2021年12月18日国際禅研究プロジェクト研究発表会・講演会

「国際禅研究プロジェクト」(伊吹 科研)
研究発表例会(併催:マルタ ・サンヴィド先生講演会)

日時:2021年12月18日(土) 13:00~15:15
(Webex利用によりリモートで行います)

聴講歓迎・入場無料
研究発表
伊吹敦(東洋大学 教授) 13:00~14:00
「『内證佛法相承血脈譜』の編輯過程について― 初期禪宗文獻が最澄に与えた影響― 」
要旨
最澄の主著の一つである『内證佛法相承血脈譜』には、『付法簡子』や『西國佛祖代代相承傳法記』 等 、數種の散逸した初期禪宗文獻が引用されているが、それらが最澄の思想形成に与えた影響 、ならびに、それらの文獻の性格等について再檢討を行い、拙稿「最澄が傳えた初期禪宗文獻について」(1997)の所論の修正を試みる 。

講 演
マルタ・サンヴィド(Marta Sanvido, Ph. D., Postdoctoral Fellow, UC Berkeley)14:15~15:15
「近世曹洞禅宗における伝説の秘伝化―「片岡山飢人説話」を中心に― 」 (日本語)
要旨
片岡山で聖徳太子が出会ったという飢人は 、当初、尸解仙とされたが、 その後の展開において達磨であったとされ、やがて、その地に達磨寺が建立されることになった。本発表では、曹洞宗の切紙である「知死期切紙」を取り上げ、 院政期以降の達磨宗文献と中世の説話文学・和歌文学に関わる文献とを比較しながら、秘伝化というプロセスについて考察したい。

本研究所の伊吹敦研究員を研究代表者とする、科学研究費助成事業による研究「海外の研究者との連携による中国・日本における禅思想の形成と受容に関する研究」(JSPS科研費JP17H00904)において、本研究所内に「国際禅研究プロジェクト」が立ち上げられ、2017年度より5年の計画で研究活動が行われています。
このたび、カリフォルニア大学バークレー校のマルタ・サンヴィド先生をお迎えして、
12月18日(土曜日)に、リモート形式によって、講演会と研究発表会を開催することになりました。
参加を希望される方は添付PDFに示されたメールアドレスにご連絡ください。追って招待状をお送りします。

ご案内PDF 20211218KokuzenkenLectureDrSanvido

お問い合わせ先
国際禅研究プロジェクト
電話番号 03-3945-7401