高等学校

夏休みプログラム 「東洋大学附属3校高大連携プログラム(サマーアカデミア)」に参加しました ~白山キャンパス編~

8月19日(月)、20日(火)の2日間、東洋大学の3つの附属高校(東洋大学附属姫路高等学校・東洋大学附属牛久高等学校・東洋大学京北高等学校)が東洋大学の各キャンパスに集まり、「附属3校高大連携プログラム(サマーアカデミア)」を行いました。大学の先生の講義を受講し、続いて演習(グループワーク・実習・実験等)、そして最後に、それらの成果の発表を行いました。

この「附属3校高大連携プログラム(サマーアカデミア)」の報告を2回シリーズとしてご報告します。第1回の今回は、白山キャンパスの学部ごとに実施された内容についての報告です。(法学部・経済学部・国際観光学部・文学部)

■法学部

1日目に「「賛否両論・契約(約束)の例外」、2日目午前に「18歳になると変わること、変わらないこと~成年を迎える君たちの能力とスキについて~」、午後には「少年法について」というテーマの授業を受けました。大学のゼミ生がグループワークに参加してくれる授業もあり、生徒たちは普段の学校生活とは違う表情を見せながら議論に参加していました。「法律は私たちを守ってくれているんだ」「もっと学びたい」という気持ちになったようです。

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■経済学部

加賀見一彰教授より大学の経済学とはどのような学問で、大学の学びとはどのようなものかということについてレクチャーを受けました。初日は、チームビルディングや経済学とはどのような学問なのかということ、2日目には着眼力やリーダーシップ論について学びました。レクチャーとグループワークがほどよく織りまぜられており、少しずつ負荷をかけながら学習したことを活かすような内容でした。本校の生徒たちは、果敢に課題にチャレンジし、発言と傾聴のバランスが良く、グループワークを円滑に進めていました。それぞれの学びがとても深く、経済学の魅力を最大限に感じ取ることができました。

■国際観光学部

1日目は講義、2日目は30人の参加者を6グループに分けて「都市の観光を進行させるための方策」、「世界遺産の課題」のいずれかについてグループワークを行い、1グループ8分間で内容の発表をして教授からフィードバックをもらいました。
参加生徒からのコメント「附属3校の生徒たちなので、違う地域に住んでいる人たちだからこそ違った視点からの意見が出てきてとても楽しかった。」

 

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■文学部

1日目は日本文学文化学科、2日目は英文学科と史学科の先生方からの講義がありました。
どの講義も大変魅力的であり、外国と日本の文化及び言語の違い、また阿倍仲麻呂の功績を知り、参加者との対話を通じて深い学びを得ることができました。本校の生徒たちはグループのリーダーになっても物怖じすることなく、問いをさらに深め、堂々とした発表ができていました。改めて日頃の対話を重視した探究などの授業の成果が出ていることを実感することができました。

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