種類のプログラムが行われ、のべ4,000名以上が参加。多くの学生や一般参加の方々がSDGs への理解をより深めました。
NEWS 04
井上円了が遺した想いを胸に、哲学の四聖に触れる哲学堂祭を開催
2024年11月2日、東京都中野区の蓮華寺本堂にて2024年度哲学堂祭を挙行しました。哲学堂祭とは、哲学の普及を願った本学の創立者である井上円了が残した遺言に基づいて、毎年11月の第一土曜日に一般公開にて行われています。
蓮華寺で行われる墓前祭では、ご住職による読経の中、本学関係者が焼香し、矢口悦子学長が円了の遺した唱念「南無絶対無限尊」を三唱しました。その後、四聖堂に場所を移し、安齋隆理事長からの挨拶、円了の末裔である井上進氏による遺文の朗読があり、再び矢口学長が「南無絶対無限尊」を三唱しました。最後に宇宙館で行われた記念講演では、哲学堂公園の四聖堂に祀られる哲学の四聖( 釈迦、孔子、ソクラテス、カント)から本年度は釈迦を取り上げ、文学部 堀内俊郎教授が「『般若心経』を読み直す―インド・チベットの注釈から― 」をテーマにお話をされました。円了が精神修養の場として創設した哲学堂公園にて、改めて哲学について想いを馳せる時間となりました。
NEWS 05
人気インフルエンサーが登壇。推し活から学問を学ぶシンポジウムを実施
2024年度より東洋大学重点研究推進プログラムとして開始した「責任ある研究・技術開発に向けた多文化的E L S I の組織化」を記念して、2024 年9月30日に「シンポジウム〈推し活〉を学問する」を白山キャンパスで実施しました。
好きなものや人などをさまざまなかたちで応援する「推し活」は多様なジャンルで一般的な言葉として広まるほど注目を集めています。シンポジウムでは、推し活を「哲学」「宗教学」「社会学」の観点からどのようなアプローチを試みているのか、文学部津田栞里講師、山口しのぶ教授、松山大学人文学部 河村裕樹講師よりご紹介いただき、推し活を通して現代社会における特徴的な共同体の在り方や価値形成の仕組みを各学問で切り取る視点から考えました。また、ゲストにインフルエンサーでYouTubeチャンネル「緑川ゆうch」を運営するビジュアル系バンド「0.1g の誤算」のボーカル 緑川裕宇氏をお招きしました。自己紹介動画から始まり、YouTube チャンネルを開設した経緯やファンの意見を尊重して企画を決めている点などをお話しいただき、最後にミニライブが行われました。
本学の研究成果・人的資源を活用した事業化を促進。初の「東洋大学発ベンチャー」として2企業を認定
2024年、本学の研究成果または人的資源等を活用した事業化を促進し、産業界の活性化への貢献、日本の国際競争力を高める一助となることを目的として「東洋大学発ベンチャー」制度を整備しました。この度、産官学連携推進センターにおいて2 企業(株式会社和環[ ハッサクなどのオーラプテン含有食材の製造・販売]健康スポーツ科学部加藤和則教授の研究シーズを基に創業、株式会社Refst[スポーツで使用する滑り止めの開発・販売]健康スポーツ科学部新谷昴助教の発明を基に自身が創業)を初めて認定。10月22日に、金子光一産官学連携推進センター長から代表者に称号記が授与されました。認定後は、経営等に関する相談対応やイベント支援を行ってまいります。
さらに11月12日に、本学の事業計画『「他者のために奮闘するスタートアップ」創出支援環境構築計画~ 起業支援による産官学金連携強化と社会貢献を目指して~』が、東京「大学発スタートアップ創出支援事業」に採択されました。今後も本学研究シーズやアイデア等の事業化をサポートしてまいります。