——「今日からいっしょに」外国にルーツを持つ子どもへの<初期対応> 2023年度・地球っ子グループの取り組みから——
外国籍住民の増加ならびに定住化が進み、外国にルーツを持つ子どもも増加し、日本の学校に通うことは当たり前の光景になっています。2023年1月に東洋大学人間科学総合研究所では、首都圏で子どもの日本語教育に携わる方にご登壇いただき、その現状と課題を議論しました。そして、<初期対応>として、日本語学習や学校への適応など子どもたちの頑張りを求めるだけでなく、親へのサポートや周りの理解など幅広く働きかけていく必要があるとの認識を新たにしました。
地球っ子グループは2023年度に、小学校における初期対応の実践、東洋大学と連携した親子での大学見学会とワークショップ、地域での「ファミリー日本語」を行いました。本シンポジウムでは、これらの実践例から、具体的にどのような<初期対応>が可能なのか、そしてその課題は何かを考えます。
日時・主催/協力
2023年12月8日(金)16:00~18:00
主催:東洋大学人間科学総合研究所(地域での支援力を生かす子ども相談支援の開発支援)
協力:地球っ子グループ
報告
(1)クラスとつなげる<初期対応>——さいたま市立の小学校での実践
報告者:
井上 くみ子(地球っ子グループ・多文化子育ての会Coconico)
髙栁 なな枝(地球っ子グループ・地球っ子クラブ2000)
(2)笑顔ではじまる日本の暮らし——「ファミリー日本語15時間」
報告者:芳賀 洋子(地球っ子グループ あそび舎てんきりん)
(3)親子で考える、ちょっと先の未来——東洋大学での「夏休み多文化子どもシンポジウム」
報告者:村上 一基 (東洋大学社会学部)
【ディスカッション】
コメンテーター:池上 摩希子(早稲田大学国際学術院大学院日本語教育研究科)
オンライン配信(Zoom)
申し込み方法(事前登録)
お問い合わせ先
メールアドレス:東洋大学社会学部・村上一基(murakami069@toyo.jp)
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関連イベント
12月12日(火)20:00~22:00(Zoom開催)
感想や考えたことを共有する振り返りの会(参加方法はシンポジウム当日にお知らせします)