About Toyo University 教員養成に対する理念及び認定課程設置の趣旨等
教員養成に対する理念及び認定課程設置の趣旨等
【大学】
本学は明治20年に前身である「哲学館」の創学以来、教育に関する学術的・実践的探究とともに中等学校教員の養成に大きな足跡を残してきました。
学祖井上円了は「哲学館の目的とする所は、文科大学の速成を期し、広く文学、史学、哲学を教授するにあるも、なかんずく教育家、宗教家の二者を養成するにあり」と述べ、教員養成を本学の重要な責務と考えていました。
円了は「諸学の基礎は哲学にあり」という建学の精神を掲げ、「万学を統括する学問」、「万物の原理を探り、その原則を定める学問」としての「哲学」を学ぶことを大学の目標としました。この哲学とは「事実と実証に基づく哲学」であり、「ものの見方、考え方の基礎」を身に付け、他に応用する能力を身に付けることを目的とするものでありました。つまり、さまざまな情報に流されることなく、自ら考え、自ら判断し、自ら行動する人間の育成を行うことが円了の考える大学教育であったと言えます。
ここに示された教育理念は、当時の社会の改良をめざし、その中核を担う教育家(教員)の養成を重視した学祖井上円了の教育理念として具体化されました。
本学はこの理念の下、自ら教育を実践的に研究しつつ自覚的・主体的に教育に当たる教員(「哲学する教員」)の養成に力を注いできました。それは「学びつづける教員像」として現代においても求められる教員像であります。
東洋大学では、各学科の学問方法論、専門的知見に加え、教職課程カリキュラムの履修を通じて、教科の指導、生徒指導、学級経営など、教員として必要な資質・能力を獲得し、実践的指導力を備えた教員の養成を行っています。
【東洋大学大学院】
東洋大学大学院では、学部段階における教職課程教育の基礎の上に、各専攻のより高度な学問研究方法論と専門的知見を身につけることにより、より高度な職業人として、学校の教育実践において指導的役割を担いうる教員の養成を行っています。
教員の養成にかかる教員情報
(「教育の基礎的理解に関する科目」担当教員)
氏名 | 専門分野 | リンク |
---|---|---|
内田 塔子准教授 Toko Uchida |
教育学、子どもの権利論 | 研究者情報 |
榎本 淳子教授 Junko Enomoto |
発達心理学・臨床心理学 | 研究者情報 |
大辻 永教授 Hisashi Otsuji |
教科教育学、教育実践学、教師教育、科学教育 | 研究者情報 |
角谷 昌則教授 Masanori Kakutani |
教育学、道徳教育 | 研究者情報 |
栗原 久教授 Hisashi Kurihara |
社会科教育学 | 研究者情報 |
後藤 顕一教授 Kenichi Goto |
科学教育、化学教育、理科教育、教育課程 | 研究者情報 |
下田 好行教授 Yoshiyuki Shimoda |
教育方法学 | 研究者情報 |
高橋 健介准教授 Kensuke Takahashi |
幼児教育学 | 研究者情報 |
高山 静子教授 Shizuko Takayama |
保育学 | 研究者情報 |