2024年1月に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた日本航空高等学校石川のラグビー部の合宿場所として川越キャンパスを提供しました。
本学ラグビー部が能登半島地震への支援を思案しているなか、3月23日から埼玉県熊谷市で始まる第25回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会に出場することになった同校の合宿場所として、本学ラグビー部の練習拠点となっている川越キャンパスを提供することを考え、
・宿泊場所、浴室利用の機会、寝具の提供
・練習場所(ラグビー場)の提供
・食事提供会社の紹介
などを支援することが決まり、3月11日から22日かけて同校(監督・コーチ・生徒36名)が合宿を行いました。
同校のシアオシ・ナイ監督は「素晴らしい環境を提供していただき本当に感謝しています。生徒たちはとても喜んでいます。大会では良い結果を出せるように頑張ります。」と話しました。
本学ラグビー部の福永監督は「同校から優秀な生徒が本学に入学していることもあり、少しでも力になれたらと思いました。大会では最大限の力を発揮してほしいです。」とエールを送りました。
シアオシ・ナイ監督によると、同校の寮やグラウンドは大きな被害を受けているだけでなく、支援拠点としても使われていることから普段通りの練習ができない状況となっており、大会出場が決まったあとは岐阜県・山梨県などで合宿を続けてきたそうです。本学では、練習の傍らラグビー部の練習のようすなどを見学し、オフ時間では部員と生徒の交流もあり「(本学部員の)寮での生活風景や練習メニューから学ぶべきことが多くあります。」と話しました。