東洋大学と伊勢丹新宿店でショーウインドウ10面を作り上げる産学協同プロジェクトを実施しました。
本プロジェクトは2022年6月からワークショップ形式で行われました。参加者は当学科3年生の有志約20名。5グループのデザインコンペで装飾デザインを決定し、(株)丹青ディスプレイの全面バックアップの下で実施設計を行い、材料調達(内壁の和柄の布の選定、竹の選定)、制作(植物等を模した吊り飾り、砂利の金銀の塗装、竹の塗装(一部))も学生が担当しつつ、制作したものです。
テーマは「新春」。デザインコンセプトは桃源郷、鳥獣戯画の兎をアクセントに使用しています。
展示する商品も、正月のお祝い、お年賀、帰省、ご機嫌伺い等々から連想されるものとしてあります。
設置工事は(株)丹青ディスプレイによるものですが、壁面の金銀の紙吹雪の貼付け等は学生も協力しています。
作品は2023年1月17日(火)まで伊勢丹新宿店本館地下ウィンドウ10面にてご覧頂けます。
![]() 産学協同プロジェクトシンボルマーク |
![]() 本学学生も設置準備に協力 |
![]() 完成したディスプレイの様子 |
本プロジェクト担当した名取発准教授のコメント
普段学生はある想定の上で作品作りをしていますが、今回は作ったものが現実に設置され多くの方の目に触れるという良い体験になったと思います。
また事前の勉強会で伊勢丹のブランドイメージ、ディスプレイの考え方もインプット頂き、それらを総合的に咀嚼して考えないと実際のディスプレイにつながらないというのは学生達にとって勉強になりました。学生は無限にあるアイディアから取捨選択してデザインを検討しなくてはいけなかったのは大変だったと思います。また企画・設計・制作・設置までプロの方々と一緒に実践的な活動を行えたのは大学での教育にはない、貴重な体験になりました。最後、実際に完成したディスプレイを見て、ひとつひとつの精度も完成度が高く、素晴らしいディスプレイになったと感じています。
ディスプレイ設置情報
- 展示期間:2022年12月26日(月)~2023年1月17日(火)
- 場所:伊勢丹新宿店本館・地下1階ショーウィンドウ10面
(◆南西側8面:JR新宿駅寄り、B3出入口近く ◆南東側2面:地下鉄副都心線寄り、B5出入口近く)
関連情報
株式会社 三越伊勢丹ホールディングスによるプレスリリース(外部リンク)"