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【著作紹介】学際的科学としての言語学研究 吉田光演教授退職記念論集

[2020年11月更新]

学際的科学としての言語学研究 吉田光演教授退職記念論集

著者:田中 雅敏(法学部法律学科 教授) 【共編】
出版社:ひつじ書房
出版年:2020年3月発行
ISBN:9784823410178
所蔵館:所蔵状況を確認する

内容:
本書は、広島大学大学院総合科学研究科教授吉田光演先生が、2020年3月に定年を迎えられるに際し、国内外のドイツ語学・言語学研究者が寄稿した記念論文集である。
吉田教授は、言語学者・教育者として多大な功績を残され、多くの言語を対象に専門分野は多岐にわたる。
本書に収録された論文は、音韻論、統語論、意味論、語用論から言語教育、コーパス言語学、通訳理論まで様々な分野に広がっており、言語学研究の学際性を例証するものである。

 

教員メッセージ

 本書は、ドイツ語を中心にしつつも、日本語や英語、中国語なども対象として、言語学分野における多方面の最先端研究論文を収録しています。
 高度な言語能力の存在は、人と他の生物とを分ける大きな特徴の一つです。言語を探求することは、ひいては、人間の本質の探究であり、東洋大学が掲げる「哲学」にもつながるものです。法学と言語学のインターフェイスにあっては、法文書に見られるモダリティ(「~べからず」や「~でありうる」「~に違いない」など)の分析が学際的に可能です。「AならばB」が真であるとき、「BならばA」もまた真である、との誤った認識(誤謬(ごびゅう))を持たないように、論理学を知ることも重要です。語用論に代表される、言葉の伝え方の科学では、言葉によって相手を鼓舞することもできれば、自信を喪失させてしまうこともありうる観点から、教育分野における言葉の選び方、などの分野横断的なアプローチも考えられます。
 このように、言語が人の知的活動の根幹を成すものであることを、本書は異口同音に述べています。東洋大学生のみなさんが、言葉により関心を持っていただければ幸いです。

[共編者] 田中 雅敏(タナカ マサトシ)

東洋大学法学部教授。博士(学術)。専門はドイツ言語学・ドイツ語教授法。ポツダム大学、ザルツブルク大学などで在外研究。著書に『わたしのドイツ語』(白水社)、『講座ドイツ言語学』第1巻(ひつじ書房、共著)、『中級学習者のためのドイツ語質問箱 100の疑問』(白水社)、『どんどん話そうドイツ語』(郁文堂)など。2016年10月〜12月(第1期)、および2018年10月〜2019年3月(第2期)にNHKラジオ講座「まいにちドイツ語」応用編(ドイツ語発見の旅1・2)を担当。

関連リンク

東洋大学研究者情報データベース(田中 雅敏准教授)
法学部◆NHKラジオ「まいにちドイツ語応用編」に田中雅敏准教授が出演します