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第14回「現代学生百人一首」入選作品

入選おめでとうございます!!

応募総数69,486首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、学校全体で「現代学生百人一首」に取り組まれ、多数の優れた応募作品がある学校に贈呈します「学校特別賞」は下記の5校に決定いたしました。

  • 青森県 県立三沢商業高等学校
  • 兵庫県 神戸市立葺合高校
  • 広島県 福山暁の星女子中学校
  • 徳島県 県立富岡西高等学校
  • 宮崎県 県立宮崎大宮高等学校
「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

しぼりたての牛乳の入ったガラス器に触れて冷たい手をあたためる

北海道 稚内市立豊別中学校 1年
中島 めぐみ

ありがとうそこにジュゴンがいなければ軍が破壊をすすめただろう

北海道 函館ラ・サール高等学校 2年
阿部 翔太

風ふけばダンスの開始葉がおどる短かいダンス小さなダンス

青森県 県立三沢商業高等学校 1年
田頭 めぐみ

あのころはあんなに近くにいた友も制服だけで他人に感じる

青森県 県立八戸商業高等学校 2年
中居 さゆり

大好きなあの先輩が押したとこ思わず押した昼の自販機

青森県 県立大湊高等学校 3年
米田 恵子

夕方の津軽半島太陽が沈むと静かに海がひらひら

青森県 県立青森聾学校 2年
今 卓也

シャープペンの芯を出しては入れ直す他にやることあるのだけれど

岩手県 県立一関第一高等学校 2年
菅原 愛

人はみなうそは悪いと言うけどね傷つけること一番こわい

福島県 県立福島南高等学校 1年
鈴木 絵里

友達の会話の中に入れないその悪口の主語が恐くて

茨城県 県立下館第一高等学校定時制 1年
青柳 英明

作り物と分かっていても美しいあなたと行ったプラネタリウム

茨城県 東洋大学附属牛久高等学校 3年
福田 裕美

なずなの葉レンゲのピンクれんぎょうの黄そんな道ではスキップをする

栃木県 白鴎大学足利高等学校 2年
増子 多恵子

ケアー後の患者の笑顔見て思う選んでよかった看護への道

栃木県 県立真岡女子高等学校 3年
西田 雄子

地図帳にこっそりひいたマーカーペン同じ名の地に君を重ねて

群馬県 県立富岡東高等学校 2年
肥田 美咲

どれだけの木をつかってつくってる?ノートをやぶるな木が悲しむぞ

埼玉県 西武学園文理中学校 1年
白倉 あずさ

僕たちにとってはただのドアだけどネコにとってはベルリンのカベ

埼玉県 県立坂戸西高等学校 1年
川島 弘光

小みちまで闇を運んできた猫に君もひとり?とたずねる日暮れ

埼玉県 東京成徳大学深谷高等学校 1年
熊谷 玲

叱られてライン引きする少年の心のままに揺れる白線

埼玉県 県立川口北高等学校 2年
宮内 加奈

炎天下部活帰りの交差点ビルのガラスにムンクが映る

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 2年
宮下 真梨子

どうしたらいいのと聞かれオレは今自分の気持にぎりつぶした

埼玉県 県立玉川工業高等学校 2年
轟 良和

夏過ぎて疲れた体を癒すにはきんもくせいのアロマテラピー

埼玉県 県立伊奈学園総合高等学校 3年
宮島 奈央

モーと鳴く母牛の声苦しそうもうすぐ生まれる今午前四時

埼玉県 県立熊谷農業高等学校 3年
鈴木 佐衣子

青空に綿菓子いっぱい飛び散って赤く染まればさよならの声

千葉県 芝浦工業大学柏中学校 1年
米村 泰祐

囃子の音小野川沿いに響くころ佐原の町にも秋のおとずれ

千葉県 県立佐原高等学校 1年
田中 陽子

その日から十六歳になったのでたとえば少しゆっくり歩く

千葉県 芝浦工業大学柏高等学校 1年
鈴木 明菜

走っても走っても空が青いから寝ころんでみた阿蘇の草原

千葉県 昭和学院秀英高等学校 2年
田辺 麻美子

「すぐキレる」そんな言葉でくくるなとサッカーボール大空に蹴る

千葉県 千葉商科大学付属高等学校 2年
吉永 彬

君に会い君にさよなら思い出はふくらみしぼむ朝顔の花

千葉県 和洋国府台女子高等学校 2年
井上 麻梨子

つかれたないつも言うけどなんなのさつかれる事をしたことあるの

千葉県 聖徳大学附属高等学校 3年
磯谷 悠子

ラッシュ時の電車のドアから人波がポップコーンのごとく飛び出す

東京都 暁星中学校 1年
伊藤 圭祐

ふと見るとたんすの上に忘れられた美術で上手く描けた空缶

東京都 開成中学校 2年
瀬木 真人

航空祭爆音かなでる戦闘機楽しみつつもパレスチナを思う

東京都 開成中学校 2年
日高 剛朗

長袖の服を探して部屋の中一年前の「秋」が出てくる

東京都 八王子市立横山中学校 3年
石井 真由美

あたたかい牛の乳首を手で握りドキドキしながら乳絞り出す

東京都 恵泉女学園中学校 3年
三宅 瞳

草に寝て冬の夜空の星見れば地球に穴が開いたと思う

東京都 京北高等学校 1年
梅川 太

とどかない声にかわって手をふった二人の間電車がとおる

東京都 東京農業大学第一高等学校 1年
相沢 悦子

カメラ持ち一人ぼっちで立つ浜辺撮れよ撮れよと荒波が言う

東京都 文化女子大学附属杉並高等学校 1年
朝比奈 奈央

東から昇るでっかい心臓が今日も生きろとうるさいったら

東京都 都立両国高校定時制 1年
鈴木 祥子

陽が上がり街のヴェールがとけるとき大地に残る名ごり雪かな

東京都 大森工業高校 2年
佐藤 祐司

我が膝を寝床と決めた老犬の呼吸伝わる秋の夕暮れ

東京都 慶応義塾女子高等学校 2年
小川 未樹

澄んだ風紅葉の頃に歌つくる一年前と同じ風吹く

東京都 星美学園高等学校 2年
八田 理沙子

ピーピーとエサを求めて鳴く声で巣箱造った父報われる

東京都 専修大学附属高等学校 2年
安藤 菜穂子

青春は覚える事が多過ぎて忘れてしまうよここにいる意味

東京都 都立八丈高等学校 2年
加藤 亜紀

見てるのは教科書ノートだけでなく自分が映る窓辺の未来

東京都 桜丘女子高等学校 3年
山田 真輝

上京し東京で出会った父と母そんな歳に私も近づく

東京都 日本橋女学館高等学校 3年
佐藤 幸子

田舎からトゲトゲ坊主やってきた来年白い花見せるため

神奈川県 神奈川大学附属中学校 3年
田辺 富貴子

ボランティア誰かのためにというよりは私が私らしくあるため

神奈川県 神奈川大学附属高等学校 1年
石川 杏子

切った後残るさみしさ消したくて別の相手とまた長電話

神奈川県 桐蔭学園高等学校女子部 1年
興梠 裕美

仏壇に氷を入れた水をあげ今年は暑いと話す祖母

神奈川県 東横学園大倉山高校 3年
西巻 早恵

けだるさをひとつふたつとちぎり捨て始業間近の校舎に走る

神奈川県 昭和女子大学 1年
芹田 美和

トラネコのひなたぼっこをする背中 前より縞がやさしい三月

神奈川県 フェリス女学院大学 4年
及川 さやか

選挙権欲しいと思う十八歳自分が決めた日本が見たい

山梨県 甲陵高等学校 3年
羽中田 健児

離れても同じ星空見られるねほらまたひとつ流れていったよ

山梨県 県立都留高等学校 3年
雨宮 涼子

「やらなくちゃ」「がんばんなくちゃ」「勝たなくちゃ」いじめてないか?自分で自分を

静岡県 静岡大学教育学部附属島田中学校 2年
園田 紘人

夏休みなにを想ってキョウシツを君はカメラに収めつづける

静岡県 浜松開誠館高等学校 3年
山口 京一郎

空の中吸いこまれながら昼寝する目覚まし時計はすず虫たち

愛知県 安城市立安城西中学校 2年
小島 真季

八月の激しい雨が頬を打つ僕の偽善(フェイク)をはぎとるように

愛知県 県立半田東高等学校 1年
久下 大輔

汚れたる晩夏の海に父は来てわたしの知らぬ海を見ている

愛知県 県立半田東高等学校 1年
渡辺 竜二

豪快に刻まれたりしピーマンの線の強さに励まされる朝

愛知県 県立安城東高等学校 2年
板谷 美土里

ケータイのメールを打って「が」を眺め「だけが」に直して主張してみる

愛知県 光ケ丘女子高等学校 2年
石垣 美菜

毛糸玉だんだん小さくなるごとに大きくなりゆく私の想い

三重県 県立桑名高等学校 2年
稲垣 ちひろ

公園があるというから行ったけどそこには何もなかったという

京都府 京都市立太秦中学校 2年
阪本 遼平

塾帰り「お一人ですか?」と街灯が「いいえ」と、私と影が歩いてく

京都府 聖母学院高等学校 2年
木村 友香

清滝で高飛び込みの気持ちよさ疲れて眠る夢の中にも

京都府 南京都高等学校 2年
林 嘉彦

耳につく訓話をよそに空見れば透きとおる月淡くはかなく

大阪府 清風高等学校 1年
澤田 晃平

ありがとう自分の食べる分くらい父と手伝う祖父の稲刈り

大阪府 清風高等学校 3年
東野 剛

君プラス私マイナスならいいね互いに引き合うイオンのように

大阪府 大阪市立南高等学校 1年
髙木 歩実

聴衆の拍手が教えてくれたことそれは確かな「僕」の存在

大阪府 大阪市立南高等学校 2年
山口 隆子

ありがとう自分の食べる分くらい父と手伝う祖父の稲刈り

大阪府 清風高等学校 3年
東野 剛

キムタクの切り抜き持って美容院恐れおおいぞ私の兄よ

大阪府 府立長野高等学校 3年
北村 麻衣子

わが町に小さき池あり鴨が来て祖母は散歩のコース変えけり

兵庫県 県立芦屋高等学校 1年
菅原 恵

夕焼けに背を向け妹指をさし幼く語る月飛んでると

兵庫県 県立長田高等学校 1年
平石 麻美

布引の滝を背負いてどっしどし動かんとする水守り地蔵

兵庫県 県立長田高等学校 1年
前田 小百合

先をゆく友の背中に落ちかかる夕日の色を追いかけている

兵庫県 神戸市立葺合高校 1年
數越 慶子

放課後は「マクド寄ってく?」「部活やもん!」どっちもいいね青春時代

兵庫県 神戸市立六甲アイランド高等学校 1年
宮崎 綾香

しんとしてチョークのひびく教室でゆれる頭は3ビョウシ

兵庫県 県立香寺高等学校 3年
石原 真弓

両親は私と犬の名間違える毎回そうやん私犬並み

兵庫県 姫路市立琴丘高等学校 3年
竹田 加奈子

ヒトゲノム解明後は応用だ自由な僕を手に入れるため

兵庫県 県立上野ケ原養護学校 2年
石津 真

自転車がプチプチつぶす銀杏の臭いただよう朝の通学

和歌山県 近畿大学附属和歌山高等学校 1年
山本 真里

海辺ゆくローカル列車の一人旅昨日と同じ夕陽がしずむ

和歌山県 近畿大学附属和歌山高等学校 2年
永島  圭

今まではかぎを掛けない家だった橋がかかって掛ける島人

和歌山県 県立古座高等学校 3年
東 幸恵

話せない自分がいやで遠くから心の中でシャッターを切る

鳥取県 県立根雨高等学校 3年
竹永 志穂

ぼくは大工夜学を終えて新妻の待ってる家へとアクセルを踏む

岡山県 岡山市立岡山後楽館高等学校伊福校舎 3年
伊丹 康浩

蝉の声何も変わってないような八月六日の広島の空

広島県 福山暁の星女子中学校 3年
内海 暢子

秋の陽は葉の間から降りそそぎやさしく光る風早の浦

広島県 県立竹原高等学校 2年
八百村 美穂

ぼくたちはいつも孤独なカメレオン鏡を見つめて安心したい

山口県 県立岩国高等学校 1年
藤本 真之

友達と話しながらも君を待つ視線は今朝も駅の階段

山口県 県立徳山商業高等学校 1年
藤田 夏奈

午前零時過ぎて突然FAXに甲骨文字めく息子の近況

山口県 梅光女学院大学短期大学部 2年
中西 聖子

爆走中あわてて飛び去るシラサギに「ごめん」とつぶやき時計見る朝

徳島県 県立徳島北高等学校 2年
岡田 舞子

無機質なメールの文字は冷たくて君のくせ字が懐かしくなる

徳島県 県立富岡西高等学校 2年
岩瀬 友美

我という存在(ひと)すら証明できぬまま証明問題今日も解く我

高知県 高知学芸高等学校 2年
細木 奏歩

ゆっくりと過ぎゆく時に気づかずに服を着替えた山と目が合う

福岡県 県立城南高等学校 1年
平 直樹

交わされる言葉一つもない世界夜のコンビニ寂しさが増す

福岡県 福岡女学院高等学校 1年
村里 愛良

スコップで地球に穴をあける朝二度と泳がぬ金魚のために

福岡県 西日本短期大学附属高等学校 2年
別府  優

雨の日はいつもとちがう体育祭すべってこけてもまた走り出す

長崎県 鹿町町立鹿町中学校 2年
小野 亮介

スピーカーより流れるチャイムに犬たちの遠吠え重なる秋の夕暮れ

熊本県 鹿本高等学校 2年
本田 悦之

たくさんのいろとりどりの夢ガラス割れないように育てていこう

熊本県 慶誠高等学校 3年
酒井 幸恵

妹の家庭教師だと言ってさんまの食べ方教える私

大分県 県立大分商業高等学校 2年
庄司 奈津子

受験日をひかえた私を思いやり入院やめた今は亡き父

大分県 県立日田三隈高等学校 2年
小埜 亜由美

観覧車一番上にいったとき見えるだろうかまだ見ぬ世界

大分県 県立日田三隈高等学校 3年
江川 朋子

今日もまた失恋の歌一人聞く歌詞に見つける自分の姿

宮崎県 県立宮崎大宮高等学校 2年
植松 剛史

おにぎりにでっかい愛をつめこんで逃げないように海苔で包んで

沖縄県 県立開邦高等学校 1年
本村 恵美

入選作品集を希望される方へ

第21回~23回の冊子は在庫がございます。
ご希望の方は希望冊数により下記の切手代をご負担いただきます。
住所・氏名・電話番号・希望冊数を明記し、切手を同封の上、下記の宛て先までお送りください。
※本年度(第24回)の小冊子は2月中の発行予定です。何とぞご了承ください。

(1冊 140円、2~3冊 240円、4~6冊 390円、7~12冊 580円)
〒112-8606
東洋大学広報課 「現代学生百人一首」冊子希望 係