About Toyo University NEWS
NEWS 東洋大学の注目情報をピックアップ
NEWS 01
2024年度 東洋大学入学式を挙行 総勢8,370名の新入生が春を彩る
2024年4月6日、本学は日本武道館にて「2024年度 東洋大学入学式」を挙行。午前・午後の2部制で執り行い、多くの新入生が出席しました。式典では矢口悦子学長が創立者である井上円了の言葉に触れ「円了先生は建学の精神でもある『諸学の基礎は哲学にあり』という言葉のほかに『独立自活』という言葉も好んで使われました。これは自らの頭でしっかりと考え主体的に活動するという意味です。『同調圧力』と呼ばれ、周りの視線や言葉に不安を感じる方が増えていると言われる現代社会において、心の不安の正体を自ら考え突き止めてほしいと感じます」と式辞を述べられました。続いて、在学生代表として平野真子さん(食環境科学部4年)から歓迎の挨拶が行われると、新入生代表として午前の部では田上睦己さん(健康スポーツ科学部1年)、午後の部では吉田裕介さん(国際学部1年)がそれぞれ新たな道へ踏み出す決意を述べました。また、お祝いのメッセージとして陸上競技部長距離部門の酒井俊幸監督が登壇。新入生に激励の言葉を贈りました。さらに、新たな試みとして今回は応援指導部から新入生にエールが送られ、式典を大いに盛り上げました。
矢口悦子学長
陸上競技部長距離部門 酒井俊幸監督
応援指導部からのエール
NEWS 02
「スーパーグローバル大学創成支援」SGUに採択 TOYO GLOBAL DIAMONDS構想 10年の成果報告
2014年、本学は文部科学省が日本の高等教育の国際競争力の向上を目的に、国際化を進める大学に重点支援を行う「スーパーグローバル大学創成支援(グローバル化牽引型)」に採択されました。採択後、不断なく国際化を推進し、10 年間にわたる支援期間が終了しましたのでその成果の一部を報告します。
右記指標の他にも、UMAP(アジア太平洋大学交流機構)国際事務局を5年間担当の間に、「Online CrossーRegistration(オンライン相互履修)」の仕組みを構築し、2020年秋学期よりUMAP加盟の8か国18大学より76科目の提供があり、オンライン相互履修を試行的に開始。2021年度からは、世界19 か国46 教育機関参加のバーチャル模擬国連の開催、JV-Campusを通じてビジネス日本語講座を開講するなどの取り組みを実施しました。
2024年度以降は各部局が独自に国際化の目標(異文化理解教育、外国語教育、外国語による授業、海外研修等)を策定し、中長期計画に反映させ、国際化をさらに推進していきます。
2013年 | 2023年 | ||
■外国語のみで卒業できるコースの設置数(学部・大学院) | 4 コース | → | 19 コース |
■外国語による授業科目数(学部・大学院) | 223 科目 | → | 1,686 科目 |
■外国人留学生数 | 481 名 | → | 3,564 名 |
■海外学生交換協定数 | 37 校 | → | 169 校 |
■東洋グローバルリーダー(TGL)プログラム認定学生数※ | GOLD | SILVER | BRONZE |
129 名 | 600 名 | 1,726名 |
※東洋大学生が国内外で活躍できるグローバル人材となるために、外国語能力、外国語での授業科目修得、レポート・論文執筆、海外留学・インターンシップなどの認定要件を満たす学生
NEWS 03
次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING) 令和6年度新規プロジェクトに本学が採択されました
2024年3月、科学技術振興機構( JST)による「次世代研究者挑戦的研究プログラム」令和6年度新規採択事業が発表され、その中で本学が申請した『健康と人間の安全保障のための哲学を持つ多様な挑戦的研究者育成プロジェクト( 事業統括者:国際学部教授北脇秀敏)』が採択されました。これは、博士後期課程学生への研究奨励金や研究費の支給、キャリア開発・育成コンテンツの提供等多様な支援を行うプログラムです。
本学では2021年度~ 2023年度に同プログラムにおいて『人間の安全保障分野における研究成果の社会実装支援プロジェクト』が採択されており、今回の採択を受けてプロジェクトをさらに発展させて、博士人材の多様なキャリアパスの整備を目指します。
特に、トランスファラブルスキルの醸成や、卓越した研究者によるメンタリング、インターンシップの強化を行い、アカデミアでの活躍ばかりでなく、行政や民間を含めた幅広い領域で活躍し、我が国の科学技術・イノベーションに貢献できる人材の輩出を目指します。
7月、5・6期生の採用式を実施した
NEWS 04
能登半島地震復旧・復興への願いを込め、ボランティア活動を行っています
震災発生以降、本学では多くのボランティア活動を行っています。2024年3月11日から4月2日まで、現地でのボランティア活動を4つの期間に分け、本学・金沢大学・金沢星稜大学・早稲田大学の合同チームで実施しました。また、ゴールデンウィーク期間には輪島市門前町において、「災害ごみ」の撤去作業や炊出しを実施。被災者の支援ニーズに応えるとともに、地域住民の方から地震発災当時のお話や輪島の歴史等についてもお話いただき、被災地支援だけでなく学びの場としても意義のある活動となりました。
今後、夏季休暇期間に学生・教職員100名超を動員して能登半島(志賀・輪島・珠洲)でボランティア活動を行っていく予定です。本学ではこれからも学生・教職員が一体となり支援を続けてまいります。
NEWS 05
井上円了が設立した京北幼稚園が「東洋大学附属京北幼稚園」に名称変更へ
1905年、本学創立者である井上円了は東京都文京区に幼稚園を設立し、自ら園長として幼児期の教育にあたりました。以来119年、幼児期の教育の重要性を説いた円了の志を受け継ぎ、3,000名余の子どもたちの幼児期を見守ってきました。こうした歴史ある京北幼稚園がより魅力ある豊かな幼児教育の環境となるよう、2024年度より「東洋大学附属京北幼稚園」と園名を変更し、東洋大学との一層の連携強化を図っています。
本学には、保育者を養成する福祉社会デザイン学部子ども支援学科をはじめ、幼稚園の教育に貢献しうる幼児教育領域の教育資源があり、実践的研究も進んでいます。それらを積極的に活用し、大学附属幼稚園として人間形成の基盤となる多様な力を育む教育の展開を目指す新たな歩みがスタートしています。
何より子ども一人ひとりを温かく見守り、「哲学する」幼児期の子どもの育ちを支える関わりを大切にする“ 円了先生の幼稚園”を東洋大学全体で応援しています。