SDGs 学校法人東洋大学 SDGs 行動憲章

学校法人東洋大学および
東洋大学(以下「本学」と総称する。)は、
SDGs の理念に賛同し、ここに行動憲章を制定します。

本学は、哲学者・井上円了によって 1887 年に創立された「私立哲学館」を前身としています。そこは、物事の本質に迫って深く考えることで得られた知見を惜しみなく活動へと移し、人々のために奮闘することの重要性を学ぶ場でありました。

その志は「諸学の基礎は哲学にあり」として、「独立自活」「知徳兼全」と共に、本学の建学の精神として息づいています。創立直後より「余資なく優暇なき」人々のための教育機会を提供した歴史をもち、現在、日本最大級の第 2 部・イブニングコースを有する大学となっています。さらには、井上円了が生涯学習の先駆者として、人々のために実施した 5,291 回に及ぶ講演は、全国各地に講師を派遣する社会貢献事業へと継承されています。 本学におけるジェンダー平等を含めた多様性を受容するダイバーシティの端緒は、1916 年に私立大学初となる女子学生を受け入れたことに見いだされます。その後、国際化推進による留学生受け入れの増大などを経ながら、今日では多様な学生・教職員が集うキャンパスとなっています。 本学の学生・教職員、関係者一同は、130 年以上の歴史の中で培われてきた伝統を正しく継承し、粛々と地球社会の明るい未来づくりに貢献し、SDGs の目標達成のために多様な人々と活動の中で奮闘します。

学校法人東洋大学 SDGs 行動憲章

本学の学生・教職員、関係者一同は、学校法人東洋大学 SDGs 行動憲章に基づき以下の5つの行動をします。

 

教育

主体的に行動する人の育成

主体的に行動する人の育成

変化の激しい現代社会において、多様な価値を理解するとともに、自己の哲学を持ち、物事の本質について論理的・体系的に深く考え、主体的に社会の課題に取り組み他者のために奮闘する人材となるよう学びます。

研究

新しい価値創造と研究成果の社会への還元

新しい価値創造と研究成果の社会への還元

共存共栄の世界を創るための価値創造を果たすため、研究機関として多面的な知を結集し、広範かつ重層的な研究を展開し、多様で複雑な課題を解決する力となります。

社会・国際貢献

繋がりと知の共有による社会・国際貢献

繋がりと知の共有による社会・国際貢献

地球社会の一員として多くの人と繋がり、知を共有するとともに、一人ひとりがリーダーシップを発揮し、目の前の課題を提示し解決するために挑戦し続けます。

環境貢献

持続可能な地球環境の実現

持続可能な地球環境の実現

持続可能な地球環境を実現するため、環境負荷低減のための諸施策に主体的に取り組みます。

ダイバーシティ&インクルージョン

多様性に価値を置く多文化共生社会の実現

多様性に価値を置く多文化共生社会の実現

あらゆる人の人格と人権を尊重するという視点に立ち、様々な違いを受容し、差別のない多文化共生社会の実現に貢献します。

2021年6月6日
学校法人東洋大学 理事長 安齋 隆
東洋大学学長 矢口 悦子

関連リンク