高等学校

高校2年生 九州への修学旅行

11月11日から14日まで、本校高校2年生は九州方面へ修学旅行に行ってきました。

 
初日は長崎での平和学習。地元大学生の案内で平和祈念公園をめぐるピースパークツアーを行い、戦争の記憶を未来へつなぐ意義を考えました。原爆資料館では展示に見入る姿が多く見られ、林田光弘さんの講話には一人ひとりが真剣な表情で耳を傾けていました。その後、長崎市内のホテルに到着。高台から広がる夜景に歓声が上がり、写真を撮る生徒たちの姿も印象的でした。

 

2日目は軍艦島へ。上陸の可能性が低いとされる中、全クラスが島に足を踏み入れることができ、貴重な体験となりました。廃墟の迫力に驚きながらも、当時の暮らしを想像して語り合う姿が見られました。午後は市内散策。路地の雰囲気や名物グルメを楽しみ、班ごとに笑顔で集合場所へ戻ってきました。

 

3日目はペーロン競争。掛け声を合わせて力強く漕ぐうちに、自然とクラスの一体感が高まりました。終了後には「腕が痛い!」と笑い合う姿も。午後はハウステンボスへ移動し、ライトアップされた街並みに感嘆の声が響きました。この日は佐賀市内で宿泊しました。

 

最終日は柳川下り。船頭さんの軽妙な語りや歌に耳を傾けながら、川面を進む穏やかな時間を過ごしました。昼食では名物のウナギのセイロ蒸しを味わい、満足そうな笑顔が広がりました。午後は太宰府天満宮へ参拝。受験を控える生徒たちが真剣に手を合わせる姿が印象的でした。その後、福岡空港から羽田へと帰路につき、全行程を終えました。

 

今回の修学旅行は、平和について学び、仲間と協力し、九州の文化や自然を体験するとても充実した4日間となりました。生徒たちにとって、学びと友情が深まる大切な時間になったことでしょう。

※2026年度入学生からの訪問地は沖縄となります。

 

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