【受賞・表彰】理工学部の染谷果穂さん(井坂研究室)が日本水環境学会の『年会学生優秀ポスター発表賞(ライオン賞)優秀賞』を受賞

理工学部 応用化学科の染谷果穂さん(井坂研究室)が日本水環境学会の『年会学生優秀ポスター発表賞(ライオン賞)優秀賞』を受賞しました。
第56回日本水環境学会年会(Web開催)が2022年3月16日から3日間開催され、学生(大学生、高等専門学校生、短期大学生)による研究発表が行われました。発表はweb上に掲示されたポスターと、3分間のショートプレゼンテーション、ブレークアウトルームでの10分間の質疑応答が行われ、参加者による投票・選考が実施されました。
 


受賞者の染谷果穂さん

 

年会学生優秀ポスター発表賞(ライオン賞)優秀賞

・理工学部応用化学科 染谷果穂さん(井坂研究室)

第56回日本水環境学会年会(Web開催)が2022年3月16日~18日)に行われ、大学、高等専門学校、短期大学在学の学生による研究成果の発表が行われました。
厳正なる審査が行われ、81件の発表の中から最優秀賞および優秀賞17名が選出され、本学の染谷果穂さんが年会学生優秀ポスター発表賞(ライオン賞)優秀賞を受賞しました。
なお、コロナウィルス感染症の感染拡大防止のためWeb開催となりましたが、事前に公開されたポスターと3分間のショートプレゼンテーション、さらにブレークアウトルームでの10分間の質疑応答が行われました。発表内容・態度・質疑応答への対応など、参加者による総合的な審査・選考が行われました。
日本水環境学会では、研究意欲の増進を目指し、学会年会での優秀なポスター発表に対して表彰を行っております。発表当日に投票が行われ、年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)が選考されました。ライオン賞は今年で14年目となり、若手研究者への支援が行なわれております。

オンライン上で表彰される染谷さん
(参加者名保護のため画面を一部加工)
 
 

発表内容:
14-ジオキサンは環境中から広く検出されている環境汚染物質であり、ヒトへの発がん性が疑われる化学物質です。通常の微生物では、分解が困難とされておりますが、近年、特定の細菌による14-ジオキサン分解が報告されています。本研究室では、高い14-ジオキサンの分解活性を有する混合細菌系(9-E系)を獲得しており、今回、構成されている細菌種を解明するだけでなく、分解菌の単離に成功しました。さらに14-ジオキサン分解に関与する遺伝子解析について報告を行いました。今後、この細菌系を利用した環境浄化や、14-ジオキサン排水処理への活用が期待されています。


賞状とライオンちゃんを持つ染谷さん(左)井坂准教授(右)

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