本学では、教育研究機関として地球社会の未来へ貢献するためSDGsの推進を掲げ、SDGs活動の一層の活性化、充実および発展を図るために、学生個人または学生団体に対し「東洋大学SDGsアンバサダー」の称号を付与する制度を設け、SDGsに関するさまざまな活動を推奨しています。
SDGs個人アンバサダーは109名を認定
学生個人について、今年度は新たに68名の学生を認定。昨年度から継続する41名を含め、認定者数の合計は109名となりました。
SDGsアンバサダーの学生は、制度の目的や自身が担う役割、活動に必要な基礎知識や学内外の活動事例を学ぶスタートアップセミナーを経て、学内の関係委員会で推薦・承認され、学長から称号を付与されます。
認定期間は2025年6月1日~2026年3月31日です。
SDGsアンバサダー(個人)の認定者数
年度 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
新規 | 49名 | 59名 | 70名 | 59名 | 68名 |
継続 | — | 19名 | 21名 | 34名 | 41名 |
合計 | 49名 | 78名 | 91名 | 93名 | 109名 |
SDGs団体アンバサダーは8団体を認定
社会貢献センターでは、自らの団体の持ち合わせている技術力や特技を最大限に生かしたボランティア活動を行っている学生団体に対して助成を行っており、2025年度は8団体(新規5、継続3)を採択しました。これら団体は「SDGs団体アンバサダー」としても認定し、さまざま活動していきます。
- 学ボラ川越(山古志) 【SDGsゴール目標:11】
中越地震から20年が経過した新潟県旧山古志村で、地域振興を促し、限界地域における復興・発展の在り方を考えていく活動を行います。 - ボードゲーム地域交流団体 ほどのわ 【SDGsゴール目標:4,11】
ボードゲームを通じて子ども向けの居場所づくりと、学校や家庭以外で安心できるコミュニティーを提供する活動を行います。 - 学生NPO FLY 【SDGsゴール目標:1,2,3,4】
貧困、教育格差、若年犯罪といった社会問題の解決を目指し、学習支援、居場所づくりなどの支援と啓発のための活動を行います。 - きりがく 【SDGsゴール目標:4,10,11】
東京都北区の桐ヶ丘地域で、子どもたちに学校や家庭以外の「サードプレイス」を提供し、地域の福祉力向上にも貢献できるように活動を行います。 - RISE -難民・移民と手をつなぐ 【SDGsゴール目標:4,10,17】
日本の子どもたちと日本の昔話を題材にした絵本を制作し、海外の難民の子どもたちに届け、国境を超えた文化交流活動を行います。 - Smile F LAOS 【SDGsゴール目標:1,4,8,12】
日本国内におけるフェアトレードコーヒーの販売会活動、ラオス現地における支援・調査活動(農家訪問・教育支援)を行います。 - こもれび 【SDGsゴール目標:8,11,13,17】
能登半島輪島市の観光客の増加および地域経済の活性化を目指すため、『観光ガイドナビアプリ』の開発を行います。 - 東洋大学点訳サークル 【SDGsゴール目標:10,16】
点字や点訳を知らない人に向けて、講習会や交流会を開催することで啓発を行います。