6月29日(木)、本学創立者 井上円了の生誕の地、新潟県長岡市にある市立越路小学校の6年生102名が「円了学習」の一環として、白山キャンパスを訪問しました。
「円了学習」とは、日頃から、児童が郷土の偉人である井上円了を学習する活動です。毎年、修学旅行時に本学白山キャンパスを訪問し、円了に関する学習を深めますが、コロナ禍にて2022年度は講演も行えず、2019年度以来の訪問となりました。
当日のプログラム 1 開会式(スカイホール) |
初めに、大学を代表して矢口学長から頌徳碑を毎年清掃していただいている越路小学校の皆さんへの感謝の言葉と歓迎の挨拶がされました。
そして越路小学校の出身である長谷川琢哉研究助手から、井上円了についての特別講義がありました。
特別講義では井上円了と妖怪と自ら考える大切さにクローズアップした内容で、生徒たちは持参したワークシートに聴講した内容を熱心に書いていました。
長谷川研究助手から「井上円了先生は、困難があっても諦めないで大学創設という夢を実現した人であった。皆さんもその強さを、これからの円了学習で感じてください。」というメッセージが送られました。
その後は、クラスごとに分かれて井上円了記念博物館を見学し甫水の森にある円了像で記念写真を撮影し、全てのプログラムを終え有意義な時間を過ごすことができた様子でキャンパスを後にしました。
【頌徳碑 清掃の様子】
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