中西善信准教授の著書『公共調達の組織論 : 正統性とアカウンタビリティの罠』が経営行動科学学会優秀研究賞(著書部門)を受賞しました

経営学部経営学科の中西善信准教授が2022年7月に刊行した『公共調達の組織論 : 正統性とアカウンタビリティの罠』が、2022年度経営行動科学学会賞(JAASアワード)優秀研究賞(著書部門)を受賞しました。

同学会ホームページにおいて、「通常外部からは明らかになりづらい行政機関とその行動メカニズムを明らかにしたという点で本書は独自性の高い研究で、(中略)理論的な貢献をしている点や経営行動科学的研究手法の応用し、質的・量的データを駆使して検証を試みている点が高く評価されました。」と受賞理由が記されています。

関連サイト

経営行動科学学会:2022年度経営行動科学学会賞(JAASアワード)選考結果報告
東洋大学研究者情報 データベース:中西善信准教授

【書籍情報】
『公共調達の組織論 : 正統性とアカウンタビリティの罠』
・出版社:千倉書房
・出版年:2022年7月発行
・ISBN:9784805112656

中西准教授メッセージ
本書は、「組織はなぜ、さらなる問題の落とし穴に陥ると分かっていながら外部からの圧力に従ってしまうのか」という問題意識に応えようとするものです。昨今、いたるところ「改革」が叫ばれていますが、それが本当に意味のあるものなのか、外部から言われてしかたなくやっていることなのか、たちどまってよく考えてみる必要があると思います。
このようなテーマを、公共調達(入札)を題材に検討していますが、同様の問題はいたるところで起きています。「はじめに」のページをめくって、面白そうだったら中身へと進んでみてください。

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