文学部日本文学文化学科の学生が第17回全日本学生・ジュニア短歌大会で文部科学大臣賞を受賞

IMG_0491▲第17回全日本学生・ジュニア短歌大会で文部科学大臣賞を受賞した栗田 岳さん

本学文学部日本文学文化学科4年生の栗田 岳(くりた がく)さんが第17回全日本学生・ジュニア短歌大会高校・大学専門学生の部で文部科学大臣賞を受賞し、2023年10月28日(土)に明治神宮参集殿で開催された授賞式に出席しました。

第17回全日本学生・ジュニア短歌大会は日本歌人クラブ主催で行われ、授賞式では四賞(文部科学大臣賞・毎日新聞社賞・東京都教育委員会賞・日本歌人クラブ賞)、選者賞、秀作賞の表彰と講評が行われました。

栗田さんは高校から短歌を始め、高校3年次には本学が主催する「第33回東洋大学現代学生百人一首」に応募し、入選しています。その後も継続して短歌創作に取り組み、この度受賞にいたりました。

<栗田さんの受賞作>
 解体を終えて祖父母が居た土地は百年ぶりの春を吸いこむ

<受賞を受けてコメント>
「文部科学大臣賞受賞の連絡を頂いた時は、鳥肌が立つほどの強い感動を覚えました。短歌を始めて五年ですが、これまでの取り組みが評価されたのだと嬉しく感じています。思い出深い祖父母の家の解体は、私にとって複雑なものでした。しかし、その景色を短歌に残し、評価していただけたことで、複雑な感情を美しい思い出に変えることができました。私は4月から教員の道に進みます。今後は生徒達に日本文化や日本語の美しさを伝えていきたいと思っています。そのためにも、東洋大学での学びや短歌創作で得た学びを活かしていきたいです。私個人としても、読んだ人を感動させることができるような短歌を作り続けていきたいと思います。」

▼学外リンク

日本歌人クラブ「全日本学生・ジュニア短歌大会」

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