生命科学研究科生命科学専攻・博士後期課程2年の赤羽根健生さんが、2023年9月14〜15日に佐賀大学において開催された日本作物学会第256回講演会において優秀発表賞(口頭部門)を受賞しました。この優秀発表賞(口頭部門)は、講演会において優秀な口頭発表を行った若手・学生に贈られるものです。
受賞対象となった発表は「TGW6の遺伝的機能喪失とオーキシンを介したデンプン代謝の関係」で、イネの収量を制御する遺伝子として知られるTGW6の機能喪失がデンプン代謝に及ぼす影響を詳細に明らかにしたものです。赤羽根さんは、日本学術振興会特別研究員としてTGW6の機能喪失を再現する阻害剤の開発研究も行っており、研究のさらなる発展が期待されます。