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【TOYO GLOBAL DIAMONDS】理事長メッセージ

理事長挨拶

学校法人 東洋大学 理事長  安斎 隆

2019年4月掲載

■ 時代はグローバル・イノベーションを求めている

人口の減少、高齢化の進行など、日本の構造的課題を考えると、日本経済の成長力低下が懸念されます。それを克服する途はイノベーションを背景に経済のグローバル化を展開するしかありません。

ところが、国際情勢は楽観できない状況になっています。国際構造が多極化して合意形成が困難となり、グローバル・リスクが高まっています。地域紛争や宗教対立が激しさを増し、世界経済の成長力が低下傾向にあり、通貨、金融が不安定な動きを続けています。地球温暖化現象も深刻となりつつあります。世界がこうした不安定要因を克服するには、グローバリズムの上に新しい秩序と価値を創造するグローバル・イノベーションを展開することが必須の条件であります。資源も、エネルギーも、食糧も、市場も海外に依存する我が国としては、グローバリズムの定着とイノベーションの加速なくしてその存立は不可能です。今こそ日本はグローバル・イノベーションの先頭に立たねばなりません。

■ 人間の能力が原動力

グローバル・イノベーションの促進を図る原動力は人間の能力です。未来への展望をもち、目を世界に拡げ、未知の分野に挑戦し、世界の人々を説得するコミュニケーション力を備え、着実に行動を展開する能力が不可欠なのです。「TOYO GLOBAL DIAMONDS」構想から繰り出される各種プログラムを活用し、自らを磨き続けることにより輝き続ける学生諸君の活躍を祈念しています。

■ 知的交流と連携が鍵

現在の経済社会では網の目のように多角的な連携関係が成立しています。本学も、それぞれの専門分野で学問の真理を探求するとともに、学部を超え、学科を超えて知的交流と連携を進め、創造的な貢献を推進していかなければなりません。国際、学際、情(報)際、そして業際の視点を通じ、グローバル・イノベーションの理論構築と政策展開を進める能力の向上に邁進していきます。