【著作紹介】すぐにできる! 双方向オンライン授業 Zoom、Teams、Googleソフトを活用して、質の高い講義と化学実験を実現
[2021年1月更新]

著者:後藤 顕一(食環境科学部食環境科学科 教授) 【共編】
出版社:化学同人
出版年:2020年7月発行
ISBN:9784759820430
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内容:
コロナ禍で,高校,高等専門学校,大学の教育現場では,多くの先生方がオンライン授業(遠隔講義)を行う必要に駆られ,試行錯誤が続いている.
本書では,化学教育に長年従事している著者と,情報分野の教育経験が豊富な著者との共著によって, Zoom,Teams,Google Classroomなどを使って,効果的に遠隔授業を行うための準備や授業での対応,評価などを懇切丁寧に解説する.
双方向のオンデマンド型・双方向のオンライン型の授業事例を扱う.
化学実験を在宅で挑戦させる試みは見ごたえ十分.
教員メッセージ
2020年,突然起こったコロナ禍において,多くの学校や大学では,これまで経験をしたこともない授業形態の変革を余儀なくされました。著書である私も初めてのことばかりで、大変対応に苦悩しました。
遠隔授業等の状況であっても,国が求めるアクティブ・ラーニング,カリキュラム・マネジメントといった要素を組み入れながら,もがき苦しみながら,学習者のために何がなしえるか,どのように構想して,実践していくかについて,検討に検討を重ねました。
本書は、理論と実践とを結びつけた挑戦的な事例紹介型の書籍であるといえます。ただ単なる機材や遠隔授業等の方法マニュアルではなく,期せずして始まった「これから求められる大学での新しい学び」のたたき台となればと思っています。
是非,クリティカルに,ご一読いただき,これからの時代を生き抜く学生のためにより良き授業を構想,実践,検証されるきっかけにしていただければ,これに勝る喜びはありません。
[著者] 後藤 顕一(ゴトウ ケンイチ)
- 【所属】
- 東洋大学 食環境科学部 教授
- 東洋大学 教職センター長(教職センター長挨拶)
- 【学位】
- 博士(学校教育学)(兵庫教育大学連合大学院)
- 【受賞歴】
- 2020年3月 日本化学会 化学教育有功賞(第37回)
化学教育,理科教育,教科教育,科学教育を中心に研究をしております。
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