国際学部 学部長 荒巻 俊也

学部長メッセージ

グローバルとローカルの
双方の視点で
社会にイノベーションをもたらす

グローバル化する社会の中で、ヒトやモノ、情報のやりとりを支えるさまざまな社会の仕組み(システム)は多様な課題を抱えており、文化や価値観といったわれわれの考え方も含めた変革(イノベーション)が求められています。とりわけ2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の猛威は、社会システムそのもののイノベーションの必要性をわれわれに認識させたのではないでしょうか。そのような中で、創造性と起業家精神に満ち、果敢に行動することを厭わない、われわれの社会にイノベーションを起こしうる人材の育成が求められています。一方で、このようなイノベーションを実社会に根付かせ、グローバル化する社会の中でさまざまな地域の発展に貢献していくためには、グローバルな視点をもちつつもさまざまな地域の独自性を理解し、実際の地域社会において開発支援やビジネスなど実践的な活動を展開できる人材の育成も併せて求められています。

グローバルな視点から社会システムにイノベーションを起こしうる人材を育成する「グローバル・イノベーション学科」、“ Think Globally, Act Locally”をスローガンにさまざまな地域の地域づくりに貢献する人材を育成する「国際地域学科」の2学科体制で2017年度よりスタートした国際学部では、2020年度に初めての卒業生たちがグローバル社会での活躍を目指して巣立っていきました。皆さんも是非先輩たちに続いて,将来グローバル社会において活躍していくことを目指し、この学部で積極的な学びを展開していただくことを期待しています。

国際学部 学部長

荒巻 俊也

Toshiya Aramaki

PROFILE プロフィール

所属
国際学部 国際地域学科 教授/博士(工学)
専門分野
土木工学、土木環境システム、環境創成学、持続可能システム