ドイツ国立美術館の展覧会で井上円了記念博物館所蔵の《四聖像》が展示されています

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▲ドイツ国立美術館(ブンデスクンストハレ Bundeskunsthalle)

2024年は、東プロイセン(ドイツ)出身の哲学者、イマヌエル・カント(1724-1804)が誕生してから300周年となります。これを記念して、ドイツ国立美術館(ブンデスクンストハレ Bundeskunsthalle)では、2023年11月24日から2024年3月17日まで、カントの展覧会を開催しています。

本展には、井上円了記念博物館が協力し、館所蔵の《四聖像》がパネルで展示されています。《四聖像》は、井上円了が「哲学界の聖人」として選定した釈迦、孔子、ソクラテス、カントの4人を描いたもので、明治20年代に日本画家・橋本雅邦(1835-1908)が絵筆をとり、完成させました。今回、本学情報連携学部のライナ・シュルツァ准教授の仲介で、「四聖」について書いたシュルツァ准教授の著書とともに、展示される運びとなりました。

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▲ライナ・シュルツァ准教授と四聖像

関連リンク

【Bundeskunsthalle: Immanuel Kant und die offenen Fragen】
https://www.bundeskunsthalle.de/kant

【CATALOG 井上円了:四聖像】
https://www.toyo.ac.jp/dp/enryo/catalog-enryo/#page=8

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