【受賞・表彰】理工学研究科の清水喬介さん、宮本慶子さんが『2025年度日本建築学会大会(九州)学術講演会 建築社会システム部門若手優秀発表賞』を受賞

理工学研究科建築学専攻の清水喬介さん、宮本慶子さんが『2025年度日本建築学会大会(九州)学術講演会 建築社会システム部門若手優秀発表賞』を受賞しました。

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<受 賞 名> 2025年度日本建築学会大会(九州)学術講演会 建築社会システム部門 若手優秀発表賞
<受 賞 者> 清水喬介さん、宮本慶子さん
<所属研究室> 建築社会システム研究室(田澤周平 准教授)
<受 賞 日> 2025年11月14日

<清水喬介さん>

*受賞者コメント*

この度は、日本建築学会退会(九州)学術講演会建築社会システム部門若手優秀発表賞をいただくことができ、大変光栄に思います。指導教員である田澤先生には、本研究のテーマに取り組む機会をいただき、研究を進めるにあたって多くのご指導をいただきました。深く感謝いたします。本研究は、実務における現場の課題を出発点としており、自分一人の力だけでは到底成し遂げることができませんでした。共同研究者の皆様には、BIMと製造CADの連携という新しい試みに対して、技術的な助言や試行における多大なご協力をいただきました。また、プレキャストコンクリート製造工場の担当者様には、現状のワークフローについて詳細なヒアリングにご協力いただき、実務の視点から貴重なご意見を数多くいただきました。実際の製造現場の声があったからこそ、実効性のある提案につながったと感じております。多くの関係者の皆様に心より御礼申し上げます。研究を遂行する中で、建設業界におけるデジタル化の可能性と、設計・施工・製作の各段階における情報連携の重要性を改めて実感いたしました。今回の受賞を励みに、この研究で得た学びを活かし、今後も建設生産プロセスの効率化に貢献できるよう、精進してまいります。



Shimizu
*研究内容*

これまで建築設計とプレキャストコンクリートの製作図作成は2次元図面による情報共有を行っているためデータ連携に多くの課題があった。本研究では現状のワークフローの調査を行い、課題点を明らかにするとともに課題を解決するための新たなワークフローを作成した。具体的には建築設計におけるBIM(Building information Modeling)と製造業で用いられる製造CADのコンフィギュラブルなモデルとをクラウドサービスを通じデータ連携を行うワークフローを作成した。更にプレキャストコンクリート部材と特定の建築プロジェクトを対象にデータ連携の試行を行った。新旧のワークフローの比較を行い本研究のワークフローの可能性を確認した。

<宮本慶子さん(2025年当時在学)>

*受賞者コメント*

この度はこのような賞を賜り光栄に思います。本テーマを研究する機会を頂き、ご指導頂きました先生方に深く感謝申し上げます。研究内容はまだ未熟な点が多々ありますが、今後さらに知見を深めて研究に励んで参ります。本研究は指導教員の先生のご支援なしでは成し得なかったと存じます。指導教員の田澤先生に心より感謝申し上げます。



Miyamoto
*研究内容*

近年、日本の建設産業においては人手不足や物価上昇に起因したプロジェクト工期の遅延や事業の見直し、中止などが生じており、プロジェクトの発注者の事業リスクが増大している状況である。本研究では米国の特定の発注者により利用されている発注者要件書(Owner’s Project Requirements) とその対となる設計者が作成する設計根拠書(Basis of Design)を分析対象として、発注者の要件をどのように設計に反映させるかを明らかにすることを目的としている。米国の事例では、発注者が主体となり、設計前に発注者要件書のガイドラインの作成と各設計段階における専門家を交えたレビューによって、発注者要件の明確化と設計の適合性、コストの把握が段階ごとに図られていることを明らかにした。また日本のプロジェクトとの比較では段階毎の発注者要件の更新と、設計図・施工図の妥当性について、発注者側に立つ専門家を交えたレビューを行うケースは希であることを明らかにした。

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