人間環境デザイン学科生が伊勢丹新宿店本館地下ショーウィンドウに装飾しました ~東洋大学×伊勢丹新宿店産学協同プロジェクトの3年目~

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伊勢丹・株式会社スタジオアルタ・株式会社丹青ディスプレイ・東洋大学の産学共同プロジェクトとして、伊勢丹新宿店本館地下ショーウィンドウ10面に装飾を施す取り組みを実施しました。
学内・社内で好評であったこともあり、今年で3年目の取り組みとなります。

本プロジェクトは2024年5月からワークショップ形式で行われました。参加者は人間環境デザイン学科3年生の有志約50名。複数のグループを作り、デザインコンペを実施のうえ、装飾デザインを決定。(株)丹青ディスプレイの全面バックアップの下で実施設計を行い、材料調達、制作等を行いました。 また、株式会社スタジオアルタからディスプレイの意義や効果などを学ぶとともに、伊勢丹新宿店の実地調査を行いながら、ディスプレイ内に陳列する商品の選定をしました。

テーマは「未来を開く、広がる繋がり」。能登半島地震で大きな被害を受けた北陸を代表するものを飾り、コンセプトを通じて被害からの復興を心から応援するように作品を選定。家族で集まっていたどこか懐かしい「襖」を開けると、北陸三県の文化・伝統が広がっているよう仕上げました。

設置作業に携わった学生は、『自分たちが伝えたいことと一般の方への伝わり方をすり合わせすることに腐心しました。参加メンバーの得意分野を活かし、色紙やレーザーカッターを駆使して作品を作り上げることができました。ウインドウを見て、少しでも多くの方々が能登半島復興に向けた取り組みに興味を持っていただきたいです』と話しました。

作品は2025年1月13日(月)まで伊勢丹新宿店本館地下ショーウィンドウ10面にてご覧頂けます。

プロジェクト担当教員:名取発准教授のコメント

伊勢丹新宿店のご厚意で、3年目もこの時期に展示させていただくことができ、大変喜ばしく思っております。
このデザインは、学生有志のアイデアの良い箇所を取り入れつつ練り上げました。展示作品は伝統和紙と最新のレーザーカッターを用い学生の手によって制作したものです。人間環境デザイン学科は空間デザインコース、生活環境デザインコース、プロダクトデザインコースの3つのコースがあり、それぞれの得意分野を活かした作品となりました。
是非この成果を多くの方にご覧頂きたいと思っております。

ディスプレイ設置情報
  • 展示期間:2024年12月27日(金)~2025年1月13日(月)
  • 展示場所:伊勢丹新宿店本館地下ショーウィンドウ10面
     ー西南側8面:地下鉄丸ノ内線改札寄り、B5出入口付近
     ー東南側2面:地下鉄副都心線改札寄り、B3出入口付近

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