2025年9月4日、SDGs達成に向けたプログラムを企業や団体、NPO・NGO等が行う「SDGs Students Dialogue Expo 2025」(主催:日本国際博覧会協会)における、環境省による学生参加プログラムに本学学生が参加しました。
日本とフィリピンの学生がチームを組み、企業から提示されたミッション「アジアの海洋プラスチック問題の解決につながるアクションを発信せよ」に取り組み、その成果を発表しました。
発表概要
海洋プラスチックの37%はフィリピンから流出しているという現状がありますが、フィリピンでは①学校における環境教育があまり効果的でないこと、②海洋プラスチックごみに対する知識や意識が十分でないことなど、さまざまな課題に直面しました。SNS 上でアジアの海洋プラスチック問題の解決につながる情報を発信し、持続可能なアクションを拡散するため、まずは日本とフィリピンそれぞれでのSNS 利用状況を調査し、Instagram で情報発信することに決めました。
海洋プラスチック問題の解決は簡単なことではありませんが、「自分たちにもできることはたくさんある」として、改めて日々の生活を見直すことの重要性などを訴えました。自分たちの身の回りには想像以上にプラスチックがあふれていることに気づくきっかけづくりとして、「ノープラスチックチャレンジ」という動画も作成しました。
また、海洋プラスチック問題については、万博での発表がゴールではありません。本学では今後、SDGs アンバサダーの活動の中でこの課題に取り組むとともに、企業との連携も視野に入れて、継続的に行動をしていくことを検討しています。
▼発表の様子は以下のページ(動画コンテンツ)からご覧いただけます。(本学学生は「グループ3」で、2時間7分24秒から始まります。)
https://www.youtube.com/watch?v=Ndp_B2pvfVc
主催者の環境省担当者の方から、『「ノープラスチックチャレンジ」は考えたこともなく、プラスチックを使ったら1 アウト、というように、ゲームにしてしまうという発想は、行動変容につながりやすく、非常に興味深かった」とのコメントがありました。