About Toyo University 東洋大学での4年間を振り返る

東洋大学での4年間を振り返る

2020年度 2020.4-2021.3

▶世の中の出来事

新型コロナウイルス感染により4月には政府が初めての緊急事態宣言を発出し、国民生活に大きな影響を与えた。外出時のマスク着用や小まめな手洗い・消毒と換気、人混みの回避といった行動は人々の中で常識として定着。感染リスクを高める密閉、密集、密接の「3 密」、買い物時などに一定の距離を保つ「ソーシャルディスタンス」といった「新し
い生活様式」を受け入れるなど、人々の価値観が一変した1年でもあった。また、経済に
おいても、東京五輪の延期が決定、各業界の時短営業や営業自粛要請など、幅広い業界が大打撃を受ける中、10月に公開されたアニメ映画「鬼滅の刃」が国内歴代興行収入1位となる400億円を突破する大ヒットとなった。

▶東洋大学での出来事

2020年

4月

● 第44代学長に矢口悦子教授が就任

● 新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、 入学式を中止

● 新型コロナウイルスの影響により当初予定していた4月6日からの授業開始日が4月27日に変更(オンライン主体の授業)

● 在学生に一律5万円の特別就学支援金を給付

10月

● コロナ禍での学業継続を支えるため食料品支援「Hands to Hands -みんなで乗り越える、コロナ禍- 」を実施 A

● 大学祭をオンラインで開催

● 第23回ホームカミングデーをオンライン開催、2020年3月・9月卒業生・修了生の卒業式をオンラインで挙行

2021年

1月

● 赤羽台キャンパス新校舎「WELLB HUB-2」が完成

2月

●東日本大震災から10年。
「東日本大震災~ 復興支援10年の今~ 」と題したシンポジウムを開催

3月

● 2017年に開設した文学部国際文化コミュニケーション学科、
 国際学部グローバル・イノベーション学科、国際地域学科、
 国際観光学部国際観光学科、情報連携学部情報連携学科の3学部5学科が
 完成年度を迎え初めての卒業生を輩出

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2021年度 2021.4-2022.3

▶世の中の出来事

新型コロナウイルスのワクチン接種が国民全体に広がる一方で、依然として新型コロナウイルス感染症の状況は改善されず、4月と7月にも政府から緊急事態宣言が発出。経済回復と医療崩壊が天秤にかけられる状況が続き、長引く制限によって国民の自粛疲れといった一面も現れた。また2022年2月にはロシアがウクライナへ侵攻し、世界に大きな衝撃を与えた。
7月~ 8月には東京オリンピック・パラリンピックが1年越しで開催、2022年には北京冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、夏季・冬季ともに日本史上最多のメダル数を獲得。また、アメリカ・メジャーリーグで投打の二刀流で歴史的な活躍を見せた大谷翔平選手がMVPに輝くなど、スポーツ界の選手たちの活躍が人々に勇気や感動を与えた。

▶東洋大学での出来事

2021年

4月

● ライフデザイン学部、ライフデザイン学研究科の修学キャンパスが赤羽台キャンパスに変更
● 社会学部国際社会学科が開設止
● 2020年4月の入学式中止を受け「2021年度新2年生のための入学式」を挙行

6月

● 学校法人東洋大学 SDGs 行動憲章制定、記念シンポジウムをオンラインで開催 A

7月

● 卒業生の大橋悠依選手が東京五輪の競泳200m・400m個人メドレーで金メダルを獲得、日本競泳女子で史上初の2冠を達成

8月

● 卒業生の池田向希選手が東京五輪の陸上20km競歩で銀メダルを獲得

9月

● 新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種を実施

10月

● TOYO SDGs Weeks」を初開催し、2ヶ月にわたり、多彩な企画を実施

2022年

1月

● 国際交流宿舎「AI -House HUB-4」が完成(2022年度グッドデザイン賞受賞)
● 卒業生の御嶽海関が大相撲令和4年一月場所で幕内優勝・本学初となる大関に昇進

3月

● 東洋大学公式アプリをリリース

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2022年度 2022.4-2023.3

▶世の中の出来事

7月8日に安倍元首相が街頭演説中に襲撃をされ命を落とす事件が発生。日本中に衝撃
が走った。また日米の金利差拡大を背景に円安が進み、10月には一時、バブル期以来の1ドル15 0円台まで下落。約32年ぶりの円安水準を更新する中、物価高が続き、国民の消費活動に大きな影響を与えた。
11月にはFI FAワールドカップカタール大会が開催。グループリーグにてドイツ・スペインといった強豪国と同組になりながらも、その2カ国に勝利し決勝トーナメントへ進出し、ベスト16の成績を残した。また、2023年3月には野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシックが開催され、日本代表は逆転につぐ逆転など手に汗握る試合を繰り広げながら、決勝戦でアメリカ代表を破り、優勝の栄光に輝いた。

▶東洋大学での出来事

2022年

4月

● ウクライナの3大学と包括的学術交流協定、学生交換協定を締結

5月
● ウクライナ3大学との協定に基づき、第一陣として6名のウクライナ学生が登校

7月
● ゼレンスキー・ウクライナ大統領によるオンライン講演会を開催 A

8月
● 「第19回U20世界陸上競技選手権大会」に栁田大輝選手、舘野峻輝選手、小川大輝選手が出場

9月

● 創立135周年を迎え、発祥の地である麟祥院にて特別企画講座を開講
● 文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択
● ウズベキスタンのシルクロード国際観光大学と学術交流協定を締結

10月
● 3年ぶりの対面開催となる大学祭を開催

12月
● 全国大学ラグビーフットボール選手権大会に初出場

2023年

1月

● 第31回全日本大学女子サッカー選手権大会で初優勝
● 赤羽台キャンパス新校舎「HELSPO HUB-3」が完成

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2023年度 2023.4-2024.3

▶世の中の出来事

5月に新型コロナウイルスの感染症の感染症法上の分類が季節性インフルエンザなどと
同等の「5類」に引き下げられた。約3年にわたり続いたコロナ禍は区切りを迎え、感染
者数の全数把握も終了。街行く人のマスク姿が減り、音楽やスポーツなどの興行で声援
が解禁されるなど、これまでの暮らしの姿が戻ってきた。また8月にはハワイのマウイ島で
の山火事、日本でも2024年1月に令和6年(2024年)能登半島地震など大規模な自然災害もあり甚大な被害となった。
経済活動や学問分野では、ChatGPTなどの生成A Iが急速に普及・発展した。また大谷
翔平選手が日本人初のメジャー本塁打王に輝き、将棋界では藤井聡太棋士が21歳2ヶ月
で史上初めての全タイトル制覇である8 冠を成し遂げるなど、さまざまな記録が打ち
立てられた1年でもあった。

▶東洋大学での出来事

2023年

4月

● 福祉社会デザイン学部、健康スポーツ科学部、健康スポーツ科学研究科が開設

● HELSPO HUB-3内に赤羽台図書館がオープン

● 生成AIについて見解を表明、情報連携学部で生成AIを活用した教育システムを開発・導入

● TOYOスポーツセンター発足、HELSPOアリーナこけら落としイベント開催

● 東洋大学スポーツシンボルマーク導入 A

5月

● メタバース空間を活用したインターンシップ/ 仕事体験企業説明会を初開催

9月

● レスリング部鏡優翔選手がパリオリンピック出場内定

11月

● 地元地域住民の皆様に27年の感謝の意をお伝えするイベント「ありがとう板倉キャンパス」を開催

● 卒業生の村上頌樹投手(阪神タイガース)がプロ野球セ・リーグMVPと新人王の同時受賞

2024年

1月

● 第100回箱根駅伝にて総合4位になり、19年連続のシード権を獲得 

3月

● 朝霞キャンパス新校舎竣工予定

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