2025年9月11日(木)、元東洋大学学長の神作光一(かんさく こういち)名誉教授が逝去されました。
神作名誉教授は、1955年3月に本学文学部国文学科を卒業し、1961年4月から本学(文学部)に奉職。主に、平安朝文学を研究されました。
教学部長、文学部長を歴任ののち、1985年9月から1991年9月まで33代・34代東洋大学学長を務められました。
1987年の大学創立100周年記念事業に尽力し、創立者の教育理念を再評価し、国際化、情報化社会における大学教育の21世紀への展望を示し、白山キャンパス再開発計画着手時の教学責任者として挺身されました。
また、1987年からスタートした「東洋大学現代学生百人一首」は神作名誉教授が発起したもので、今なお続く、本学を代表する取組となっています。
2002年に東洋大学名誉教授となり、2011年春、瑞宝重光章を受章されました。
神作名誉教授は歌人でもあり、2005年から2007年まで日本歌人クラブの会長をお務めになられました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。