MENUCLOSE

【著作紹介】スモールビジネスの経営力創成とアントレプレナーシップ

著者:東洋大学経営力創成研究センター 【編】
出版社: 学文社
出版年:2019年 3月発行 
価格:2,600円+税
ISBN:9784762028779
所蔵館:白山


学文社の紹介ページ

 

 

教員メッセージ

 本書は、2004年以来15年にわたり文部科学省の私立大学研究力高度化及び基盤形成事業の支援を受けて活動してきた東洋大学経営力創成研究センターにとって、6冊目となる研究成果です。本センターでは毎年研究年報を継続して刊行しておりますが、書籍においては、本センターの研究活動を踏まえ、日本及びアジアのスモールビジネスの成長を導く経営力創成に関する研究テーマの深化・拡充を狙いとしております。

 本書では、スモールビジネスが日本及びアジアの経済発展にとって重要な役割を演じつつある現実を踏まえ、経営力創成をアントレプレナーシップに求めるとともに、アントレプレナーシップ概念をシュンペータ型起業家論とカーズナー型企業家論の視点から整理した研究成果を提示するとともに、今後の日本及びアジアのスモールビジネスの経営力創成の重要性を解明する成果になっております。

 本書の成果がその狙い通りになっているかどうかについては読者の皆様のご判断に委ねざるを得ませんが、本書が広く読まれ、本書が提示したアントレプレナーシップがスモールビジネスの経営力創成に果たすべき重要な役割に対する認識が高まり、日本及びアジアのスモールビジネスの成長に些かなりとも寄与することを願っております。

 

目次

研究概要

第1章 スモールビジネスとオープンイノベーション
―中小企業と大企業との産産連携を中心に―


1 はじめに
2 最近のオープンイノベーションの動向
3 オープンイノベションの現状と課題
4 事例分析
5 おわりに


第2章 もの作り中小企業における経営力創成への挑戦
―高塩技研工業㈱のケーススタディを中心として―


1 国内外の環境変化への対応
2 高塩技研工業㈱の特色あるもの作りへの挑戦
3 ユーザーサイドに立脚した製品づくり
4 新たなビジネスモデルの構築とその創造
5 製品に対する国内外からの評価
6 今後の課題と展望



第3章 タイにおけるもの作り SMEsの組織化
―Thai Subconの形成と展開―


1 はじめに
2 「中所得国の罠」の原因
3 Thai Subconの形成と展開
4 Thai Subconの活動と成果
5 「中所得国の罠」脱却の条件
6 おわりに


第4章 不確実性下の退出基準

I はじめに
2 確実的状況下の退出基準
3 リアルオプションモデルの退出基準
4 退出基準の特性
5 退出のタイミング問題


第5章 創業者のビジョンと企業ドメインの形成
1 はじめに
2 企業ドメインと創業者のビジョン
3 事例:株式会社ウッドワンの企業ドメインの確立
4 おわりに


第6章 企業家育成における企業家の意思の意義
I はじめに
2 企業家教育における企業家の意思
3 企業家の意思の促進要因
4 考察
5 おわりに


第7章 起業家精神と起業家教育
1 はじめに
2 各種報告書にみる日本の起業動向
3 起業動機の要因
4 アントレプレナー(entrepreneur) の登場の背景
5 起業家(精神)教育の基盤
6 日本の起業家教育の現状と課題
7 米国にみる体験型起業家教育モードの実践
8 起業家教育プログラムへの起業家精神概念の導入
9 体験型起業家教育モードの実例にみる起業実態
10 おわりに


第8章 中小企業の企業家育成基盤としての経営体制
1 はじめに
2 イノベーションの視点からみた中小企業
3 中小企業のイノベーションと組織間関係
4 企業家機能と経営機能
5 中小企業の経営体制と企業家的経営者
6 おわりに

あとがき 

 

[執筆者一覧]

井上善海(第1章)、石井晴夫(第2章)、西澤昭夫(第3章)、董晶輝(第4章)、大原亨(第5章)、小野瀬拡(第6章)、幸田浩文(第7章)、柿崎洋一(第8章)


関連リンク

経営力創成研究センター