School motto, Emblem, Song
校訓・校章・校歌

校訓

自立・友情・英知

東洋大学の建学精神「諸学の基礎は哲学にあり」を基底にすえ、「自立、友情、英知」の校訓のもと、人間性豊かでたくましく生きる力と基礎力を身につけ、国際感覚を有する人間を育てる教育をめざしています。

校章

本校の校章は、学祖井上円了博士の説く哲学の教えをあらわした「観想の華(哲学の華)」をかたどってあります。
仏教や哲学で教えられている「一つのことがらに心を集中して深く考察する」「真理を静かに探求する」などを意味しており、菊を中心に、梅、蘭、竹を配しています。同時に「高潔なことが君子に似る」との意味を表し、徳行の備わった四君子(カント、孔子、釈迦、ソクラテス)の生き方を象徴しており、本校教育のシンボルです。

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井上円了について

井上円了は幕末の安政5(1858)年、越後国長岡藩西組浦村(現在の新潟県長岡市浦)のお寺の長男として生まれ、明治14年、設立間もない東京大学文学部哲学科にただひとりの1年生として入学しました。勉学を通して「洋の東西を問わず、真理は哲学にあり」と確信します。当時のわが国は欧米文化至上主義の時代で、円了の目には西洋化に踊らされる日本を憂いていたと思われます。ここでいう哲学とは、「万物の原理を探り、その原理を定める学問」であり、それは観念的演繹的な哲学ではなく、事実と実証にもとづく哲学であるという点が強調されました。井上円了が教育で目指した哲学は、いわゆる「哲学者」の養成ではなく、思想や精神を練磨する術であり、他に応用する能力も身につけなければならないものであると説いています。

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校歌

書写を仰げば 燃え立つみどり
夢はひろがる 播磨の海よ
希望の光みちわたり 英知の泉ほとばしる
姫路中学 われらが窓に
青雲映えて 清くかがやく

ゆけよはてなく 夢前川の
水もはるかに 世界にかよう
自立の気風はつらつと 青春の胸大志あり
姫路中学 友情あつき
友寄るところ 力みなぎる

花がいろどる 名城高く
日毎のびゆく 平和の都
鶏声台の伝統と 理想をここにうけつぎて
姫路中学 われらが上に
明日待つ星座 永遠にかがやく

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