2024年3月9日(土)に赤羽台図書館内のこども図書館『えーる』にて「わんわん読書タイム」を開催しました。
わんわん読書タイムは学齢期の子どもにセラピードッグが寄り添い、安心して楽しい読書を体験してもらうための取り組みです。
本イベントは、公益社団法人日本動物病院協会(Japanese Animal Hospital Association、以下JAHA)が監修し、JAHAが定めるセラピードッグとしての基準を満たした犬とその飼い主および獣医師やボランティアスタッフにご協力いただきました。
当日は参加した子どもに向け、犬という動物の特性や犬との付き合い方についてレクチャーを行った後、飼い主が見守るそばで犬と子どもとが向き合い、犬への本の読み聞かせを楽しみました。
JAHA監修による大学図書館での開催は初の試みであり、本学としても前例のない取り組みとなりました。
参加した子供たちからは「楽しかった!」「犬がおとなしくてかわいかった!」などの感想が述べられました。
また、本イベントの運営に参加した学生は以下のように振り返っていました。
- 静かで安全な環境で、犬に見えるように本の位置を調整している姿が印象的だった。小さい頃に、このような体験をすることは、大人になっても大切な経験として残るのではないか。
- 来館した時はとても活発だった子が読み聞かせを終えた後は静かに動物と接していた姿が印象的だった。
- 人に対する読み聞かせしか聞いたことがなかった。言語でのコミュニケーションができない犬に読み聞かせることは、自分のペースでできるし、安心感があったのではないか。
- 最初は読書に興味がない様子だったが、逃げることなく、集中して読み聞かせていた。
- こういう子どもへの支援活動があることを初めて知った。実際に経験してみたら活動の意義が理解できた。
東洋大学赤羽台図書館では、今後も地域開放・社会貢献の活動を行っていきます。